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「やっぱり人間てアホ?」

一昨日から体調少し下り坂。
ふだんの4日分に相当する長いプロフィールを書き上げたからか、昨年に続きオリックスが日本シリーズをとんでもなくハラハラと闘うせいか。
今朝は少し回復している気もするが、今日はおとなしくしておこう。

***

A long time ago in a galaxy far, far away…
――遠い昔はるか彼方の銀河系で…

先週まで2週間かけて「スターウォーズ」全9編を観た。

前からずっと観たかったのだが、不朽の名作すぎて手を出せなかった。
そしてとても難解だと勝手に思い込んでいたから。

ところが観てみると、意外なことに分かりやすい。
誰これ? 何の設定? どういうこと? というのがない。
悪くいえば単純。

主人公ルークの父親が誰か、というのは風の噂で知っていた。
でも、その秘密が最終話くらいまで引っ張られるのだと思っていた。
それがなんと2作目で明らかになってしまうという展開にあたふた。

時系列順にはなっていないが、発表順で観るのがオススメ。
エピソード番号でいえば❹→❺→❻→❶→❷→❸→❼→❽→❾の順。

全編通しての感想は、「やっぱり人間てアホ?」
異星人がたくさん出演しすぎて、人間ぽいみてくれの生き物が本当に人間なのか、もはや分からないけど。
いや、宇宙空間でも窒息しないところを見ると、人間ではないのかも。

娯楽映画に難解な設定は不要と思っているので、これほど単純かつ急ピッチで話が進むと軽い気持ちで楽しめる。
以前、息子におもしろいといわれて観た「進撃の巨人」全86話は1回観ただけでは到底理解できず、結局3回も観ることになってヘトヘトだった。
まぁそれほどおもしろかったということだけど。
ただ、「進撃の巨人」の感想も「やっぱり人間てアホ?」だった。

まぁこれだけ繰り返し創作の根幹に登場するくらいだから「やっぱり人間てアホ」なんだろうし、そのいずれもが爆発的に支持されるくらいだから「やっぱり人間てアホ」なんだろう。
そんな作品を次々と産み出すのも人間、それを挙って観るのも人間。
アホちゃいまんねんと否定したいのか、アホでんねんと開き直りたいのか。
いや、否定や開き直りに未来なんてない。
潔くアホを認めたうえで、アホなりにどうすべきか考えるしかないのでは。

しかしまぁ「スターウォーズ」出演の美貌たちに目を奪われる。
とくに、エピソード1-3のパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)、エピソード7-9のレイ(デイジー・リドリー)。
デイジー・リドリーなんて高校の時に好きだった子にそっくりで、途中からそうとしか思えなくなり、そして話が頭に入ってこなくなり…

May the Force be with you
――フォースがともにあらんことを

(2022/10/25記)

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