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#エッセイ
見た目が良いダッフルコート
すっかり春の陽気を心待ちにして朝を迎えるようになった3月中旬。
そんな季節の変わり目に、人々の洋服が変わる様を見るのが密かなこの時期の楽しみだ。
が、これは先週、特に目を奪われたダッフルコートの話。
電車内でそのコートを羽織った通勤客を同時に4人目撃した1日もあった。
というか、目がそこに行ってしまう。
とても暖かな気持ちになるのだ。
何故だかは今は分からないし、この感情について2、3
今履いているジーパン
僕が洋服を好きになったきっかけは古着屋で買ったリーバイス501からだ。
昔の雑誌にあるような至って王道の出会い方だったが、それからは手の出せるヴィンテージデニムだったり、海外のメゾンブランドのジーパンなんかもこれまで履いてきた。
そんな僕が現在履き込んでいるジーパン3着を今日は紹介したいと思う。
桃太郎ジーンズ
ここのところ最後に買ったデニムであり、リジット(いわゆる色落ち加工無しのタイプ)
「M-65フィールドジャケットの思い出」
間もなく3月に入る。
いわゆる卒業式シーズンだ。
僕が高校3年生の時、タクシードライバーという映画を観た。
舞台はアメリカ、ロバートデニーロ演じるベトナム戦争から帰ってきた兵士が主人公で、戦争の影響なのか不眠症に悩み、大都会での生活になじめず、やがて狂気の沙汰を起こす一人の青年の物語、といった感じだろうか。
この映画はファッション誌でも度々登場するくらいだから結構な名作なんだと思う。
が
欠けたボタン 〜カムコ シャンブレーシャツ〜
子どもが生まれる前だったからあれは、6年前の夏頃だったか。
その店にはTシャツを買いに行ったのに、目に留まったのは一着のシャンブレーシャツ。
「このシャツはね、このブランドが毎年出してるやつなんだけどいつも少しずつ仕様が違って。このシャツは去年のモデルだからボタンダウンで今年はもうないデザインなんです。」
お店の人が嬉しげな表情で得意げに教えてくれる。
天邪鬼気味な僕はそういう話に滅法弱か