差別が生まれつきではなく、教わったものにすぎないかも
どうも、ベロニカです。
この投稿をみて少しでも差別があることに関心を抱いてくれたら嬉しいです。
ジョージ・フロイド氏の死亡で世界が動かされていて、黒人の人権を求めて、あっちこっちでデモに数多くの人が参加していますね。
そんな中、メディアが基本、人の暴れている様子、強盗や乱暴な行為しか放送していないのが、どうかなと思います。
警察がデモに参加している人たちを応援しているうえ、一緒にパレードに参加しているところ、デモに出ている人たちを見守っている周囲のところ、お店の強盗しないようにお店の前で立ち並びお店を守っている人の姿、等がメインストリームメディアでは、観ることができません。残念ながら。
まるで、こういうちょっとしたことで、私たち世間を洗脳しているようです。
もちろん、メディアだけの責任ではありません。
どうしてこの話がそんなに大事かというと、誰も国籍や年齢や肌の色なでで差別を受けたくないはずです。差別が意味不明の怒りに繋がることも多いから、この問題を解決する必要があります。
なぜかというと、人間は生まれつきで差別的な動物ではないからです。
差別は色んな形で無意識的に教わってしまいます。
例えば、地図です。
地図の見方によって生まれる差別
地図?!
と思った人が少なくないと思いますが、その通りです。
私たちが教わっている地図は、昔船員などが使っていて、
取りあえずまっすぐ行けばこの場所に着くよ!
という解説が一番分かりやすいと思います。
しかし、そのため、地図の歪みによる、
欧米人がたくさん住んでいる地域が大きく見えるので、無意識的に差別を教えているじゃん、という意見もあります。
勘違いしないでほしいです。
地図事態が悪いわけではないです。
他の地理的な見方を教えてくれない教育のせいです。
たとえば、国のサイズ感の話になると、例の地図だとわからないですが、
こういうサイト 国サイズ比べ を覗くと、アメリカが思っていた程大きくないことなどが判明します。
今までは、世の中に、より正確な地図を目指して考えてきた人がたくさんいます。そして、どの地図を見ると大陸と国のサイズが異なるから、見方によって世界の見方も変わります。
こちらでご覧ください↓
だから、こういうことも教える必要性があるに違いありません。
家庭教育による生まれる差別
生まれた時から、子供たちが好奇心を持ち、自分と違う人もいるのにも気づくわけです。
だから、両親による説明も何より大事です。
こういう時教わる差別はわざとじゃなくても、つい教えてしまうこともあります。
「ほら、みて!外人だ!」
というのもその例の一つになります。
または、家庭内のお母さんとお父さんの関係を見てみると、子供は異性に対しての価値観を持ち始めるし、異性を尊重できるかも、ここで決まります。
こういうときは、ちゃんとして会話をせざるをえません。小さい子供でさえこのような話を理解するはずです。
社会による生まれる差別
学校を始めて、会社などで様々な画面で、新しい人に出会い、新しい価値観や意見などにぶつかる、人生の中で、最も長い時期となります。
みんなの共通点より、違うところが重視される時期でもあります。
男女別のトイレ、男女別の体育、性にすることを教わっていても男女別のレッスン。。。
女性だから教育より、家庭に集中させられたり
どうせそのうち結婚して子供を産むので、いいポジションを与えられなかったり
女性の給料が男性のより低かったり
優秀な人材なのに、国籍などによって就活できなかったり
肌色で差別されたり
恋愛対象で差別されたりして
きっと皆さまも他にも何かしらの事を思い出すはずです。
この最近、色々改善されていますが、まだまだ道のりが長いですね。
歴史による差別
勝者が歴史を語る、という言い方がありますが、まさにそうです。
勝者のみはシンジツな歴史を自分の都合に合わせて決めて、そして語ります。
これは、愛国心を生むためのものではありますね。
負けた側は自分の恥を認めたくないということで、都合よく、他人への怒りまたは他責的な気持ちを持ち込んでしまいます。
どの国にでも、この現象が起きています。日本の歴史においてもですね。
歴史を変えることができませんが、学ぶことはできます。そして学べば、私たちの祖先と同じミスを繰り返さなくなれば最高です。
メディアによる生まれる差別
メディアは力を握っているエリート武器だと言っても過言ではありません。
政府や大手企業がニュースやテレビ番組やCMなどに通して、私たちの世間の見方を陶芸のように形にされます。
ハリウッド映画でもよく問題になる、アジア人役なのになんで欧米人が演じるの?という例一つとして挙げてもいいでしょうね。
たとえば、海外では、この中国のCMがものすごく話題になり、世界一差別的なCMとして認定されました↓
このテーマに話せば話すほど、話が長くなるだけですので、取りあえずここでストップかけようと思います。
一般メディアでは、確かに、偏見と差別が多くみられます。しかし、この20年くらいネットが導入されて以来、情報交換と拡散がよりよくなったとはいえ、教育不足または政府による制限によって、無知なまま居続けたい人たちも少なくないでしょう。
では、どうしたらいいのか?
子供が生まれてから、周りの世界を見て、言語を学びながら、周囲からこの世の中の事を色々教わってきます。
そして、大人が思っているより、子供が色んなことに気づいてるわけです。
例えば、見た目が違う人に会えば、今まで見たことのない見た目のであれば、何で違うか、やっぱり気になります。好奇心が決して悪いことでないです。だけど、どの物事と同じく、教育とちゃんとした話が何より必要です。
こういう会話を避けると、いいことがないですからね。
たとえ、性教育の話になりますが、子供たちを守るために、性教育をどの年齢になって受ければいいのか、という話が結構聞いていますが、なるべく早くでいいと私が思います。今の子供たちが成長が早いし、ネットで様々な情報収集ができているのですが、変な情報を得るより、ちゃんとした話を通して理解を含めれば最もいいです。女の子が生理になってからとか、妊娠してから、話してももう遅すぎじゃないですか?
子供はみんなが思っているより、頭がいいし、理解力が高いので、好奇心の強いがいても、こういうちょっと複雑で難しく見える大人が逃げがちだけかもしれませんね。
しかし、大したことじゃないと思ってしまうことも、教育不足で、そのうちよくない行動に移ってしまいます。
教育の元で、話題への理解力を深め、互いへの尊重を教われば、人種差別を始め、様々な差別がこの世の中を消えるに違いありません。
最後に
差別は人間の本質かもしれません。劣等感または未知による生まれる恐怖によって生まれるものです。
しかし、このご時世だから、教育と話し合いを通して、決して解決できない訳ではありません。難しいことでもあるだろうと思いますが、人間社会のためにせざるを得ないこともあります。
最後の最後に、Netflixのあるドラマを紹介させていただきます。
このドラマのスゴイところは、ハリウッドが世の中を変える力を持っていると認めたうえ、第二次世界大戦後、差別的な行為をするより、チャンスを与えれば、世の中は自分と違う人たちにもっと優しくなっていたのでしょうね。
この記事が参加している募集
応援されるとベロニカは空を飛びそうになるほど喜びます。