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「妄想」を現実に|【直感と論理をつなぐ思考法】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。
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『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』
佐宗 邦威
著者
佐宗 邦威(さそう くにたけ)
・株式会社BIOTOPE/チーフ・ストラテジック・デザイナー
本書の概要
・妄想を手懐けて、具体化する技術を手に入れる
・あなたの中に眠っている、思考力を目覚めさせる
今回は、どのように「妄想」を手懐けるのかを簡単に紹介していきます。
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■「ビジョン思考」がすべての鍵になる
本書では、思考を生み出すサイクルとして「ビジョン思考」という言葉を使っています。
ビジョン思考は「妄想」→「知覚」→「組替」→「表現」を繰り返すサイクルのことです。
妄想を起点・駆動力にすることで思考していきます。
・・・
一般的には「PDCAサイクル」などがあると思います。
これは、PのPlanから始まるサイクルですが、
あくまでもプランですので「妄想」から始まっているわけではない。
何か目的があって、
その目的に合わせて計画を進めていく。
ただ、ビジョン思考は
妄想が鍵になるので、計画的ではない。
そのため、自由に想像力を働かせることができる。
この部分が大きいのです。
目的を絞りすぎると、
視野が狭くなることが考えられます。
それにより、ムダだと思うことを
受け入れにくいことがあるのです。
ただ、妄想を使うことにより、自由に考えられ、妄想力のおかげで新しい発見を生み出すことができるのです。
■頭よりも手を動かす
人間は頭だけでも考えることができます。
ただ、手などの五感を使うことによって、
頭で考えることがより刺激されます。
手を動かしてみると、
頭で考えていなかった動きなどを考えることができる。
そのため、頭から考え始めるのではなく、手を最初に動かす意識を持つ。
そして、頭を使って思考力を
上げていくことが大切になってきます。
■「紙×手書き」がキホン
思考力を引き出す鍵は「アナログ」にあります。
思考力を引き出すには、自分だけの時間。
いわゆる「自分モード」が必要になります。
その時間を使って、思考を引き出すのに「紙」や「ノート」に妄想を書くことが一番効果的なのです。
現代では、デジタル製品のクオリティも高いです。
ただ、パソコンやタブレットなどは、思考を阻害する誘惑が多いです。
メールやネット環境などによって、意識がそれる場合があります。
また、「余白」にたどり着くまでの時間がかかるのです。
メモ機能などのアプリを開く時、ロックを解除して、アプリを開いてなどの工程があるため、その場合も意識がそれてしまいます。
そして、タイピングなどの作業は
脳が処理するには早すぎる懸念点もあります。
そのため、紙に手書きで文字や絵を描くのが、一番思考力を働かせやすいのです。
まとめ
今回は「直感と論理をつなぐ思考法」を紹介しました。
「思考」などの”考えるチカラ”というのは、これからの時代でより価値を持つものになってきます。
そして、自由に考えること。
周囲の人が否定しても、自分だけは価値があると思える想像力。
それが、のちに世界を動かす思考になるかもしれません。
それだけ、思考というものには無限の可能性が含まれているのです。
そのため、どんなことでもいいので考える。
そして、手を動かして、残しておく。
これが大事な作業です。
思考力は紙とペンがあれば簡単に始めることができます。
どんなにくだらないと思ったことでもいいので、最初は自分だけしか見ないメモとして書き始めるのはどうでしょうか?
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