Yoshio Takamura

楽器(フルート)メーカーを早期退職して自宅で好きなものをつくっています。 高齢者になっ…

Yoshio Takamura

楽器(フルート)メーカーを早期退職して自宅で好きなものをつくっています。 高齢者になったのをきっかけに note を始めることにしました。 仕事のご紹介や日常感じたことなどを気ままに綴っていこうと思います。

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    仕事関連の製作記事をまとめました。

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    レーザー彫刻機の導入から改良、活用についての記事をまとめました。

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    Fg.用ハンドレスト HR-27 ST サテンウッド

    サテンウッド製ファゴット用ハンドレストです。 一般的なハンドレストに比べて操作性にこだわったフォルムになっています。 材質はサテンウッドを使用しシェラック塗装後蜜蝋クリームで仕上げてあります。 パドウクよりも重いです。 全長:110mm 幅 :16mm(最小)~ 23mm(最大) 高さ:18mm〜26mm (軸位置からの厚さ)    最大高 40mm 重さ:35g ご使用の楽器に合わせてオプション欄からシャフトのサイズをご指定ください。(4.0x0.7、4.5x0.75、5x0.8 のネジ式にも対応します。)※真鍮製
    7,000円
    歌口工房 Takamura
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    Fg.用ハンドレスト HR-26 PD パドウク

    パドウク(パドック)製ファゴット用ハンドレストです。 一般的なハンドレストに比べて操作性にこだわったフォルムになっています。 材質はパドウク(パドック)を使用しシェラック塗装後蜜蝋クリームで仕上げてあります。 サイズの割には重量は軽めです。 全長:110mm 幅 :16mm(最小)~ 23mm(最大) 高さ:18mm〜26mm (軸位置からの厚さ)    最大高 40mm 重さ:25g ご使用の楽器に合わせてオプション欄からシャフトのサイズをご指定ください。(4.0x0.7、4.5x0.75、5x0.8 のネジ式にも対応します。)※真鍮製
    7,000円
    歌口工房 Takamura
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    Fg.用ハンドレスト HR-27 ST サテンウッド

    サテンウッド製ファゴット用ハンドレストです。 一般的なハンドレストに比べて操作性にこだわったフォルムになっています。 材質はサテンウッドを使用しシェラック塗装後蜜蝋クリームで仕上げてあります。 パドウクよりも重いです。 全長:110mm 幅 :16mm(最小)~ 23mm(最大) 高さ:18mm〜26mm (軸位置からの厚さ)    最大高 40mm 重さ:35g ご使用の楽器に合わせてオプション欄からシャフトのサイズをご指定ください。(4.0x0.7、4.5x0.75、5x0.8 のネジ式にも対応します。)※真鍮製
    7,000円
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    Fg.用ハンドレスト HR-26 PD パドウク

    パドウク(パドック)製ファゴット用ハンドレストです。 一般的なハンドレストに比べて操作性にこだわったフォルムになっています。 材質はパドウク(パドック)を使用しシェラック塗装後蜜蝋クリームで仕上げてあります。 サイズの割には重量は軽めです。 全長:110mm 幅 :16mm(最小)~ 23mm(最大) 高さ:18mm〜26mm (軸位置からの厚さ)    最大高 40mm 重さ:25g ご使用の楽器に合わせてオプション欄からシャフトのサイズをご指定ください。(4.0x0.7、4.5x0.75、5x0.8 のネジ式にも対応します。)※真鍮製
    7,000円
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    ミニチュア譜面台 ケヤキ

    通常の譜面台の約1/10サイズです 高さと角度が変えられます 材質 : ケヤキ(欅) サイズ: 50×50×110(~130)mm こちらを参照してください。 https://admin.thebase.com/apps/43/edit?id=1422754
    4,300円
    歌口工房 Takamura
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最近の記事

Fg.ハンドレスト〜サテンウッド

引き続きサテンウッドでも製作してみた。 光沢のある綺麗な仕上がりになった。 また面白そうな材料があれば作ってみようと思う。

    • Fg.ハンドレスト〜パドウク

      このところほぼ注文のみの製作だったが、面白そうな材料を手に入れたので作ってみることにした。 先ずは型で輪郭をケガいて切り出し、ヤスリで形を整えた。 ようやく故障していたバンドソーを処分して新調したので、切り出しが非常に楽になった。 ここからヤスリで成形していくのだが、仕上がりのイメージを漠然と思い描きながら只管手を動かしていく。実は意外と複雑な形状なのである。 あとは表面を整えシェラックを塗りペーパー掛けという工程を数回繰り返して完成。 このハンドレストの材質によって

      • ミニチュア木製譜面台

        • B♭キーの改造

          私の楽器は元々普通の Closed G# を Open G# (Gis-Open) に改造したものである。(裏Gisはパッドの入ったカップで閉じてある) 最近なんとなく左手親指キー(ブリチアルディキー)をベームのスタイルのように逆の操作にしたいと思うようになった。 運指上 H から Bに移行するのに、他の音同様に指を右(下)側に移動するので自然である。 更に第3オクターヴのクロスフィンガリングにおいても、親指位置が左にある方が動き易く感じられる。 上図のようなベームの機

        Fg.ハンドレスト〜サテンウッド

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          過去の思い出~4年前 Wiener Symphoniker

