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嘘と欺瞞から信実を創る

 公安省で4日、在ベトナム日本国大使館の尾嵜亮太書記官に対する「祖国安寧事業貢献記念章」伝達式が行われた。
 式典では、日越治安当局間の協力関係発展への尾嵜書記官の貢献が評価され、グエン・ホア・チー公安省対外局副局長から祖国安寧事業貢献章が授与された。
 チー副局長は、治安分野における日越の緊密な協力関係のもと、この3年間、◇尾嵜書記官が水上警備艇・警察車両・テロ対策装備資機材の供与、◇サイバーセキュリティ・薬物対策などの分野における公安省職員の訪日研修の実現、◇2018年に東京で開催された日越治安当局次官級協議をはじめとする要人の往来や今年の大臣級のオンライン会議の開催などに貢献したことを評価し、今後も治安分野をはじめとする日越協力関係発展への貢献を期待すると述べた。
 尾嵜書記官は、これまでの公安省の協力に感謝を述べるとともに、今後も日越治安分野の関係強化に貢献していきたいと述べた。

(過去も反省せず、未来も遠慮せず、現実も見詰めない。何が「祖国安寧事業」だ・・・)

 さっき、風呂場で、かつてのベトナム戦争の戦友であり、戦友である「Dũngズゥン」との会話を思い出した。1969年9月3日の夜、お互いに号泣し合いながら、将来、ハノイに帰還して入党しては、党員として祖国に貢献して、こよなく愛する祖国を「独立した自由で幸福な国家」にすることを誓い合ったあの夜のこと・・・また、彼が殿で戦死した瞬間をも・・・
 しかし、1982年に自分も死んでから、来年の2022年で、40年目を迎える。しかし、現実の有様は、旧弊は依然として残り続けて、しかもその上に、病弊はますます激増して、そして、祖国は有望な経済の成長や発展と引き換えに、虚偽や欺瞞に満ち溢れた偽善的な社会風潮と退廃した精神や文化を負い始めている。
 かつて自分が所属していた共産党もだが、機関や企業なども、そして、大衆もまた、ほとんど全員が、この時流に対して受け身となっては、時流に流され飲み込まれて、時流に溺れていき、その先には、また惨劇が繰り返されることであろう。

 自分と自分達は、深い虚無感や孤独感に、果てしない絶望感や脱力感に苦しみ続ける。しかし、これは自分と自分達が自らの意志で選んだことであり、覚悟したことであり、そして、創造するための絶対不可避かつ重要不可欠な道である。次々と破壊される苦しみ、そして、そこを克服して乗り越えた先にこそ、「新しい善き創造」があるのだ。

 上記は、「(労働/共産)党の文献資料全集」であり、1924年~2010年まで労働党/共産党についての膨大な情報量や記録があるものである。
 元共産党員である自分は、もう党に対する信頼や尊敬の念、そして、忠誠心は一切無く、今後も、決して無いであろう。しかし、
 上記は、「(労働/共産)党の文献資料全集」であり、1924年~2010年まで労働党/共産党についての膨大な情報量や記録があるものである。
 元共産党員である自分は、もう党に対する信頼や尊敬の念、そして、忠誠心は一切無く、今後も、決して無いであろう。しかし、

師はこう言った、「君子は、言葉を以て他人を推挙せず、人柄を以て言葉を廃棄しないものだね。」と。『論語』(衛霊公 15:22)

 と言う先哲の格言に学び遵って、自分は、これらを研究して、以下の作品を創る。

00_挙言敢行_改過自新と自助努力(表紙)-1

00_挙言敢行_改過自新と自助努力(表紙)-2

 同志「Thanh Bình Dung」・伯「Nguyễn Trung Anh」・同志「Hạ Mỹ」、そして自分達の愛する大切な亡(無)き人々よ、特に、親愛なる同志「Thanh Bình Dung」よ、もう少し待っていてくれ。これが、俺達の長大な作品「ホーチミン思想」への重要な前段階となるのだ。

 ああ、分かっている。自分達の愛する大切な亡(無)き人々よ!もう皆、亡(無)いのだ!自分達もまた亡(無)いのだ!だが、『自分』は現実で生きており、まだ生物として存在しているのだ!最初で最後の、一度っきりの人生で、本当に志と使命を果たそう!

 もう涙を拭いて、落ち着き、寝よう。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。