うずのまき

言葉が大好きです。特に表現された言葉が。 喋っていると、しっちゃかめっちゃかになっちゃ…

うずのまき

言葉が大好きです。特に表現された言葉が。 喋っていると、しっちゃかめっちゃかになっちゃうボクでも、書いたり、描いたり、飾ったり、綴ったり、貼ったり、置いたり、折ったり、塗ったり等々、色んな表現方法で言葉に命を吹き込むことで、心に落ち着いてくれるから。 そんな言葉を残したいな。

マガジン

  • 【短編小説】ノアの「あ」

  • ズドーンだったり、ズキューンだったり、

    素敵なクリエイターの方々が生み出した、自分の心に響き、震えた作品をまとめさせてもらってます。

  • 人生振り返り~セルフカウンセリング・答え合わせ~

    プロフィールを書こうと思ったのですが、人生を振り返ってみたくなっちゃいました。自伝的エッセイですかね。精神疾患や発達障害持ちでもあるので、その原因や元となった出来事とかを思い出して、答え合わせに挑戦してます。

最近の記事

ノアの「あ」 #05

▼▼前回のお話はこちら▼▼ ▲▲前回のお話はこちら▲▲ もはや都市伝説級の家系の人に出会うとは思わなかった。ただ、気になるのは「祖」だということ。 鼻の軟骨コリコリが、体の震えに呼応するかのように大きくなってきた。 「シロートシルト老、一つお聞きしてもいいでしょうか?」無意識のうちに敬語になっている。 「そこにいる、タマーネギーさんやクロックラーさん、おそらく他の3人も、祖ですよね?」 「おお、さすが、博識だのう」 「みなさん、おいくつですか?」聞くのが怖かったが、聞くし

    • ノアの「あ」 #04

      ▼前回のお話 「わしが話しておる」手を振っている。 「あ、どうも」と、僕はうなづいた。 「日本語お上手なんですね!?」 「わしは、日本語でしゃべってはおらん」 「え?でも、聞こえるのは日本語ですよ?」気づく、 「あ、誰か同時通訳してくれているんですね?ありがとうございます。」とお辞儀をする。 「でも通訳の人、そこまで芝居がからなくてもいいですよ?」 僕は、貴族風の外国人のキャラクターに合わせた言い回しで、通訳してくれているのかと思った。 「芝居とはどういうことじゃ?」 僕

      • ノアの「あ」 #03

        ▼前回のお話 それから僕は、でっかいライブ会場みたいなところに通された。目の前には、僕を囲むように、数百・・・いや数千人?とにかくたくさんの人が座ってこっちを見ていた。よく見てみると、コスプレ?被り物?よくわからないが、外見が人間じゃない人も所々にいた。 お立ち台のようなところに無理やり乗せられた。数千人の人が僕を敵視しているかのような視線を感じる。 さっきマカが会議と言っていたが、僕はさらし者で、これはどっちかていうと尋問に近い、罪を犯した人のように感じる。 「ズマゴ、ノ

        • 霊能力!?~人生振り返り・外伝~

          そもそも、僕は、幽霊はいると思ってます。お墓参りに行って、ご先祖様を敬うように、神社に行って神頼みするように、お寺に行って仏様にお祈りするようなものと同じ感覚です。 見えるかっていったら、見えないです。 見えたっぽい感覚は過去に何度も体験してますが、確証は何もございませんし、自分の感覚だけなので、立証もできません。おそらく、幻覚。 でも、小さい頃から、不思議な体験は結構しているのですよね。 今、新しい概念として出てきたHSP、僕もそれだと思うのですが、人の感情や想いや念を

        ノアの「あ」 #05

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        • 【短編小説】ノアの「あ」
          5本
        • ズドーンだったり、ズキューンだったり、
          3本
        • 人生振り返り~セルフカウンセリング・答え合わせ~
          5本

        記事

          再生

          とりあえず、今、ヘビロテ

          久しぶりに、Play.Gooseの4人が揃いました! この曲、正直言って知らなかったのですが、このカバー聞いて、ハマりました。 やはり、TKサウンド世代としては、心躍ります。 何より、Play.Gooseのアレンジにはいつも楽しませてもらってます。

          とりあえず、今、ヘビロテ

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          ノアの「あ」 #02

          ▼前回のお話 「あれ?」確か友達のところにいるはずなのに。 マカは、一か月前に保護した子猫で、最近僕が入院したから猫好きの友達のところに置いてもらっていたのだ。 やっぱり夢だ。入院中、マカに会いたくてたまらんかったしね。退院してきて更に会いたくなってたから、僕の想いが写った夢だと思った。  なんて可愛いやつなんだと、ニコニコしていると、 「行きますよ」 「!?」 マカの口元は、「ニャー」の形になっている。 「ズマゴ、行きますよ、つかまって」変わらず口元は「ニャーニャー」の

          ノアの「あ」 #02

          この際だから、人生を振り返ってみた!(小学校高学年編)

          今回は、「人生を振り返ってみた!」第三弾、小学校高学年編、4年生からのお話です。人格も出てき始めた年頃だからか、低学年よりかは思い出すことできると思います。 ▼▼前回のお話はこちら▼▼ ▲▲前回のお話はこちら▲▲ 調子は良くなり過ぎていたところあったと思います。長い物には巻かれたり巻かれなかったり。なんか分からないけど、突飛な発想が出るが、誰にも認識されなかったり、それがもどかしかったりもしたかな。 この頃は多分、僕という存在を認めてほしかったんだと思います。親に認め

