見出し画像

歴史の振り返りと未来への新たな前進

0 挨拶

 皆さんこんにちは。お久しぶりです。皆さんは、三連休をいかがお過ごしでしょうか?
 自分はここ一週間近く、研究活動・構想活動に取り組んでおり、ブログやサイトの更新が出来ておりませんでしたが、本日、研究活動・構想活動の半分が完了しましたので、ブログを更新させて頂きます。

1 歴史の振り返り

 前述の通り、前回でご紹介させて頂いた研究活動の半分を完了させました。

 こよなく愛する我が祖国ベトナムに対して興味や関心に懐いて下さり、そして、研究に翻訳や著述等をして下さった日本人の方々、文献の出版に携わって下さった方々に、深謝の念を示します。

 さて、本当に歴史を学ぶことの必要性・重要性・意義等は、「反省」・「改善」・「進歩」等、そして、「我々人類を知る」であると、改めて深く痛感しました。
 ベトナムでは、未だに情報・言論・思想等の統制に、プロパガンダ・偏向や虚偽報道、そして検閲・隠蔽・歪曲等が数多く存在しており、上記のような文献の中には、国内では存在しない文献、正確には、文献を存在させないようになっております。そんな文献を、ここ日本で入手して研究できることに、本当に嬉しい限りです。

「過去を誠実に理解しないまま、未来に着実に歩を進めることはできない。私たちがその過去に関与し、責任を負っていればなおさらである」

ホー・チ・ミン主席は、独立宣言の直後に、「たとえ国家が独立しても、民が幸福で自由でなければ、独立にも何ら意味はない」と記している。ホー・チ・ミンの視野の広さを否定することはできない。主席がこの声明を出した時には、人類はまだインターネットを持たず、世界はまだグローバル化の時代を迎えていなかった。多くの国の人々にとって、民族独立は限りなく神聖なものだった。そのホー・チ・ミン主席が設立し、指導したベトナム共産党の政策形成の基盤が、イデオロギーではなく人民の自由と幸福だったならば、人々はプロレタリア独裁も、土地改革も、資本家階級の改造も、『ニャンヴァン・ザイファム』への弾圧も経験することはなく、民族や家族の中の無数の衝突を見ることもなかっただろう。

 上記は、以下の文献から抜粋された重要な文です。

 今夜、いよいよこの大著を熟読して研究します。著者のフイ・ドゥック先生と、翻訳して下さった中野亜里先生に、出版して下さっためこん社に深謝の念を示すすると同時に、お亡くなりになった中野亜里先生に、哀悼の念を示します。

 自分(LVNの副人格の人物)は、祖国の悲惨な過去に関与した兵士・党員そして公民の一人だった。その責任を確りとこれからも変わらず、なおかつ、ますます背負っては、過去を誠実に理解して、未来に着実に歩を進めていくことを決行している。

 「人間を開発事業の原動力と目標にすることはベトナムの終始一貫した政策です。これはベトナムが国連に加盟してからの45年間だけでなく、ベトナムが独立を勝ち取った1945年からこれまでの開発事業の重要な柱であるとしています。この総合的なアプローチ方法で、ベトナムは多くの困難を乗り越え、社会経済開発事業で多くの成果を収めています」
 ベトナムは「あらゆる分野で人権を保護する」という方針を打ち出しています。この方針に従って、ベトナムは国連憲章と国際法に基づき、「対話・協力・相互尊重」という原則で、人権を確保するため、各国、および国際組織と連携する用意があります。

 「1977年に国連に加盟してから、ベトナムは常に、国連のパワフルなパートナーと見なされています。ミレニアム目標の遂行におけるベトナムのけん引役としての役割は持続可能な開発のための2030アジェンダの履行に強固な土台を作り出しています。ベトナムは持続的な平和の維持に重要な貢献をしてきました」
 国連に加盟してからこの45年間、ベトナムは多大な成果を収め、迅速に成長し、国連の一メンバーから重要なパートナーに発展してきました。こうした中、ベトナムは、「今後も、世界の平和・安定・協力・繁栄のために取り組んでいく」との方針を打ち出しています。

「ベトナムは、2023年~2030年期の社会政策の新しい決議、2045年のビジョンを発布する予定です。これは、ベトナムが2030年までに上位中所得国、2045年までに高所得国になるという目標の達成を目指すことです」

 自分は、上記の祖国のニュースを見る度に、猛烈な恥に苛立ちや歯痒いさ等を感じ、背筋が凍ったり、目を背けたり、深いため息を吐いたりする。「いつまで、そして、どこまでも大言壮語するのだ?」・「隠蔽・虚偽・欺瞞だらけだ・・・」と心を強く深く痛める。内容や信実の無い美しさ等は卑しまなければならないものであり、内容や信実のある醜さ等は尊ばなければならないものである。

