人に提案するときは、前提条件を広げておくと良き
『筋トレが最強のソリューションである』を読んでいます。筋トレ以外にも、いろんなことを学ばせてもらっています。
この本は、なぜ筋トレすべきかを、面白く、わかりやすく書かれている本です。
目次はこんな感じ(一部編集しています)
・死にたくなったら筋トレ
・アンチエイジングとは筋トレ
・モテたかったら筋トレ
・仕事ができる人は筋トレしている
・ダイエットには筋トレ
・長生きしたいなら筋トレ
・自信がない人は筋トレ
筋トレがしたくなる見出しばかりです。
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なかでも、
『筋肉ちゃんを育てるのに必要な三大要素は、筋トレ × 食事管理 × 睡眠ってのがカギ』とあります。
『筋トレオタクは栄養バランスを考えるしよく眠る』
よって、『筋肉を追い求める結果、最高の生活習慣が手に入る』
こんな調子で、なぜ筋トレすべきかが、たくさん書かれています。筋トレしたくなります。
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ただ、それ以上に学んだことは、
この本のいう「筋トレ」には、トレーニングそのものだけじゃなく、睡眠と食事管理が含まれているということです。
筋トレするということは、トレーニングだけでなく、睡眠と食事の管理もするということ。
だから、アンチエイジングに通じる、「モテ」に通じる、「仕事ができる」に通じる。
こんな論法です。
筋トレするなら、睡眠と食事もセットでね?という前提で話されると
睡眠と食事もやんなきゃ!いや、むしろやりたい!と思えてきます。
不思議です。筋トレの話をしていたのに、いつも間にか、生活習慣を整えることにつながっている。
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もしかしたら、人に何かを提案するときは、前提条件を広くもっておくと良いのかもしれません。
例えば、受験勉強をがんばるということは、勉強だけじゃなく、睡眠、食事管理もがんばるということ。
こういう前提で話すと、受験勉強がんばると、人生全体が良くなるよ?と言えそうです。
例えば、子供の教育を考えるならば、何を習わせるかだけじゃなく、親の背中を見せるために、親自身の睡眠、食事、仕事も考えるよね?
こういう前提で考えると、子育てをがんばると、人生全体がよくなるよ?と言えそうです。
『筋トレが最強のソリューションである』という本を読んでいますが、
前提条件を整えれば、なにごとも「最強のソリューション」に仕立てあげることができそうです。
■■今日の教訓(ポイント)■■
人になにかをオススメするとき、
なぜそれがいいのか、そのこと自体を勧めるだけでなく
効果を及ぼす範囲を最大限広げて伝えると良いかもしれない。
■■以上■■
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