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『愛国詩集』(詩集Ⅰ)「1885年-1945年 ベトナム民族解放運動」
1 挨拶
皆さんこんにちは。今現在、自分はベトナムのハノイに居ます。明日、サイゴンに三日間行き、三日後に再びハノイに赴いて、テト(旧正月)を過ごします。
先程、現在執筆中の拙作『人文佳品 剛直な猛省の愛国詩集』の(詩集Ⅰ)「1885年-1945年 ベトナム民族解放運動」が完成しましたので、以下の通り、写真や文献等と共にご紹介いたします。
2 『人文佳品 剛直な猛省の愛国詩集』
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2.1 詩文Ⅰ フランス=大越戦争
ああ、情報も知識も経験も、少ない上に足りない!しかも、古い上に間違いだらけじゃないか…
我等の愛国心は、戦火の産物であり、戦渦への対抗であり、戦禍の克服であり、悲惨な戦果だ…
侵略への対抗とその完敗の歴史…何たる屈辱だ!だがな、父達の血と勇は実に偉大な陽徳だぞ!
支配への反抗とその完敗の歴史…何たる屈辱だ!だがな、母達の血と愛は実に偉大な陰徳だぞ!
隷属の大打破とその成功の歴史…何たる栄光だ!だがな、文化の遅と滞は実に深刻で凄惨だぞ!
侵略への対抗とその成功の歴史…何たる栄光だ!だがな、国力の弱と小は実に深刻で凄惨だぞ!
下民は日々を生き延びるだけで精一杯…次の日、いや次の時、ああ次の分に、死を強いられる…
中民は週々に亘って奔走しては疲弊し続ける…良心の封殺、知識の私用、学問の中断等が人生…
上民は月々に搾取しては富を得続け、迎合しては位を得続ける…功に厳罰が、罪に賞与が下る…
王は人任せばかり、卿達は権力闘争ばかり、大夫達は素知らぬ顔ばかり、士達は嘘偽りばかり…
役人達は汚職を、知識人達は空想を、商人達は詐取を、工人達は砕身を、農民達は欠乏を歩む…
国防の要は、名君の民政と官民の協力、明君の善政と産学の連携、仁君の徳政と軍民の愛国だ!
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2.2 詩文Ⅱ 勤王運動
一体、お前とお前達は、私達の為に、これまで何をしてくれたと言うのだ!?さっさと死ね!!
本当、お前とお前達は、自分自身を、いつまで経っても省みないものだな!?さっさと死ね!!
全く、お前とお前達は、国を知らず、民も知らない上に己も知らないよな!?さっさと死ね!!
王よ、お前もまた、我々と同様に、人間に過ぎないんだよ!もう神話も権力も捨てて生きろ!!
官人達、お前達も、我々と同様に、人間に過ぎないんだよ!もう地位も名誉も捨てて生きろ!!
ああ、なんということだ、私としたことが!ああ、天よ、私は「朕」ではなく「寡人」です!!
私欲を克服せず、私徳を蓄積せず、自身を修養せず、徳行を修錬せず、良心と良識を育まずに…
家族を愛育せず、親族を心配せず、群臣を教導せず、人民を慈愛せず、科学と自身を学ばずに…
ああ、なんということだ、私達としたことが!陛下…私達は…「人」ではなく…「獣」です!!
仁人達を排撃し、賢人達を讒謗(ざんぼう)し、義人達を妨害し、才人達を封殺し、悪人達を推挙し続けて…
中央は弱いままである上に大いに乱れ続け、地方は深い不信感と猜疑心を懐いたまま利己的に…
志士達は人民への配慮も無く、人民も志士達への信頼も無く、王にも徳が無い…馬鹿馬鹿しい!
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2.3 詩文Ⅲ イエンテー蜂起
支配に対する激怒と搾取に対する憎悪・抑圧に対する反発と弾圧に対する反抗、そして、義憤…
義憤を以て闘魂を猛烈にし、義憤を以て体質を強大にし、義憤を以て義士となって呼び掛ける…
ああ、ホアン・ホア・タム殿!義憤だけでは、全く以て足りない足りない!先見の明が無いぞ!
ああ、死士の方々よ!義憤だけでは、全く以て足りない足りない!人心の収攬(らん)と学識が無いぞ!
