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地球と街と出版とお金の話
昔、Google Earthを見ていたときに、思ったことがある。
「街っていうのは、水辺にしかできないもんなんだな」
地球はめちゃくちゃ広いのに、人間の家々は、そのごくごく一部分に密集して建てられている。
大きな部屋の、ほんの隅っこ部分しか使っていないような感じで、ちょっともったいないなと思った。
人類には、飛行機だって船だって車だってある。人間は、地球のどこにでも行けるだろうに。
そんなことを
ネコチャンは飼い主に似るか?
猫をオモチャでじゃらしていると、たまに、「猫は飼い主に似るのだろうか?」と考えてしまう。
だって、うちの猫、かまえかまえと言われてかまっていると、はじめのうちこそ普通にオモチャにじゃれているのだが、すぐに、
「自分をじゃらそうとがんばる下僕を観察する遊び」
をはじめてしまうからだ。
僕は子供のころこうだった。
みんながドッジボールをして遊んでるときとか、一緒に体を動かすよりもそれを観察して楽しん
虫かごのお金さん、暴落する
投資をしている。
8年ほど前、会社を辞めて専業作家になるとき、将来への不安が大きすぎてはじめた。
だって売れなくなったらお金なくなっちゃうし。
スランプや病気になって書けなくなったらお金なくなっちゃうし。
疾病手当も福利厚生も厚生年金も、なんのセーフティネットもないし。
大企業の正社員を捨てて、ギャンブラーになる。
これはね、不安しかないわけです。
そんなとき、「金持ち父さん貧乏父さん」という本
あとがきのようなもの
『絶望鬼ごっこ さらば地獄鬼ごっこ』発売しました。
24巻続いたシリーズも、ようやくフィナーレとなりました。
1巻が発売されたのは9年以上も前で、僕が新人作家だったのはもう一昔前のことになってしまいましたが、とりあえず一区切りついたいま、駆けだしのころの気持ちを忘れないうちに、ここに残しておくことにします。
作品の中身とはまったく関係ないので、読者の方はパスしてもらえるとうれしいです。
読者の
🐯デビュー10周年🐯
10周年!デビュー作の『めざせ!東大お笑い学部』が発売されたのが、2014年5月15日。
なので、今日でデビューから、ちょうど10年が経ったことになる!
こんだけ長く続けてこられたの、我ながらおどろきである! ほんとに!
そもそも、僕はもともと児童書志望じゃなくて、大人向けのエンタメを書いていたのだ。
いや、大人向けを書いていたというのもまちがいで、根本的に『ジャンル』とか『対象読者層』とか、意
キスは文化か!?本能か!?
ふと、「可愛いものにキスをしたいと思う気持ちって、文化なのか? 本能なのか?」と疑問に思った。
僕は若いころ、キスは文化だと思っていた。
僕のファーストキスの記憶は、まだ恐竜が生きていたころ、四半世紀近く前、高校生のころのことである。
当時遠距離でつきあっていた人と、二度目に会ったときにやってみた。
そのときの僕の感想は、こうです。
「ごっこ遊びっぽいな!!」
……ロマンのかけらもありませ
今後の課題とさせていただきます
「今後の課題とさせていただきます」って言葉に、なんだかもんにょりしてしまうたちだ。
僕がこの言い回しを覚えたのは、大学の研究室でのことだった。
卒業研究で詰まってしまい、困っていたときに、先輩から教わった。
先輩:
針とらくん、研究でできていないことがあっても、べつに頑張って解決しようとしなくていいよ。そのままでいいんだよ。
僕:
そうなんですか?
先輩:
うん。
でも教授への発表会のとき
人生でやりたいことリスト100
「何をしたいか」と「何をすべきか」についてたまに考える。
組織に属していたときは考えなかった。
「何をしたいか」なんて、組織においては重要じゃない。
「何をすべきか」が自動で降ってくるからだ。
何をすべきかをこなしていくのは、(組織の向いている方向が自分とあまりズレていない限りにおいて)それはそれで面白く、醍醐味のあることだと思う。
ただし組織と自分の方向性がズレはじめると、とたんに行き詰まり、