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フォント とか 母の文字 とか グーテンベルク とか (なぐり書き御免)

昨晩、NHKで『美の壷』を視聴。そーとーコスられたテーマなのでどんなもんよ、、と思いながら観たけど、目新しさは感じなかったけどなかなか面白かった。w

ちゃんとフォントと向き合ったっぅ最初は、二十歳過ぎの頃にバイトしたデザイン事務所、、はじめに渡されたか、ジブンでイズミヤ(現 too)で買ったかした 書体見本帳 と 級数表。

 画像は ↑ 路上散歩備忘録(改) さんの頁からお借りしました。クリックすると表示されます。



二十代中頃に勤めていたバイク雑誌編集部では、編集部に引っ張ってくれた恩人のライターさんとの最後の仕事ん時に、クォーク・エクスプレスで組まれた5ページの特集記事本文、キレイに読ませたい見せたいで、1行の納まり、行末、段落を、字詰めを調整して直したっけ。ww



最近のニュースで気になったのは、浅草に出店したファスト・ファッションのお店が地域に寄り添ったスタイルで、、みたいなの。

勘亭流 的な文字を使ったデザインがあったんだけどスカスカでねぇ、、どっかで知った受け売りだけど、お客が目一杯入るっぅフゥな縁起を担いで文字は肉太で内へ丸く曲げてなのに、パソコンで作っただろうソレは残念だなぁ、、って。



甲骨文字(トップ画像)で知られる白川 静 さんの著作、ずいぶん前に一冊二冊読んだきりだけど、、そーいうよーな 知見を広げ深めてく勉強はもっとしとかないといけないなぁ、、と。

そーいうよーな 基礎的な部分でだと、、亡くなった母に草書を少しでも習っておかなかったのを悔やんでる。

書くのはもちろんだけど、読むことすら出来ないもんなぁ、、

特段の学がある母じゃなかったけど、商売家の手習いとして、、みたいなので普通に字を書いて練習・勉強はしてたんだろうなぁ。



子供の頃、父が暇な時に、よくチラシの裏を使って文字の練習してたの見ていて、下手くそだなぁ、、って思ってたんだけど(笑)、今思うと母が上手過ぎだったのかもしれない。バラエティー番組でペン習字の先生の文字を見るにつけ、父の方が上手いじゃんって、、とも思う。ww



そんなお前さんはドーなんだよ? と言われると困っちゃうんだけど、、思い出したよーに練習してみたりするんだけど、ちっとも上達しないんだよなあ、、

18歳ん時のバイト先のチンクエチェント売ってる車屋さんで、宛名書きやらをやらされたんだけど、1、2枚書いて「ぁ、あとはオレがやるからイイよ、、下手な訳じゃないんだけどね、大人の書く字じゃないんだょ、、」と社長にいわれたっけ。だよねぇ、、って素直に大納得だった(苦笑)。



いまの世の中的にだと、筆耕さんレベルっぅか、筆耕さんの様に畏まって職業的な一定のクオリティはなくても、ちゃんとどこに出しても恥ずかしくない文字をあの頃はみんな書いてたんだよなぁ、、なんて。



フォントの話し で始めたのに、いつの間にか手書き文字の話しにすり替わっちゃた。w

そんなコト思った端から、ハイビジョンテレビの説明会に登壇した広告代理店の担当者が「かつてグーテンベルクは、、ぁっ、〝グーテンベルク〟とはですねぇ、、」としっかり準備していた、活版印刷をする人と印刷機のイラストをスクリーンに映してんのを同社の人たちが「そっから始めんのかょ、、」と小声でツッコミ苦笑いしてんのを思い出した。w



も一個つけ加えとこう。w

やっぱし二十歳過ぎの頃にバイトしたデザイン事務所、某企業の新卒向け会社案内を作るにあたって、アートディレクターをカッチョイイ雑誌を作ってる人に外注することになった。そこの社長さんが初っ端の顔合わせん時の話しが印象的だった。

以前にその社長さんのトコでも企業の会社案内を作ったことがあったそうで、、

いつものように段取りをして、先方企業さんのご担当と逐次打ち合わせ・確認を取りながら作っていったそう、、たたき台の構想〜材料集め〜原稿・デザイン作成・編集〜初校〜再校〜色校(マッチプリント)と進んでいったんだけど、各工程・段階で担当者から係長、課長、部長っていう具合に確認と了承がなされていって無事完成した会社案内を納品。

でもね、その会社の重役さんだかが「社長、来期の会社案外が完成いたしまたご覧ください。」と差し出したんだけど、冊子を開いて一瞥「こんなに字が小さくちゃ読めん!」で、作り直しになったと。ww

たしかに社長の歳じゃ読めないかもしれないけど、新卒の学生向けに作った会社案内だからねぇ、、なんて話しだった。w



まぁそんな話しがあったよねぇ、、で笑い話にしてたんだけど、齢い重ねたオイラも笑い話としてらんないくらい老眼だったりすんだよなぁ(苦笑)、、  なもんで、ジブンの名刺の文字サイズはジブンで読めるくらいのサイズにはしてありやすょ。w

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