激怒の先に理性が無ければ、蛮勇が更なる蛮勇を駆り立て続け、正義が惨事と大凶へと陥るぞ!
憎悪の先に慈悲が無ければ、暴力が更なる暴力を生み出し続け、愛情が恐怖と絶望へと陥るぞ!
反発の先に内省が無ければ、苦しみは強き強さへと変わらずに、弱き強さへと変わってしまう!
反抗の先に克己が無ければ、努め励みは有意義な失敗ではなく、悲惨な完敗へとなってしまう!
全心を焼き尽くさずに全知を恵み潤し、全身を死へと近付けずに全力を養い増し、耐え忍ぼう!
人生は確かに有限であり、選択肢も少なく、可能性も低く、希望も極細で、修徳も極めて稀だ。
しかし、限りを尽くせば、少は多へと、低は高へと、極細は仁厚へと、稀は国家の福へとなる。
怒りや憎しみは短くかつ正しく、悲しみや虚しさは深くかつ高く、楽しみや嬉しさは善くあれ。
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2.4 詩文Ⅳ 維新運動 / 1908年 中圻の反徴税運動 / ハノイ投毒事件
ファン・チャウ・チン曾さん!ああ、曾さんは実に、立派な有識者であり、不運な挑戦者です!
仁人は、己と味方の悪を確りと見抜いては難じ、善く相手と敵の善を確りと認めては学び習う。
義士は、忍耐強く、自制しては克己し、旧弊を批判しては打破し、改善を決行しては継続する。
智者は、思慮深く、知識を博く得ては、理論を深く窮めて、経験を慎んで積んで、時機を待つ。
勇者は、辛抱強く、武力を蓄えつつも用いず、知力を増やしつつも示さず、己の志を枉げない。
フランス人権宣言に自由・平等・博愛!ああ、権利は、決して無いが、空しくも確かに有るぞ!
確かに、貴国は弊国よりも、遥かに強い上に賢く、遥かに豊かに富んでおり、遥かに高貴です!
そして確かに、弊国は貴国よりも遥かに、汚い上に愚かで、貧しい上に弱く、旧弊だらけです!
ですが、強い上に賢いからと言って善いとは限らない。なぜナポレオンの功罪を学ばないのだ?
そして、更に豊かに富む為に更に愚かで貧しくさせる。なぜアンリ四世の遺徳を学ばないのだ?
どの国とその進出も、凶悪犯のような侵略者であり、破壊者であり、虐殺者である。弊国もだ。
しかし、猛獣から人間へと、人間から人道へと歩み進めることが大切。力から知、知から仁へ。
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2.5 詩文Ⅴ 東遊運動 / タールンの戦い
ファン・ボイ・チャウ曾さん!破壊や悪化は早い上に容易いが、創造や改善は長い上に難しい。
天時は未だに予見できず、地利は未だに確保できず、人徳は未だに完成できず、大失敗だらけ。
ベトナム光復会…天が下して宿した徳を言語並びに概念を以て創造的に知り得るのが、明徳だ。
ベトナム光復会…明徳を思惟並びに理論そして実践並びに経験を以て学び行うのが、明明徳だ。
ベトナム光復会…克己して原点回帰し、復礼して帰真反璞(はく)し、知を致して仁に至るのが、光だ。
ベトナム光復会…ああ、光を以て明徳を明らかにしては、人民を親愛して、至善に止まりたい!
ベトナム光復会!でも、やはり全く以て駄目だ!文盲な上に困窮し、無学な上に窮乏している!
止まるのを知れないが故に定まりは無く、定まりが無いが故に静められず、遂に暴力的になる。
静まりが無いが故に安んじられず、安らぎが無いが故に慮れず、慮りが無いが故に得られない。
暴力的になれば、力が激増する一方で智が激減し、不動なる主体が得られなければ、自滅する。
力と智が反比例であるのは、敵の有利であり、激動する受動は、自身と味方の自滅の基点だぞ!
物には本末が有り、事には終始が有る。だから、心身を鍛錬しては、能力を開発して、互助を!
先後の所を知るのは、道に近付くということ。だから、相思相愛しては、相利共生して、学を!
