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声に倍音を出す!
皆さんこんにちは!いつもボーカルスクールMVS公式ブログをご覧くださりありがとうございます。
歌声クリエイターのゆーま(U-ma)です!
今回は少し深い内容を書いてみたいと思います!
初めて聞く方もいるかと思いますが
「倍音(ばいおん)」についてです。
では、いってみましょう〜!!
倍音とは?
倍音に関しての説明はネット上ですぐに見つかるので、ここでは詳しくはしません。
ですが、分かりやすく簡単に言うと『発声した音の周波数の、倍の値を持つ周波数のこと』です。
発声するドレミのような音は全て周波数で構成されています。
例えばA4は約440ヘルツです。真ん中のド(C4)は約260ヘルツです。
このような音を楽器で鳴らした際に聴こえている音は実は基本となる周波数だけではありません。
基本となる音の倍音も空気振動の中で感じているため豊かに音が聴こえるのです。
歌でも倍音は存在する
とても声が豊かに響いている歌手の声は音の高低に関係なくAメロの出だしから、普通の人の歌とは何か違いがありませんか?
この「何か響き自体がすでに違う」と言う感覚は、倍音の響きです。
では、この倍音を発生させるためにはどうしたらいいのか?
この条件は声だけに関わらず全ての振動体(楽器)に通じます。
『振動体が、その運動に何の妨げも受けずに振動した場合』に倍音は生まれます。
例えば、太鼓を叩く際に打面にバチが触れる際に無理に力を込めると響きは死にます。
ギターの場合は、フレットの際をしっかり押さえて弦を綺麗に弾くと音色は豊かに生まれますが、フレットから少しでも指が浮くと音は死んでしまいます。
これらは全て『振動体の運動に妨げが生じたから』です。
歌も声帯という振動体運動が美しく振動し、喉や口腔といった箇所に妨げがなければ理論上は必ず倍音は生まれます。
ただし、この状態を作り出すためには声帯運動を構成する筋や神経などにアプローチを続けなければいけません。
そして、その基本となるのは各コンテンツでも言い続けているように地声と裏声を構成する筋力バランスです。
レッスン生の方によくお伝えするのは、発声の上達とともに声を感じる体感が変わると言うこと。
とくに最初に感じやすいのは「各声区の中音域(無理のない範囲)」や「日常会話」の声の響きです。
例えば地声側に偏りがあり、裏声を一切鍛えてこなかった方は効果が出てきた際に声の響きが鼻腔にも感じたり、声がこもらずに前に抜け出る感覚を感じることが多いです。
これは、今まで発声していた声の音に対して裏声レンジの倍音が介入してきたことによります。
要は、今まで発声してきた同じ音でも声帯運動が無理なく振動することで響きが変わるのです。
まとめ
①倍音とは『発声した音の周波数の、倍の値を持つ周波数のこと』
②倍音を持つ音は響きが豊かである
③倍音を生み出す条件は『振動体が、その運動に何の妨げも受けずに振動した場合』
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