🎬最初に父が殺された 90本目 22.11.24【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#最初に父が殺された】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2017.09.15 Netflix独占配信　　１３６分
第90回アカデミー賞外国語映画賞 カンボジア代表作

出演 #サリウム・スレイモック さん 他
原作 #ルオン・ウン
『最初に父が殺された 飢餓と虐殺の恐怖を越えて』
監督 #アンジェリーナ・ジョリー さん
脚本 #ルオン・ウン さん
#アンジェリーナ・ジョリー さん

#Filmarks では 、22.11.24時点では 3.7
私的には…3.5 …とします。真ん中的…にしたい、かな。
いや、やっぱり4.0にします、、、
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

はい、、、、、、、、、、、、、、

この映画は…
非常にドキュメンタリーに近い…
そんな感じでした。

原作 ルオン・ウンさんの
実体験を綴った…実話から…という感じですね。

カンボジアで起きた悲劇を
子どもの目線で描いています。

エンターテイメント性は全くありません。
なので、
じわじわ…という感じでしょうか、
メンタルがやられる感じ…がありました。

そして実際……
観終わって、かなり時間が経っている今でも、
予告動画とか観たりしたら……
グッと胸を締め付けられるような、
ダメージを感じます。


主演の女の子の……
劇中、その子の顔のアップ…がとても多く、
子どもが、子どもの目線で何を感じていったか…
どう巻き込まれて、どう生きて、生き延びたか…を、

派手な演出があるわけでは無く、
ドラマチックなストーリー仕立てになることも無く、
すごく悲惨でグロテスクな画で見せるわけでも無く、
ただその子どもの表情だけで
強い印象を残し、
その悲惨さを感じさせるような映像は……
逆にエグい感じさえしました。


ストーリーは
1970年代の戦時中のカンボジアの内戦…で
行われていた、
クメール・ルージュ（ポル・ポト派）による、
極端な共産主義政策…によって、
国民がどう巻き込まれていったか…
そこを描いています。

自国民を大量虐殺した政権…ですが、
この映画では、
その大量虐殺、拷問のシーン…では無く、
強制移住や強制労働…に巻き込まれていった
一つの家族、その中の一人の少女…に
スポットを当てて描かれています。

その歴史的背景に関しては、
「クメール・ルージュ　ポル・ポト派」と
検索すれば、山ほど情報が入りますので割愛。


はい。。。
観てる時、観終わった時……
（じっくり考えさせられる映画だったなぁ…）
…って感想でしたが、

ただ、
エンターテイメント性が無く、
また刺激のある映像なども
前半は特に少なめ…なので、
２時間ちょいありますから、
（ちょっと…長い感じ…だなぁ）とは
思う感じがありました。


ただ、、、

この、観終わってから…の、
あの主演の少女の顔を
予告動画で…再度観た時に……
なんか、グッと切なさがこみ上げて…
泣きそうになりました、、、、


笑　…………なんだこれ。
ガチで今のがシンドい…


なので……たぶん、
その、顔のアップ……で描いた悲劇が……
心に強く残っている、のかも。。。
そして…会話も少ない。。。
彼女の声、発話も……ほとんど聞いてない気がする。
あと……
映像に色合いも華やかさも無い……
最初の幸せな時のシーンで使われるぐらい……

この作り方が……
胸に残るものになっているのかも。。


はい、そんな感じです。

この映画のタイトル……「最初に父が殺された」
洋題、原題も「First They Killed My Father」なので
そのまま同じだし、

原作のタイトルもそれ…なのですが、
このタイトルから…多くの方が想像される…もの……とは、
実際の映画の内容…と言うか、
画的なもの…は違うんじゃないかなぁ…と思います。

それはとても…静かに訪れ、
そして残酷で酷い映像が出る…わけでもありません。

それがまた…心に残るシンドさ…に繋がっているのかも。


監督＆脚本は
アンジェリーナ・ジョリーさん、ですね。
自分の養子の中に、
カンボジア出身の子が居たりしますね。
彼女はすごく、
カンボジアに思い入れがあることも
いろんな記事で読むことができます。

女優さんが撮った映画……ですが、
この撮り方、作り方は、、、
きっとたぶん、良かったのだと感じます。
今更……観終わってしばらく時間の経った今、
わかる、感じる……変な感じがあるから…私　笑

だから…3.5 から 4.0 に変えました。
観終わった時、3.5……って思ってたのに…なぁ、、、