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2.6 詩文Ⅵ タイグエン蜂起
光を誠に学び知れば、闇を解きつつ脱することが出来る。その成果は自己と味方の解放と救済。
光を知るも学ばなければ、闇を脱しても解くことは出来ない。そして次は自分が闇となるのだ。
光を学びも知りもしなければ、闇に囚われてはその手先となる。だから善人でも売国奴となる。
売国行為が犯しても、愛国者になれることは出来る。刑罰の軽減・教育の普及・義勇の内通等。
独立運動に投身しても、売国者になってしまうこともある。無謀・無計画・無理矢理等の継続。
大丈夫だから、売国した愛国者達よ!大丈夫だから、巧みに演じつつ、忍耐強く極秘に戦って!
お願いだ止めてくれ、愛国心を懐く売国者達よ!自分達の力・時・命を無駄死に投じないでよ!
裏切りでも誠意があれば、それは必ずや勝利への道となる。だから、もう泣かないで笑ってよ!
私心が愛国心であっても、知恵や忍耐に時機が無ければ大失敗と完敗する。お願い、止まって!
生き延びる為に、愛する大切な人々を守る為に裏切った。確かに裏切り者だ。でも怨まないよ。
義憤と尊厳を以て戦死や自殺。悲しいたらありゃしない!でも言わせて下さい「愚かだ!」と。
苦しみながら生きる愛国心も、無駄死にしてしまった愛国心も、立派だ、後世が教訓とすれば。
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2.7 詩文Ⅶ バジン暗殺事件
生きても生きても、病む疲れに激しい痛みや酷な苦しみばかり。だから自殺こそが正に解放だ。
働いても働いても搾取され、筋肉は無く骨と皮ばかり、笑いは無く涙と怨みばかり。生き地獄。
疲れ倒れれば蹴られ、苦しみ病めば飢え死にし、正論を以て口答えすれば殴られる。非人間的。
悲しくても泣く力すら無く、考えても為す術は全く無く、憤っても現状は全く変わらないもの。
世は因果応報を熱烈に望み求めてるが、因果関係を真摯に洞察しては研究しようとしないもの。
確かに、生き地獄を形成しては維持し続けた非人間的な極悪人は、万死に値するかもしれない。
生き地獄と非人間的な惨状を至極当然と思う無感覚な凡人に、死は止むを得ないかもしれない。
しかし、暗殺は善であろうか?たとえ善だとしても、果たして善果の原因になれるのだろうか?
天を怨まければ、知性が高まり、人を咎(とが)めなければ、主体性が生じ、己を責めれば、義が得る。
下である私生活・仕事・人間関係から確りと学んでは、向上させて、熟達させれば、仁に至る。
グエン・タイ・ホック兄貴…実に残念です…大義名分は徳望と長年を要するもの。忍耐こそ道!
グエン・タイ・ホック兄貴…実に残念です…寛仁大度は修身と愛民を要するもの。知命こそ道!
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2.8 詩文Ⅷ イエンバイ蜂起
「ベトナム万歳!ベトナム万歳!」と、高らかに誇り高く心の中で絶叫しながら、死士となる。
「どうせ負けるが戦死してやる!」と、高らかに誇り高く心の中で絶叫しながら、死に臨む道。
「国民党」よ!死士達よ!死ぬ程、痛く苦しく辛く、共感と理解するからこそ、止めるんだよ!
国民に必要不可欠なのは、愛情や知識に衣食住。我々が相愛や互助に共同体の起点となるのだ!
国民に重要不可欠なのは、意力や学力に団結力。亡国の人民の愛国心の両親は自尊心と利他心!
怯える心も震える身も、大義と勇猛を確保すれば、決死の覚悟と断行が現実となる。誇らしい!
義を懐く心も勇む身も、無知と無謀を無視すれば、無駄な戦死と無益な惨敗がなる。悲しいぞ!
どうして耳順する老年達に同胞達の惨死を見せるのだ!?それよりも哲理を尋ねて学び得よう!
どうして知命する初老達に同胞達の暴力を見せるのだ!?それよりも開悟を尋ねて学び倣おう!
どうして不惑する中年達に同胞達の乱心を見せるのだ!?それよりも理念を尋ねて学び習おう!
どうして而立する壮年達に同胞達の騒動を見せるのだ!?それよりも経験を尋ねて学び問おう!