 上記のベトナム詩集は、日本で最も多く、そして最も購入が容易である、邦訳された詩集です。
 ですが、ベトナムの歴史を深く研究した人々であれば、この詩集がいかに偽善で欺瞞に満ち溢れた編集によるものかを知ることになると思います。
 戦勝した北ベトナム側(共産党)のベトナム詩集、そして北ベトナム側(共産党)寄りの日本詩集ばかりで、共産党以外の、独立戦争に協力や共闘した諸勢力の人々、北ベトナムの農地改革や人文傑作運動(思想弾圧事件)等で、冤罪で処刑や投獄等された人々、また、北ベトナムに協力して命懸けで共闘した南ベトナム解放戦線や南ベトナム共和国等の人々、そして、敵対していたフランス・アメリカ・韓国・カンボジア・中国等(この二カ国は、前期は協力・友好関係にあった)の戦死した兵士達や、戦後に苦しみ続けた帰還兵達、更には、北ベトナムを嫌い憎んで殺害されたり、北ベトナムや南ベトナム解放戦線で虐殺されたり(フエ事件等)した人々、南ベトナム側の戦死した兵士達に、搾取に冷遇や虐遇された人々(南ベトナムでの急激な社会主義化に改造学習や改造労働等)、祖国を脱出して、途中で死んだり、外国に到着するも、間もなく病死や自殺したり、そして、死別や孤独に憎悪に苦しみ続ける難民達(インドシナ難民)のこと等は、一切触れておらず、当然、それに対する詩は一つもありません。それもそのはずです、これは、ベトナム共産党による編集であるからです。この詩集の完成に協力して下さった日本人の詩人達の方々も、何も知らない或いは欺かれてしまったことでしょう。

 ですから、確かに、ベトナムは独立し、そして南北統一しました。ですが我が祖国は、自由、ましてや、幸福からは、遥かに掛け離れた悲惨な現実にあります。そして思うに、鎮魂もまた、不足・虚偽・欺瞞であること甚だしいものです。

「たとえ国家が独立しても、民が幸福で自由でなければ、独立にも何ら意味はない」

 我が祖国が完全独立並びに南北統一してから、あと2年半余りで半世紀となります。思うに、我が祖国の独立は、もちろん決して全くではありませんが、まだまだ無意味です。大幅に改善や進歩等したとはいえ、人民の自由はまだまだ不十分であり、ましてや幸福等、寡少です。そして次々と新しい社会問題や国難等も続出しております。

「過去を誠実に理解しないまま、未来に着実に歩を進めることはできない。私たちがその過去に関与し、責任を負っていればなおさらである」

 思うに、本当の善き責任は、自分自身の意志・決行・挑戦に由って生じるものであり、そしてそれらに拠って成し遂げられることで、偉業が達成されるものでしょう。無関心・無理解・無責任な権力者達・上位者達・指導者達等は、人々に関心・理解・責任を持つよう喚いたり、強いたり、脅したり等します。ですが、自分自身の意志・決行・挑戦等こそが、責任の本当の善き理由にして根拠でしょう。自分もまた、自分自身の意志・決行・挑戦等を以て、独自に過去の祖国並びに未来の祖国に対して、責任を負って参ります。

2 新しい拙作㈠『人文傑作 剛直な猛省の愛国詩集』

 以上の想いから、以下の通り、新しい拙作とその構想が誕生しました。

 以下の詩集を参考にして詩作して参ります。

 こちらの詩集の拙作で、ここ日本の言論・表現・思想・良心の自由に深謝しつつ、大いに活用して著述して参ります、剛直な猛省の愛国心を以て。過去の数多の過失や罪過等を誠に猛省しては、過去の数多の被害や犠牲等を誠に哀悼して、現実の改善や進歩等に貢献し、未来にて再び繰り返される新たな惨禍や危難等に、各個人に社会や国家が正しく善く直面しては解決して、再び新たな改善や進歩等が出来るようにするのです。

3 新しい拙作㈡『申夭語 隣人愛と学問愛の言行録』

 さて、暗くて苦しい話ばかりとなってしまいましたが、その暗さや苦しみ等から、以下の通り、明るくて楽しい拙作とその構想も誕生しました。

 こちらの拙作は、以下の傑作と、自分が最も愛好するマンガ・アニメの一つを参考にして著述します。

碩学が精魂傾けて全訳した人間学普及の名著。儒学関係の数多い語録のうち第一等の修養書として、古くから指導的地位にある人々に珍重されてきた名著の唯一の完訳本。明の大儒・呂坤が生涯をかけて発した一言一句血のにじむ魂のうめきは真に生きんとする者に深い反省を促し、大きな啓発をあたえる。

 親の転勤により、一人暮らしをすることになった宇佐くん。だが彼の新しい住居は奇人変態ばかり。だが、憧れの律先輩もそこにいて…!?ラブ3:コメ7の思春期コメディー!

 哲学や思想等は、本当に辛くて危うい道にして頭脳労働・感情労働・精神労働です。そして極めて深い孤独の中で、数多の社会的や経済的に、心理的や精神的な困難・苦難・危難等を克服しながら、「愛」を誠に育み成していくのです。そして、その愛を以て、学問への愛と、愛する大切な人々(身近や存命中の人々だけではなく、時空を超越した過去と未来の人々をも含めて)への愛を成していくのです。こちらの拙作は、そのような想いから誕生と構想しました。

4 結語

 今から、運動と料理に取り組み、今夜から、以下の残っている文献の研究に取り組みます。

 当分は、ブログやサイトの更新がまた止まります。どうかお待ち下さいませ。

 また、上記の二つの拙作の完成・出版後に、再び以下の小説の拙作の執筆を再開します。

 

 応援やご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。