TAKODARA
本日は海外旅行の日常 朝早く、前日に準備した荷物を持って空港へ 蓮 : ありがとねお母さん 〇 : 送ってもらってすみません 車を蓮加のお母さんに出してもらって空港まで送ってもらった 母 : いいのよ。楽しんでらっしゃい 蓮 : うん。ありがと そしてそのまま飛行機へ搭乗 〇 : 海外初めてだよ 蓮 : ね〜楽しみ〜 さ : あぅ〜 蓮 : 楽しみだね〜 朝早いこともあって3人は寝てしまった 身を寄せ合ってすやすやと眠
本日はほのぼのな日常 蓮 : あつ〜い〜! 〇 : 暑いね〜 クーラーをつけている部屋にいても 暑く感じる今日この頃 さくらと一緒に冷たいタイルの床に 寝そべっている蓮加 〇 : 蓮加にしては珍しく薄着だね 蓮 : 暑すぎるから そういって立ち上がり 俺の座るソファに腰掛ける 蓮 : 魅力的な妻じゃだめ?💕 〇 : 可愛いからあり 蓮 : んもぅ〇〇ったら〜💕 相変わらず仲良しな夫婦です 暑い暑い言ってたけど 元々予
真っ暗とまではいわない暗さ 街中の工事現場の前で 一人の高校生が過去の夢を明かした 二人の隣を車が走り抜ける 車のライトで一瞬照らされる二人の姿 隣には目から涙を垂らしている〇〇の姿 私はどうしてあげるのか正しいかわからなかった 賀 : ま、〇〇... 〇 : ...はは...だっせぇ...泣笑 そういってまた歩き出した〇〇 賀 : ...あっ、待ってよ! ワンテンポ遅れて〇〇の後を追った 〇〇に追いつき 近くに公園があったので そこの
空が橙色に染まり始める 屋上でただ喋るわけでもなく 壁に寄りかかって座る男女 〇 : ... 賀 : ... その空気感を崩したののは〇〇だった 〇 : ...なぁ 賀 : なに? 遥香は呼ばれて〇〇のほうを向くと 〇〇は達観したような なんとも言い表せない顔をしていた 〇 : ...お前の夢...って...なんなんだ 普段と違う姿な〇〇 そんな姿に少しびっくりする遥香 賀 : 夢ね〜 〇 : ...あるんじゃないのか
姉ちゃんは昔からアイドルになるのが夢だった 小さい頃から歌うのが好きだった いつしかアイドルという夢を掲げていて 一度オーディションに落ちてしまったものの また挑戦して見事アイドルになった 姉ちゃんがアイドルになって売れ始めた時 上京していた姉ちゃんが久しぶりに帰ってきた ある程度の稼ぎをしたから 家族にご飯を奢ってくれた その時はなんか心がざわついた もうパティシエという夢を諦めていた俺は 夢を叶えた姉ちゃんと対面するのが嫌だった まだ俺はその場には
いつからだろう その夢を追い続けたのは いつからだろう その夢を諦めたのは 俺の夢は "パティシエ"になることだった 中学生の時 まだ本格的ではないとはいえ これからのことを考え始める時期 中学三年のとある日 俺は家族で出掛けていた 出掛けた帰りに ケーキを買って帰ろうとなり とあるケーキ屋に寄った 甘いものがあまり好きではなかった 正直ケーキもあんまりって感じだった でもその時だけ違かった ケーキを買って帰り家で食べた その時 俺の中で
夢は誰しも叶えられるものではない ずっとその道を追い続ける者 諦めて別の道を探す者 言い方を変えるなら 勝者と敗者 夢を叶えられた者は勝ち 夢を叶えられなかった者は負け そんなことない そんなはずない 誰がそんなこと決めたんだ "偏見"という名の暴力に 俺の"夢"は負けた 担 : ...であるからして〜... 6月中旬 蒸し暑さが籠る教室 つまらない授業 外からの日差しを受けながら 黒板の文字をただ書き写していく ペンを置き窓の外をじっ
梅雨と初夏が終わり 夏が本気を出し始めた 暑さが籠る体育館 汗をだらだらと流し 部活動に取り組む学生たち マ : 終わり〜 マネージャーの一言で 走っていた体をゆっくりと止めていく 〇 : あ"〜つ"が"れ"た"〜 ? : お疲れ様〇〇くん この人は石森璃花さん 俺たち男子バスケ部のマネージャーで 俺の一つ上の高校三年生である 璃 : はいどうぞっ 〇 : ありがとうございます 璃花さんから水をもらって 大の字に寝ていた体を