どうして志学する青年達に同胞達の蛮勇を見せるのだ!?それよりも創意を尋ねて学び知ろう!
どうして依存する幼年達に同胞達の永別を見せるのだ!?それよりも純朴を尋ねて学び喜ぼう!
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2.9 詩文Ⅸ ソヴィエト=ゲティン
「ソヴィエト」の意味は「会議」。 それで、一体確りとした有意義な会議は、本当にどこだ?!
「会議」は「情報共有」・「体系的分析」・「組織的発想」・「意思決定」が目的。それで実態は?!
「労農」は「経済の縁の下の力持ち」・「民生の基本中の基本」。 でも教学を始める心も無い?!
「情報共有」…真っ赤な旗に若者達の血気が盛んだ!しかし、知識も情報も、言葉も足りない…
「体系的分析」…真っ赤な旗に若者達の激しい情熱!しかし、理論も思惟も、概念も足りない…
「組織的発想」…真っ赤な旗に若者達の決死の覚悟!しかし、辛抱も忍耐も、精察も足りない…
「意思決定」…真っ赤な旗に若者達の多勢に行動力!しかし、武力も学力も、知力も足りない…
「縁の下の力持ち」…体は疲弊し切り、頭は激痛に襲われ、心は絶望感に満ち溢れ続ける日々…
「基本中の基本」…天候は凶作を、地理は限界を、雨風は浸食を、虫鼠は食害を、(フ)仏(ラン)は(ス)酷税を…
草木は繁茂するも、衣食は欠乏し続け、山川は安定するも、住勤は崩壊し続ける。死にたいよ!
大山のように静寂で碩学大儒の住居を、大地のように含蓄の有る確固たる勤労を得たいのだよ!
大海のように広くて深い知力と意力を、大空のように高くて遠い理想と大志を得ては遂げたい!
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2.10 詩文Ⅹ 1944-1945年 ベトナム飢饉
「御国の為に」という言葉を以て、国外では、侵略に破壊や殺戮(りく)、略奪に暴行や強姦を尽くす…
「御国の為に」という言葉を以て、国内では、軍政に強制や弾圧、疲弊に困窮や貧苦が溢れる…
「天皇陛下万歳」という言葉を以て、国外では、過去の戦勝の栄光に深く毒されつつ快進撃を…
「天皇陛下万歳」という言葉を以て、国内では、強大の軍事力と闘争心が洞察力を殺し続ける…
体は極細で、腹は常に鳴り、頭は常に眩暈に苦しみ、意識は常に朦朧(もうろう)とし、心は死を覚えるよ…
二百万人もの我が同胞達が、もう決して起き上がらず、そして静かに苦しみつつ飢え死したよ…
ああ、日本国民よ!皆さんも死ぬほど苦しかったでしょう!でもその米の出所を知っている?!
止めろ、連合国よ!日本は確かに加害者だったが、被害者でもあったのだぞ!我が振り直せよ!
馬鹿な平和教育よ!日本よ、どうして本土空襲や原爆投下ばかりを教えるのだ?罪を教えろよ!
旧日本軍よ!お前達への怨念を、理解に慈悲や容赦を以て、哀悼の念へと変えて、鎮めますよ!
旧日本軍よ!戦後も我等の国に留まり、協力しては、指導して、共闘して下さった…誠に深謝!
ああ…外国人技能実習制度に特定技能…新たな搾取に惨事か…友よ、また共に新たに闘おうよ!
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1945年、日本占領下のベトナム中北部で未曽有の大飢饉が発生して、「200万人以上」が餓死したという。ベトナムでは周知のこの飢餓に、日本はどう関係したのか。大惨劇の実像を示す数十葉の写真と共に、歴史の暗部に迫る。
本書では、満州事変~日中戦争~アジア太平洋戦争と続いた「十五年戦争」において、日本は一体どのように侵略戦争を遂行し、どのような戦争犯罪をおかしたのか、なぜそういうことをおこなったのか、そうしたことを事実に基づいて、その全体像をわかりやすく描く。さらにそうした日本の行為が、平和を追求する国際的努力の中でどのように扱われてきたのか、戦後の日本はそうした過ちにどのように対処してきたのか、という観点からもくわしく説明を加えている。学生、高校生、学校の教師、市民のみなさんなど多くの方々に活用していただき、日本の戦争責任問題と戦後補償の解決に少しでも役立てていただくことができれば幸いである。
強制連行、「従軍慰安婦」、空襲、原爆、沖縄戦・・・・。
戦後、日本の裁判所で提起された、戦争責任を巡る50件もの裁判を弁護士が解説。
法曹界、マスコミ、図書館、研究室 必携の書!
