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非行

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息子の非行の日々
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#先生

審判の日

審判の日

たった1人の次男のために。

夫、私、夫の両親、私の両親が次男の未来を祈っていた。

家庭裁判所の小さな部屋で夫と私の間に次男が座る。

裁判官は私と同い年くらいだろうか。

細くて白くて無表情な男性だった。

いろんなやりとりの流れはもう忘れてしまった。

覚えていることは2つだけ。

「今後どのように子どもと関わって行きたいと思いますか。」と裁判官は夫に聞いた。

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警察が来た

警察が来た

同級生は受験勉強の追い込み時期だがうちには無関係だった。

ある日次男は先生にタバコを注意された。
押し問答で先生の手をつかみ、先生は病院へ行き診断書をもらってきた。

今はそういう時代になったのだ。
体罰も禁止だし生徒から先生への暴力もきちんと対処される。

また別の日にも先生からタバコの臭いを咎められる。

いつもの押し問答の末、次男は先生の服を引っ張っぱったところ先生の首が締

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次男の家出

次男の家出

中学3年生というのは想像以上にストレスを抱えているのだろう。

不安や焦りを言葉で言わないからといって次男が何も感じていないわけではなかったはずなのに。

夫は次男と2人で山登りに行った。

次男にすれば会話も弾まない気まずいだけの山登りだったかもしれない。
2人は山に登り弁当を食べて帰ってきた。

次男との関係を親自身も模索していた。

それでも学校からの電話は続いた。

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