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『SSSS.DYNAZENON』を最後まで見たので感想・考察 自由って、なに?
『SSSS.DYNAZENON』を最終話(12話)まで見たので、思いついたことを書こうと思う。
付き合い始めた夢芽と蓬の青春描写に八割くらい視聴後の気持ちをもっていかれた。呼び捨てのくだり無茶苦茶好き。蓬と夢芽が付き合っている様子を見るだけで色々あったけどこれでよかったんだなと思えてくる。青春。ガウマと過ごしたあの非日常の日々は、ガウマがいなくなった後でも、Sという痣とともにいつまでも4人の
『SSSS.DYNAZENON』11話まで見た感想 自由って、情動って、なに?
『SSSS.DYNAZENON』を11話まで見て思ったことを書こうと思う。
怪獣という非日常が終わり、ガウマ隊の面々が現実に戻っていくにつれ、一部を除いてそこで生まれた繋がりがほんの少しの癖の伝播という残滓を残してほどけていく様はなんだか切ない。怪獣がばらばらになりはじめていた怪獣優生思想のメンバーやガウマ隊を再び引き合わせることがその切なさを際立たせる。この世界が実は誰かの夢なのではないか
TVアニメ『ひぐらしのなく頃に業』感想と考察
人が黴菌と呼んできたもの、
それは神なのだ、
Antonin Artaud「神の裁きと訣別するため」
TVアニメ『ひぐらしのなく頃に 業』を見たので感想を書いていこうと思う。私は原作ゲームをプレイしたことはないものの、『業』視聴後に過去作アニメ版ひぐらしをNetflixで一通り視聴した。つまり、アニメ版のひぐらしシリーズを視聴した人の記事である。その点をご了承いただきたい。こ
『Lobotomy Corporation』&『Library Of Ruina』 考察 -Extermination of Geometrical Organ=E.G.Oにこめられた意味-
『Lobotomy Corporation』とはProjectMoon製作のSCP管理風ローグライクシミュレーションゲームである。『Library of Ruina』とはその続編であり、こちらはTRPG風カードゲームになっている。本投稿では両作品に登場するE.G.Oという単語をめぐる考察を通して、『Lobotomy Corporation』という物語に一つの解釈を与えたいと思う。『Libr
『Serial Experiments Lain』 アニメ版感想
本投稿では、『Serial Experiments Lain』のアニメ版をみて感じたことを書き散らしていこうと思う。最初に感じたことを書くだけなので、今後もっと裏を取って検証した記事を投稿するかもしれないし、しないかもしれない。ここに書くのはすべて私の勝手な解釈である。
本投稿は視聴前提なので、気にする方は先に視聴することをおすすめする。Amazonではカルトホラーと銘打ってあるが、そんなこと
TVアニメ『デカダンス』 一話をみて妄想
本投稿ではTVアニメ『デカダンス』一話をみて思ったことを無責任に書いていこうと思う。もちろん見たことを前提に書くので、ネタバレを気にする方はこの投稿なんかすっかり忘れて『デカダンス』を視聴することを勧める。また、一話視聴時点での感想なので私の妄想に論理的必然性がなく、シーンからの連想ゲームのようになっている点に注意してもらいたい。これは一個人の妄想であり、連想ゲームである。作品の解釈ではない。