戦後70年を前に、いま改めて「戦争責任とは何か」を問う!
日本の裁判所が日本の戦争責任ついて審理している訴訟や裁判例50件を、主に訴訟担当弁護士が解説。
戦争の惨禍の加害と被害の実相を明らかにし、日本とアジア諸国とのゆるぎない和解を成立させ、恒久平和実現への願いを込める。
2.11 詩文Ⅺ 南圻蜂起 / バートー蜂起 / 南部抗戦
続けよ続けよ、勤勉な同胞達よ!情報も知識も多々ある!後は、学びに理論、習いに実践だぞ!
進めよ進めよ、勇猛な同胞達よ!知力も武力も多々ある!後は、知徳に仁徳、武徳に文徳だぞ!
老年の私達は、身体が弱くなり、頭脳も悪くなってしまったが、智慧(え)や慈愛がある!いざ突貫!
初老の私達は、体が疲れ易く、体力も衰えてしまったが、経験豊富で洞察力がある!いざ突貫!
中年の私達は、多少頑固で、傾聴を忘れがちではあるが、自制心や克己心があるぞ!いざ突貫!
壮年の私達は、体力も知力も気力も極めて旺盛だけれども、多少焦りや油断がある!いざ突貫!
青年の私達は、多大な新陳代謝に創意工夫があるけれども、過不足や不慣れがある!いざ突貫!
幼年の私達は、未熟な上に無知で、何も出来ないけれど、可愛さと健気さがあるよ!いざ突貫!
道は極めて長くて遠いが、徳は極めて短くて近い!闘争心は純粋で戦友が多勢だもん!前進を!
足は極めて重くて汚いが、魂は極めて軽くて清い!愛国心と同胞達の相愛があるから!前進を!
病は極めて多くて重いが、体は極めて強くて快い!決死の覚悟と希望の念が最善の薬!前進を!
撤退だ退却だ!そして逃避して保身せよ!この戦争は極めて長く、そして辛く続く!忍耐せよ!
徹底防戦だ徹底抗戦だ!そして向学して改良せよ!深く省みては新たに変わり続けてこそ勝つ!
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2.12 詩文Ⅻ 抗日救国の最高潮 / 八月革命 / 独立宣言
勝利が更なる勝利を引き起こす!愛国心が更なる闘争心を呼び覚ます!長年の忍耐は決行の基。
皆で高らかに誇り高く絶叫する「ここは私達の祖国であり、故郷であり、そして人生だ!」と。
皆で高らかに誇り高く絶叫する「ここから出て行け!ここは私達の祖国だぞ!独立万歳!」と。
三十年以上に亘って、祖国と離別しては、諸国を往来して、数多の危難を越えて帰国した御仁。
ああ、弱々しい初老の身体に顔色や声色…だが、忍耐強い精神に含蓄の有る風格や見識の持主。
真っ赤な色と黄色い星の旗に希望を見出しては、愛国心が覚醒して、心身の力が漲る…幸せだ!
最初はただ衣食住を求めていたが、次は友親師を求め始め、そして遂には愛国を決行したのだ!
物を渇望する時、慈悲と希望に恵まれば、事を志望するようになる。これこそが成長だろうね!
事を志望する時、相愛と理念に育まれば、魂が生じて志が確立する。これこそが進歩だろうね!
志が確立した後、仁術と大義に導かれば、身は強まり知は激増する。これこそが突破だろうね!
知が激増した後、徳と団結が確と成れば、生を重んじつつ決死する。これこそが超越だろうね!
知が激増した後、徳と団結が確と成れば、生を重んじつつ決死する。これこそが超越だろうね!
ああ、善美に義勇や仁道を決行し、友情や幸福に満ち溢れた…そう…厳酷な戦勝の一因として…
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3 結語
今から、運動と休憩を行い、その後、(詩集Ⅱ)「第一次インドシナ戦争」の執筆を開始します。
ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。