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ツンデレな嫁と娘との日常 4話




本日はほのぼのな日常






さくら初めてのお出かけも終わって

またゆったりとした生活を送っている


もちろんさくらの面倒だったり

ルテのお世話だったり

やることはとても多い


蓮  :  いやぁ疲れたねぇ

〇  :  お疲れ様蓮加


夜、さくらを寝かしつけソファで隣に座る


〇  :  肩揉んであげるよ

蓮  :  おっありがと


体の向きを変えて俺に背を向ける


〇  :  いや〜お客さん凝ってますね〜

蓮  :  最近ゆっくりできてないもんでね〜


すると蓮加の携帯が震える


蓮T  :  もしもし?

山T  :  あっ蓮加〜?


電話の相手は山下と電話の奥の与田だった


山T  :  今〇〇くんいる?

蓮T  :  隣にいるけど

山T  :  ちょっとビデオ通話にしよ〜


二人が見えるように携帯を置く


〇  :  どした〜?

与  :  二人って明日どんな予定〜?


蓮  :  明日もさくらのお世話かな

〇  :  変わらずだよ


ビデオ越しの二人がニヤッと顔を見合わせる


山  :  明日のさくらちゃんのお世話、私たちに任せてよ!

蓮  :  どういうこと?

与  :  私たちが明日一日、さくらちゃんのお世話するってこと。二人はゆっくり休んでてってこと


今度は俺らが顔を見合わせる


〇蓮  :  ...


〇蓮  :  大丈夫で〜す


ピロンっ♪


〇  :  さっ俺たちも寝よっか

蓮  :  そうだね


電話を切って寝ようとするともう一度電話が


蓮  :  もうなによ

山  :  勝手に切ってんじゃないわよ!



〇  :  だって別に困ってないし

蓮  :  さくら渡したくないし


電話してる画面の向こうでため息一つ


与  :  でも二人の時間ってないでしょ?

〇  :  いやあるね

蓮  :  ちゃんと二人の時間とってるから


またまた画面の向こうでため息


山  :  だめだこりゃ

蓮  :  んまぁ?さくらのこと見ててくれるっていうなら?まぁ乗ってあげないこともないけど?

山与  :  ...


画面越しに見える二人が息をのんで一言


山  :  最初っから素直にそうしとけばいいのよ!

与  :  もうなんか疲れた


まぁそのあとも話して結局明日は二人が面倒を見ててくれることになった




次の日



蓮  :  ほんとにきた...

山  :  結局呼んだのそっちだけどね!


与  :  とりあえず二人は楽しんできなよ

〇  :  ありがと。そうさせてもらうよ


せっかくの二人の時間を邪魔されたくないので色々と物の場所だったりを教える


〇  :  とりあえずこれで全部かな

蓮  :  多分1日のお世話ならこれぐらいで足りると思うから

山  :  おっけ〜任せといて


荷物を準備して車の前


蓮  :  それじゃいってくるかね

〇  :  さくらのことよろしくね


山  :  はいよ。せっかくだから楽しんできてね

与  :  ほらさくらちゃん、お母さんとお父さんにばいばいって


今は与田に抱っこされている


さ  :  あー、うーうー...

蓮  :  さくら...


蓮  :  ...やっぱやめない?

与  :  だめでしょ笑


笑いに包まれていざ出発


山  :  いってらっしゃーい

与  :  楽しんでね〜


〇  :  せっかくだし今日は楽しもっか

蓮  :  それもそうだね。さくらになんか買ってあげたいな


こうして二人の旅が始まった




二人を見送ってから家に入ってさくらちゃんのお世話


とりあえずさくらちゃんを解放



与  :  はいよっと


抱っこから降ろして床に放つとルテが近づく



にゃぁん

さ  :  うーうー


山  :  はっ...!?

与  :  可愛すぎる...💕



一人と一匹の可愛さにやられる


さ  :  あっ...うわぁぁぁん泣うわぁぁん泣


突然さくらが泣いてしまう


山  :  えぇえぇえぇ!

与  :  どどどど、どうしたの〜?


さ  :  うわぁぁん泣うわぁぁぁあん泣


与  :  ここここ、こういうときは、蓮加に聞いたことを思い出すんだよ

山  :  そ、そうだね


二人の頭の中はさっきまでの蓮加たちとの会話


〜〜〜〜〜


蓮  :  もしなにもないのにさくらが泣いちゃったら多分おむつね


〜〜〜〜〜


与  :  ま、まさか...


さくらをゆっくり寝かせておむつを開くと


山  :  ...

与  :  ...これは...


初めてのおむつ交換にちょっと躊躇う



与  :  ...美月やっていいよ

山  :  い、いや祐希やりなよ...


与  :  い、いやいや、あっほら、赤ちゃんのお世話したいっていってたじゃんか!

山  :  いやそんなこといったら祐希だって...!


さ  :  うわぁぁん泣うわぁぁぁぁん泣


さらに部屋中に響くさくらの泣き声


山与  :  ...



与  :  ...ふ、二人で、やろっか...

山  :  そ、そうだね...



この一回で20分の格闘があったそう


その後のお世話は順調にいったとか




〇〇と蓮加のお出かけはまた次回






続く

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