皆んなは幼馴染がいるか そんな俺には年上の幼馴染がいるのだ 皆んなは生徒会をやったことがあるか そんな俺は現在生徒会なのだ 皆んなは生徒会長であり幼馴染がいるか そんな俺は生徒会長であり幼馴染がいるのだ いつも通りのつまらない授業を終え 生徒会室に向かう 〇 : どうも〜...ってはやっ ? : 待ってたよ〇〇! この人は森田ひかる 俺の一つ上で幼馴染で生徒会長である 森 : 〇〇〜 椅子を立ちトコトコと寄ってくる 〇 : ...な
本日は初めての日常 まだ育休で休んでいる二人 またいつも通りの生活を送れると思っていた とある日 大体同じ時間にさくらが夜泣きするのに今日は泣かなかった その時間に起きることが慣れていた蓮加はさくらが夜泣きしなくとも起きてしまっていた 蓮 : ...んぅ...ふぅ... 眠たい体を無理やり起こして一応さくらの確認をする するとさくらの顔が赤く、呼吸が乱れているように見えた 蓮 : えっ、さくら大丈夫!? ゆっくりとさくらを持ち上げておでこや首裏に触
本日は幸せな日常 〇 : それじゃ行ってくるね 蓮 : いってらっしゃい。気をつけてね 〇 : ありがと そういって家を出た〇〇 蓮 : ...よし 家から車で去ったことを確認してリビングに戻る 蓮 : さてさくらよ さ : うー 蓮 : 今日はなんの日かわかる? さ : あぇ? 蓮 : 流石のわからないか笑 蓮 : 今日は〇〇、お父さんの誕生日なんだよ 今日、7月15日は〇〇の誕生日なのです 〇〇は誕生日だ
本日はほのぼのな日常 今日はお出かけをする予定です しかし 〇 : 蓮加〜起きて〜 蓮 : ...んぅ... 出かける時間になっても蓮加が起きません 前日に久しぶりにゲームを夜遅くまでやっていたせいか、寝不足気味な蓮加 〇 : ほら蓮加起きて〜 蓮 : んぅ...あとちょっと... 〇 : もうしょうがないなぁ。ゆっくり寝てね 蓮 : うん... 布団をかけて頭を2、3回撫でて部屋を出る 〇 : おーいさくら〜ルテ〜? 呼
本日はほのぼのな日常 山下と与田が来てから二週間 最近はさくらの夜泣きが減った まったくないわけではないがたまにになった 夜_さくらが寝た後のリビング 蓮 : さくら寝たよ〜 〇 : ありがと 蓮 : はーい ソファに座る〇〇に並ぶように横に座る 蓮 : 最近さくらの寝つきがちょっと悪いんだよね 〇 : 確かに。ちょっと時間かかってたかもね 蓮 : どうしたらいいのかな? 〇 : 歌うたったり絵本読んだりしてみる? 蓮
本日は二人きりの日常 車を走らして2時間 二人の思い出の熱海へ向かった 蓮 : 風が気持ちいいね〜 〇 : 懐かしいね〜 熱海では毎年夏になると花火大会があり二人は毎年来ていた しかし去年は妊娠していたため来れなかったのだ 蓮 : 2年経ったけど変わってないね 〇 : まぁそれも良きだね 蓮 : 良き良き 〇 : とりあえず行こっか 蓮 : うんっ どちらからともなく手を繋ぐ 〇 : ご飯はいつものところで良き? 蓮
本日はほのぼのな日常 さくら初めてのお出かけも終わって またゆったりとした生活を送っている もちろんさくらの面倒だったり ルテのお世話だったり やることはとても多い 蓮 : いやぁ疲れたねぇ 〇 : お疲れ様蓮加 夜、さくらを寝かしつけソファで隣に座る 〇 : 肩揉んであげるよ 蓮 : おっありがと 体の向きを変えて俺に背を向ける 〇 : いや〜お客さん凝ってますね〜 蓮 : 最近ゆっくりできてないもんでね〜 すると蓮加の携
本日はほのぼのな日常 今日はさくら初めてのお出かけをします 荷物を準備をしていると着替え終わった蓮加とさくらが 〇 : おっさくら可愛いね〜 さ : えへへー 蓮 : ちょっと〜私は? 〇 : もちろん蓮加だって可愛いよ 蓮 : 行動で示してくれないとな〜 〇 : しょうがないな〜 頬に軽く口付け 蓮 : んもぅ 〇 : はいこれでいいでしょ? 蓮 : ったくたらしなんだから〜 そんなこんなで車に乗ってお出かけ