          この際だから、人生を振り返ってみた!(小学校高学年編)

          ノアの「あ」 #01

           時々、昼間すんごい眠たくなることってあるよね。毎日ちゃんと寝てるのに、なんでか。 そういう時って必ずっていうほど、金縛りにあう。幽霊みたいな怖い感じは全然ないんだけど、身体が動かなくなっちゃうの。 頭では、眠りそう、これから夢に入るなって分かっているんだ。現実と夢の間を行ったり来たりして、変な感覚になるのが面白いんだよね。 題名つけるとしたら『夢か現実か幻か』ってな感じ。 でも目覚めたとき、めっちゃくちゃ疲れているのが、あとあと大変なんだけど。    夏休みに入って一週間

          ノアの「あ」 #01

          以下同文じゃない

          下手側の階段を上る。ステージへ上がり、後ろに向き直り、待機。 およそ500人が見ている。つまり1000個の眼が僕に注がれているのだ。 押しつぶされそうだ。 小学校のクラス替えは2年に一回だったので、5年生になった時点で今のクラス、1組になった。 そして、出席番号が1番に、「い○○」なのに。 少し違和感を感じながらも普通に1年間過ごした。 6年生の中盤に差し掛かると、ある練習が始まる。 気づいてしまった。あの時感じていた違和感が、不安に変わった瞬間だった。 僕はいわゆる、

          以下同文じゃない

          負の化け物

          「人生を振り返ってみた!」を書くにあたって、めちゃくちゃ過去を思い出しまくっている。そのせいか、その時抱いていた「負の感情」も一緒に呼び覚ましちゃったようだ。 それが、昨夜、垣間見えた時があった。まるで、NARUTOの中の九尾が暴走したかのように。 とりあえず、「負の感情」のベールに覆い隠されて、夜を徘徊させられているような感覚だった。 ちゃんとは、これまで触れてこなかったが、僕の精神疾患の元々の原因は両親にある。今は絶縁してます。そうしないと、事件起こるので。妹たちだ

          負の化け物

          あの日

          「金はいらないよ。」  おもむろに、男は言葉を発した。 突然大きな音がしたかのように、僕は顔を隣に向けたが、独り言かと思い、眼をグラスに落とした。  ほんの30分前に、フラフラと上機嫌でやってきた男は、僕の席の左隣に荷物を置き、その隣の席に座った。当然、僕の右隣は紺色のビロードで覆われた柱になっているので座れないのだ。この柱は、物思いに耽るには丁度いい枕で度々お世話になっている。    マスターと、親しく挨拶していたので、男はこの店の常連客なのだろう。  今夜は、珍しくお客も

          空間把握~人生振り返り・外伝~

          正式には空間認識能力と言うようです。 今や、失われた?能力だと思うのですが、20代の頃異様に空間を把握できる時期がありました。 ※人生振り返りシリーズ書いている途中ですが、忘れないうちに、今まであった能力?を「外伝」として、時々、お届けします。 例えば、ある居酒屋での帰り道、友達の一人が携帯を置き忘れたので、戻りますと。そこで僕は、どこのテーブルのどこどこの横に置いてあったよと教えてあげました。個室だったんですけど、それは、携帯だけじゃなく、料理やグラスの配置とか全て把握

          空間把握~人生振り返り・外伝~

          この際だから、人生を振り返ってみた!(小学校低学年編)

          こんにちは、「うずのまき」と申します。 「この際だから、人生を振り返ってみた!」第二弾、小学校低学年編です。 ▼▼前回のお話はこちら▼▼ ▲▲前回のお話はこちら▲▲ 前回、今回は小学生編と書いたのですが、低学年編、高学年編で分けますね、長くなりそうなんでw 考えるとですが、精神疾患的にも、発達障害的にも、「僕」の中の「ボク」もしくは「ダレカ」を作り上げた時期なんじゃないかなと思います。 以前、バイトの面接で病気のこと話したら、「今、誰でもそうだよ、普通だよー、だから

          この際だから、人生を振り返ってみた!(小学校低学年編)

          「かわいい、おはしには旅をさせろ!」

          なくなる、おはし「ロータ、まだ残ってたのか」 「あ、先生」と両手で何かを素早く隠す。 「どうした、ロータ。何か隠し事か」 「先生には関係ない」 「はっはん、先生の誕生日が近いからって、サプライズでも考えているんだろ」 もし、それが本当だったら、それを言っちゃう先生どうなんだろう・・・ と思いながらロータは、手をどけた。 「ああ・・・おはし、か」と机に置いてある、おはしを手に取ろうとする。 「だめ」 と、先生の手を払いのけた。 「痛っいよ、ロータ、叩くなって、いつも言ってるだろ

          「かわいい、おはしには旅をさせろ!」

          この際だから、人生を振り返ってみた!(誕生~幼少期編)

          初めまして、「うずのまき」と申します。 普通に簡単なプロフィールを書こうと思ったのですが、 せっかくだから、誕生から現在までの、人生を振り返ってみます! 生活している中で、人生を振り返る瞬間って、履歴書書くときか、 あと、ある程度、年齢重ねた時に集まる親戚との会合ぐらいかな? と、思ったけど、小6の時に自分の名前の由来とかの作文書いた時も、 親と話したような気もするw とにもかくにも、記憶の細胞をフル回転させながら、書いてみます。 ※自分自身へのカウンセリング、精神疾患

          この際だから、人生を振り返ってみた!(誕生~幼少期編)