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犬と猫の認知症について①

獣医師ゴリです!

これまで約5か月間かけてお話ししてきました下痢の話がひと段落しました。


今回より新しいトピックとして

犬と猫の認知症


についてのお話をしていきたいと思っています。


一昔前より犬、猫ともに確実に長生きになってきました。


動物病院で働いている私の感覚としては

犬では16,17歳まで長生きする子も増え、それ以上長生きする子も増えてきた

猫では以前より20歳を超えてもなお元気な子が増えてきた

印象があります。


現在犬は高齢になると「がん」や「心臓病」なども増えてくるためどうしても20歳の壁はなかなか超えきれない印象がありますが、

猫は腎臓病の発症が遅い子が元気で長生きできている印象があります。

特に猫は現在私が注目している宮崎教授の猫の腎臓病薬が完成すると本当に30歳まで元気でいられるのでは?

とかなり期待しています。

宮崎教授の「猫が30歳まで生きる日」をまだご覧になっていない方は、ぜひお読みになってみてください。↓


私も以前このnoteで紹介しています。よかったらこちらもご覧ください。↓


話が少し脱線してしまいましたが、
犬も猫も高齢化が進み、そこで新たな問題になるのは

認知症


です。

犬猫の長寿化に伴いここ数年、認知症の症状で悩まされる飼い主様からの相談もかなり増えています。

そんな中、先日私が勉強したオンラインセミナーで「犬猫の認知症」についてのアップデートがあったので、これから何回かにわたりそのセミナーから学んだことを中心にご家族に知っておいてほしい「認知症」についてお話ししていきたいと思っています。

今回のnoteは

高齢になってきた愛犬愛猫のご家族はもちろんですが、

最近犬猫を飼い始めたご家族にもぜひ知っていただき、高齢化への対策を考えるきっかけになってくれれば良いと思っています。


また前回、私が書いた初めての有料記事では。健康な長生きをするための方法を書かせていただきました。

シンプルな方法ですが、これを実践していただくと健康な長生きができると私は確信しています。

また同時に、今回のトピックである認知症の初期症状にも早めに気づけるようになるはずです。

興味を持たれた方はぜはこちらも参考にされてください。↓


それでは次回より「犬と猫の認知症」についてお話ししていきます。

よろしくお願いいたします。


つづく


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