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HSPの感覚

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体調・精神面の調整期間に綴ったものをまとめました
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気分を作る空間を作る

気分を作る空間を作る

*2021年に下書きしていたものを掲載

私はお掃除後によく毎回お香を焚きます。スティック状のお香なので、お線香です。掃除はただ掃除しただけでも気持ち良いものですが、特に気持ちを切り替えたいとき、少量でもお香に火を灯すことで、まっさらになった空間がお花でも活けたかのように、空気感が変わって行くので面白いです。

お香専門店の方に教わったことですが、冬は空気が冷たいのでお花の華やかな香りを灯すことで

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ひつじ色の庭に

ひつじ色の庭に

思い起こせばちょうど2年前、イギリスでの短期留学(ステイ)から帰国したのでした。

約2ヶ月半のイギリス暮らしは、もちろん毎日お勉強はしていたけれど、語学を学びに行ったというより本来の自分を知るきっかけのような時間で、いつ思い返してもきらきらしている。

楽しい日々というよりも、毎日自分に真剣で自分のための時間を過ごしている実感を初めて味わったイギリス生活。

そんな時を経て書いているんだからきら

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HSPと味覚 食べ物の好き嫌いー私の場合

HSPと味覚 食べ物の好き嫌いー私の場合

子どもの頃はとにかく好き嫌いが多くて、チョコレートがあれば良いという子どもでした。大人になってからだいぶ改善されて、もうそんなに食べられないものないかなぁと思っていても、誰かと食事をすると、そういえばと思い出す。半熟卵、いくら、レバー、にんじん、、、など。食感が苦手なもの、食材の匂いが苦手なもの、味が苦手なものと苦手のバリエーションは様々。

味覚だけでなく、食べるとなぜか胸焼けしてしまう調味料も

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せっかくのHSPなので...

せっかくのHSPなので...

私は子どもの頃から家族からワガママ、と言われていて、兄は小学校低学年の時にそれを題材にして地域の作文コンクールで賞を取ったほどです。食べ物の好き嫌い、洋服のこだわり、頻繁に体調を崩す、ふとした瞬間に不安になり親に泣き叫ぶなど。4つしか年の離れていない兄にとってはうんざりだったでしょうし、まだ生まれたばかりだったもう一人の妹もいたことで気持ちの対比もあり、それを子どもながらに表現した兄は天才だったの

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HSPと嗅覚 私の場合

HSPと嗅覚 私の場合

先日私の味覚について書いていたときに、書きながら嗅覚の方も書いてみようと思っていた。

自分の嗅覚がちょっと敏感すぎるのかと自覚したのは、割と最近。コロナになってマスクを着け出してから、通勤などで電車に乗ったときにいつも以上に、あ、これはダメな匂いだ。と、マスクをすることで苦手な香りをより強く感じて、みんなそうなのかと思って、友人に話したらそんなことはないらしい。

考えてみたら、癒しアイテムの基

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由布院旅日記

由布院旅日記

先日滞在した大分・由布院
 想像以上に心地良く 
たった1泊2日でしたが滞在した時間以上にそこに居たような
帰ってきてしばらくたってそう思うようになりました

宿泊した「草屋根の宿 龍のひげ 別邸ゆむた」さんは
お部屋が全部で10室の宿

由布岳を見渡すテラスに並ぶかたちで部屋付きのお風呂があり
眺める森を遮るものはなく
ただただ由布院の森の匂いや風や虫の声を感じながら自然に包まれる
そんなお部屋

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繊細さの発揮方向

繊細さの発揮方向

ここ数ヶ月、急にバランスを崩した体調、数週間で更に不穏な状況に。

とっくに検査済で、特に治療が必要でも病名もついていない。でも、身体は分かりやすく様々な出来事に反応していて、ここのところの症状は、繊細さと激しさを併せ持つHSPならではかもしれないと改めて自分のHSPを自覚。

キッチンで、体調改善にと始めたばかりの生姜湯用に生姜をすりおろしながら考える。ガサツな人に対応しなくちゃいけない仕事、や

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