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独学かつ副業でモノづくりを実現させた素人デザイナーのお話 #5

前回は、具体的な寸法を取り入れたスケッチについてお伝えしました。今回は、3Dビジュアル化についてお話しします。


「#5 スケッチをそのまま3D化してみる」

ここまでの
第1段階:スケッチによるイメージ化
第2段階:寸法による具体化
ができれば、第3段階:3Dソフトによるモデリングに移行します。

3D化するにあたり、モデリングソフトというものが必要になります。
有名どころで行くと以下のようなものになります。

・solidworks
・rhinoceros
・fusion360 など

チュートリアルなどで出来ることや得意なこと、デメリットについて調べることができますので、予算も考えながら選ぶと良いでしょう。
私は工場にも直接データを共有できるよう、汎用性の高いsolidworksを選びました。

そして、youtubeなどでHow to動画を見ながら、何時間もかかりながら前回の手書きの断面図を元にモデリングをしていきました。

スケッチの寸法をトレース

この段階で、実際に全ての寸法を指定しないといけなくなるので、忘れていた部分はその都度スケッチに戻って寸法を入れ直す作業を繰り返しました。

ベルトや針なども同様にトレース

各部品をひたすらスケッチ&トレースを繰り返していきながらモデリングをしていくと、とりあえず何とか形になりました。
正確な3Dにすることで、スケッチだといい感じだと思っていたところが微妙だったりダサいことに気付いたりもできるので、このタイミングで納得のいく形になるまで調整していきました。

レンダリング画像

solidworksには最初からレンダラーが同梱されているので、簡易ではありますがビジュアルとしてはしっかりとイメージを共有できます。

これで、細かい部分までしっかりと吟味することができ、あらゆる角度からCG画像を作ることができるようになりました。私にとってこれは、まさに頭の中のアイデアを寸分違わず伝える最高のツールだと思っております。


今回の話はここまでです。
ビジュアルを正確に伝える手段が身に着いたら、いよいよ次回から製造を協力してくれる時計メーカー探しです。

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