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神様が教えてくれる「終わりの考え方」の名言|【夢をかなえるゾウ4】

どーも!
わーさんです!

日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。

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夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

水野 敬也

著者

水野 敬也(みずの けいや)
・愛知県生まれ
・慶應義塾大学経済学部卒
・著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズ

本書の概要
・名言を通じて人生にきっかけを与える自己啓発小説
・小さな行動が大きな変化をもたらす

今回も本書から私が読んでよかったと思う名言を3つ紹介します。

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■お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいのか夢想する

「もちろん、今やってる仕事の中に情熱を見出していくんも大事やで。ただ、もし自分がこれまでの人生で、情熱を燃やせる分野を本気で探してこうへんかったなら、いったんお金のことを脇に置いて自由に考えてみいや。いうても、仕事を生活の手段やて割り切ったとき、一番脇に置いてかれるのが、やりたいこと-つまり、情熱やからな」(p.101)

年を重ねたり、仕事をしている年数が長くなると、どうしても現状しか見えなくなってしまいます。それによって、本当はやりたいことがあっても、お金のことを考えてしまって、次の一歩を踏み出すことができなくなってしまい、やりたいと思っていることを諦めてしまうこともあるのではないでしょうか。

お金のことを考えて行動するのではなく「自分はこれをするために生まれてきた」と思うものに取り組む。それを探す。

そのことに全力を注ぐことができるモノこそ「情熱」を注ぐことができるモノだと思います。


■人に会ってわだかまりをとく

「自分、仲違いして疎遠になってもうてたり、お世話になったのにお礼が言えてへん人おらへんか? そういう人に直接会って心のわだかまりをといてみい。それができる器の持ち主こそが、会社や家族を末永く繁栄させられるんやで」(p.122)

人生を生きていれば、関係がギクシャクして、それきりになってしまった人や、お世話になったのにその気持ちを伝えるタイミングを逃してしまった人もいることだと思います。特に家族とかはそうかもしれません。

意見が対立して関係を拗らせてしまったり、最期の機会を看取ることができなかったりして、その後の人生を後悔しながら生きている人もいるかもしれません。

そうした後悔を残さないためにも、心の中に残っている人に会いに行く。連絡を取ることによって、モヤモヤを払うことができるはずです。

今までできなかった「過去を許す気持ち」がその先の未来を明るくしてくれるのだと読んで思いました。


■「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る

「頭で考えて終わりにするんやのうて、まずは書き出してみることが大事やねん。できへんかもしれんて考え始めると、楽しくなくなってしまうやろ? せやけど、ワクワクしながら気軽に書き出していけば忘れてもうてた願望も思い出せるし、気持ちが高まれば行動に移したなるから実現しやすくなるもんやで」(p.151)

つい頭で考えてしまうと、そのことに対して「できない」と反応してしまったり、忘れたりします。

まずは「20個」書き出してみることで、自分がやりたいことをどのように考えているのかを知ることができます。案を出してみると、そのうち今日にでも達成することができそうなことは数個あるはずです。

あとはその楽しい気持ちのまま、行動に移すだけ。実際に達成することができれば、怖い気持ちや悲観する気持ちが薄れて行くはずです。

「実現することができる」という確信をたくさん作ってください。


まとめ

今回は『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 』を紹介しました。シリーズの4作品目で、今回は「死」が物語のテーマになっています。

健康的に日常を過ごしていれば、自分の最期のことなんてほとんど考えることがないと思います。ただ、その瞬間は突然くるかもしれません。

また、大切な人の最期が突然来ることも考えられます。そのため、最期の瞬間をどのように迎えたいのか?自分が死んだ後、その後も生きていく人に何を残すのかを考える機会にしてもいいのではないでしょうか?

人生の生き方を改めて考えるきっかけにして欲しい一冊です。



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