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悩みは人に相談するより、○○をすることで解決する。

こんばんは、ひまわりです🌻


本日は、幸福の心理学をテーマに書いていきます。

幸福を最大限にするために、どうするべきかを心理学実験から学び実践していきましょう🌻✨


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辛さは分け合っても減らない


人は誰しも生きていれば、辛いことに遭遇する。

長く続いていた関係が壊れる
愛する人が死ぬ
会社をくびになる
病気にかかる

悪くすると、1日のうちにそのうちのいくつかが重なったりしかねない。


世間の常識も
一般的なカウンセリングも
心理セラピーも

不幸を乗り越える最良の方法は

辛さを人と分け合うことだ

と述べられている。


問題をわけあえば、辛さが半分になる

というこの方法を実践する人たちには

自分の感情を吐き出せば気持ちが軽くなり、浄化され、マイナスの感情を追い出して前に進むことができる

という考えが根底にあるのだろう。


たしかにそれはいい方法にも思える。

感覚的に受け入れやすい。


実際に

1999年の調査

によると、90%の人が、不幸な体験を他の人に話せば気持ちが楽になると考えている。



しかしそれは本当だろうか?



この問題について行われた実験がある。



ルーヴァン大学の心理学者エマニュエル・ゼックとベルナール・リメが行った実験(2005)


参加者の人たちに自分が体験した嫌な体験から些細な事柄を除いて、「最も精神的に苦痛だったこと、今も忘れることができずに、人に必要を感じること」を選び出してもらった。

それは、

身近な人の死、病気、虐待まで、問題は深刻であった。


半数の参加者には、その内容を話してもらい
半数の参加者には、ごく普通の典型的な1日を話してもらった。

1週間後と、2ヶ月後に、参加者全員自分の感じている幸福感についてアンケートを答えた。


実験結果

自分のトラウマを話した人たちは、話したことが役にたったと感じた。

だが、話したことで何かが変わった形跡はなかった。

実際に幸福度の度合いは、平凡な1日について話した人たちと差がなかった。



では、嫌な体験を相手に話しても基本的に意味がないとしたら


苦痛を癒すためにどのようにすべきだろうか。


心理学的提案

①打ち明け日記を書くこと
トラウマを体験した被験者に、毎日数分で自分の内部にある考えや気持ちを書いてもらう実験が行われている。例:解雇されたばかりの人に、失業が個人として自分と職業人としての自分にどう影響したか、本音を書いてもらった。
結果:書き出したことで精神面でも肉体面でも大いに元気づけられ、健康が回復し、自信や幸福感が増した。



ひとつの疑問

人に話すことは効果がないのに、書き出すことはなぜ効果があるのだろうか。


心理学的解説

話すことと書くことは大いに異なる。

話をすると、とりとめがなくなり、あちこちに飛んだり混乱したりする場合が多い。

かたや文章には筋道や構成があり、出来事に意味をもたせ、解決に向かわせる力がある。

話すことは混乱を更に深める可能性があるのに対して、書くことは系統だった問題解決への手段となる。

この方法は、トラウマ体験をした不幸な人たちの役に立つことは明らかである。




いかがでしょうか?🌻

あなたは上記内容に納得し、悩みを書き出すことが有意義なものであることは理解できたはず。


しかし、このような疑問が浮かんできたかもしれません。


同じ方法で、普通の人達が日常的な幸福感を高めることが可能か?


この疑問について

関連ある3つの研究がなされている。


その研究について次回紹介します。



幸福感の心理学のマガジンもありますので、ぜひそちらもご覧ください🌻✨





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#ひまわりの心 #心理学 #心理術 #恋愛 #人間関係 #心理作用 #ビジネス #ライフスタイル




本日は

その科学が成功を決める 著:リチャード・ワイズマン


を参考にしました🌻


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