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心変わりのプロポーズ

『耳をすませば』ご覧になりましたか?

私たちの世代からするとジブリ作品って幼い頃から当たり前に放送されていて、逆にしっかり観たことがない作品が多いような気がする。
なので、この年になって改めて観てみるととても深い!と知るよね。

天沢聖司はラストシーンでこう言っていた。

「俺と結婚してくれないか!」

結婚と言えば、
私は来週、いとこの結婚式に出席する。
とっっっってもおめでたい!

小学生のとき親戚の結婚式に出席して以来で私はかなりわくわくしている。
しかし、久しぶりすぎて結婚式がどんな感じかも忘れてしまったので無礼なことをしそうで少しだけ緊張もしている。
また何かあったらこれに書くかもしれない。

そんな結婚式のことをここ最近考えていたら、これまでの人生で1度だけプロポーズをされたことを思い出した。

(ここからはかなり記憶が曖昧なのでご容赦下さい。)

小学校高学年の放課後、運動場で遊んでいると1年生の女の子がやってきて、モジモジしながら四角く折り畳んだ小さな手紙を渡してくれた。

その手紙を読んでみると「好きだから結婚してほしい」という内容が綴られていて、人生で初めてのプロポーズを手紙で受けた私は、その女の子と全く接点がなかったことと「結婚」という単語のインパクトに思わずにやけてしまった。

その後、その女の子には「結婚はまだ気が早いからごめんねぇ〜」的なことを言ってお断りしたというような記憶がある。

そんなことがあった。

それから何年経ったときだったか、恐らく私が中学生くらいの頃のことだったと思う。

テレビを観ていると地元の放送局のCMが流れていた。
そのCMは街中の人の夢を話してもらうといったもので、
「将来は、野球選手になります!」とマイクを向けられた少年が話していたりしていた。

その後のカットだった。
マイクを向けられていたのは私にプロポーズの手紙をくれたあの女の子だった。

久しぶりに観たあの子だ!何を言うんだろう!と思っていると

「わたしはぁ〇〇アナウンサーと結婚したいです!」

えーーーーー!!!
今度はアナウンサーにプロポーズしてるーーー!!

きっとあの子はプロポーズ癖があったんだろう。

私は勝手にフラれたみたいな気分になって謎に落ち込んでしまった。

プロポーズは一生分の覚悟を持ってしたいものである。

それはそうと、来週のいとこの結婚式が素晴らしい式になりますように。
末永い幸せをお祈りいたします。

結婚って素晴らしいよね!!!


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