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さぁいよいよ臨戦態勢

昨日の神戸新聞に悲しい記事が載っていた。

大阪湾シンコ初の休漁

シンコとは、神戸のソウルフード・くぎ煮に使うイカナゴの稚魚のことだ。

シンコ(©神戸新聞)

先日も記事にしたが、今年のシンコ漁は不漁が始まった2017年以降でもっとも厳しい漁獲量と予測され、兵庫県と大阪府の関係者が協議を重ねていた。
そして、ついに初めて大阪湾でのシンコ漁を行わないことに決まったのだ。

うぅ…

漁期は昔は1か月ほどあったが、不漁続きで近年はわずか10日間前後に短縮されていた。
それでも、こうして休漁に追い込まれてみると、漁があっただけましだったというしかない。

だけど。

新聞の見出しには「大阪湾」とある。
兵庫の瀬戸内は大阪湾だけではなく、西に播磨灘(はりまなだ)がある。
この播磨灘ではかろうじて漁をすることが決まったのだ。

大阪湾と播磨灘の、そして神戸市の位置関係はこうなっている。

播磨灘でのシンコ漁は3/9解禁。
おそらく当日の神戸の鮮魚店、スーパーには長い列ができるだろう。

そうだ、先にザラメを手に入れておかなければ。
生姜もたくさん。
メンバーシップ〈まるごとフルコース〉の特典にするから、発送用のタッパーもいくつか揃えておく必要がある。

さぁいよいよ臨戦態勢。
僕はシンコを手に入れることができるだろうか。

(2024/2/28記)

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