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あなたにとって「人生」とは?|【自分の中に毒を持て】

どーも!
わーさんです!

日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。

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自分の中に毒を持て

岡本 太郎

著者

岡本 太郎(おかもと たろう)
・芸術家
・1970年、大阪万博で「太陽の塔」を製作し、国民的存在になる。

本書の概要
・人生とは、どんなものなのかを知る。
・毒を持って生きる人生とは?

今回は、本書が4章構成になっておりますので、各章からキーとなると思った部分を私なりに書いていきます。

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■第一章 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない

この章の一番のポイントは「危険な道をとる」ということです。

日本人は「安全な道」をとる人が多いのかもしれません。

ただ、安全な道を選択したとしても、面白い人生にはならない。

自分の内側から爆発するような経験を得ることができない。

それだと、人生を存分に楽しむことができない。

それが問題なのです。

・・・

「人生とは、気持ちを爆発させて、その瞬間のモノゴトを全力でやること。」

私は本書を読んでそう思いました。

たとえ、そのモノゴトが成功しても失敗しても全力でぶつかることができた。

人生はそれだけでいいのです。

その全力さが大切なこと。

人生の鍵になると感じました。


「自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。」


■第二章 個性は出し方 薬になるか毒になるか

個性を出すことによって、変化するモノ

それは「自分自身」です。

周りの人間が変化しなくても、自分自身は変化することができる。

そのため、全力で個性を出す。

これが大切なことです。

・・・

たとえ、世の中が変化する感じがしないからといって諦めてはいけない。

自分だけは個性を出し続ける。

自分が正しいと思ったことを信じる。

その気持ちが大切なんだと感じました。


「ぼくは絶対に、変わらない社会と妥協しない、これが僕の姿勢だ。」


■第三章 相手の中から引き出す自分 それが愛

愛に形式などはいらない。

私はそう感じながら、この章を読んでいました。

著者自身も「結婚という形式」を好んでいません。

そうすることによって、萎縮してしまい、つまらない人間になるからです。

また、普通の人であれば、
結婚することによって、お互いの愛情がカタチになって表現されるとも考えますが、別にそんなことをしなくても、カタチになることはある。

そのため、形式に囚われない愛のカタチを見つけるのも、ひとつの生き方だと思いました。

開放的になることだけは忘れてはいけないのです。


■第四章 あなたは常識人間を捨てられるか

人間にとって一番大事なこと。

それは「無条件に生きる」こと。

それが、「人間という芸術」ということなのかと感じました。

・・・

現代人は、あまりにも「条件」が多い中を生きている。

決まりが多い中を生きている。

それによって、個性が死んでしまう。個性が死んでしまっている。

とても、大きな問題である。

できることは、開放的に、無条件に生きること。

忖度なく、感情のままに人と人とが繋がり合い。生きる。

これこそが、生きる上で一番大切なことなのかと感じました。


人間本来の生き方は無目的、無条件であるべきだ。それが誇りだ。


まとめ

今回は『自分の中に毒を持て』を紹介しました。

日本人思考で一番思いつく言葉が「安定」だと私は思っています。

・生活の安定
・収入の安定
・人間関係の安定

つまり、日本人は人生がある程度、構成されてしまえばそれ以上変化が生まれにくい思考をしています。

それだと、面白くない。

岡本太郎は全く反対の人生を歩みました。

むしろ、それこそが「本当の安定」だったのかなとも感じています。

常に、常識を求めず、自分自身が信じたことを貫き通す。

その瞬間を最大限に生きる。

そんな人生を私も築いていきたいと思いました。

自分の中に気持ちを爆発させ続けて。



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