          今日の Facebook の思い出 に4年前の投稿が出てきた。 当時コロナ禍でオーケストラ等の演奏活動が制限されリモートでの合奏ということが行われていた。 これは Wiener Symphoniker (ウィーン交響楽団)の動画だが、首席フルートのクランバウアー( Erwin Klambauer )氏が私の作ったモンゾ製頭部管(MZ-125)を使用しているので紹介した。 今日改めて観てみると、傍らにお子さんが居る部屋や屋外、あるいは屋根の上といった様々な状況で演奏するメンバ

          過去の思い出~4年前 Wiener Symphoniker

          柿(黒柿)の頭部管

          黒柿・柿として売られていた木材を入手した。 34×81×342 mm というサイズにしては、黒い部分が少ないせいか安価だった。(クロガキは希少なので非常に高価) なので一応 ”柿(カキ)” と呼ぶことにする。 頭部管がほぼ4本分取れそうだが、キャップの分を含めると3本ということになる。 先ず長さを半分に切り更に縦割りにする必要がある。 バンドソーを使えば何のことはないのだが、壊れたまま放置してあるので手鋸で切る他ない。 縦方向にフリーハンドで直角に真っ直ぐ切る自信がないので

          柿(黒柿)の頭部管

          6年前~菅原潤氏NHK交響楽団

          最近すっかりご無沙汰してしまっているな・・・

          6年前~菅原潤氏NHK交響楽団

          11年前のつぶやき

          病んでたな・・・ 結局この一ヶ月後に辞表を出したわけだ

          11年前のつぶやき

          オノオレカンバの頭部管

          ケーナ奏者&作曲家で製作者でもある岩川光氏が、以前X(旧Twitter)にオノオレカンバで作ったケーナについてポストしていたので興味を持っていた。 普段木材を入手しているところから販売の知らせが届いたので、早速入手してみた。 オノオレカンバの由来は「斧が折れるほど硬い樺の木→斧折樺」ということで、確かに穴あけやリーマ加工時に硬さが感じられた。 以前製作したB&Wエボニーに似た感触もあり、加工時の匂いは黄楊に近い気がした。 表面を仕上げると緻密で良い感触になった。 漆仕上

          オノオレカンバの頭部管

          漆仕上げへの変更~イスノキ

          2017年に製作したイスノキ(ユシギ)製頭部管。 この頭部管を製作した経緯とイスノキについては過去にブログに掲載してあるので参照していただきたい。 この頭部管は吹いているとすぐに唇(顎)の当たる部分が荒れて変色する傾向が強かった。 最近は漆仕上げを標準仕様にしたので上記の問題も解消できる。 頂いたまま眠らせている材料が気になっていたこともあり、新しい頭部管を2022年の暮に製作して翌年お渡しした。 そして先日、 最初に作った頭部管も漆仕上げにできないかというご相談を受

          漆仕上げへの変更~イスノキ

          Rudoluf Tutz 氏の動画

          手探りでトラヴェルソをつくり始めた頃、YouTubeで偶然見つけ大変興味深く参考になった動画がある。 冒頭、何処かの庭からツゲの木を伐採して車に積み込んで持ち帰り、すぐに製材するシーンが印象的だった。 ドイツ語なので全ては理解できないがなんとなく内容は把握できる。 後半は Barthold Kuijken 氏とのやりとりで、これまた非常に興味深い内容だった。 エンディングはクイケンがトゥッツの車を押しがけするシーン! 全編ほのぼのとしていて楽しめる動画だ。 興味のある方

          Rudoluf Tutz 氏の動画

          頭部管のリメイク(PJ-150)

          以前製作したカナリーウッド(プトゥムジュ)製頭部管 PJ-150 歌口穴が大きくピッチも高めで気に入らなかった。 以前ヤマザクラの頭部管で行ったように穴を広げて木を埋め込み、歌口穴をつくりなおすことにした。 今回はΦ15の穴を開けてアフリカンブラックウッドの円柱を入れることにした。ちょうど真ん中に穴の空いた同サイズの端材があったので流用。 摺り漆を繰り返して完成。 穴が小さくなりライザーも重い材質になったためかなり変化した。 元の状態よりも好ましい吹き心地になったよ

          頭部管のリメイク(PJ-150)

          ピッコロ頭部管の修理

          ということで、某楽器店より A.R.Hammig の頭部管銀製のピッコロが送られてきた。 吹いてみると、それほど吹き難い印象ではなかった。 とりあえず最高音までレガートでオクターヴの跳躍を吹くことはできた。 勿論とても吹きやすいというわけではないので、この楽器に魅力を感じる人は少ないだろう。 一応つくりを見てみると結構ひどい状態ではあった。 これらの不具合が音に大きな影響を及ぼしているとは思えないが、修正することで多少良くなることは期待できる。 もともとひどい状態では

          ピッコロ頭部管の修理

          ピッコロ頭部管~不具合の顛末

          ひと月ほど前、知り合いが SNS に次のような投稿をしているのを見掛けた。 さらに これを読んで、メーカーのあまりの対応の酷さに驚いた。 高音が鳴らなくなる経年劣化ってどんな症状なんだろう? 頭部管を買い替えるよりコストのかかる原因の徹底究明・・って一体何をするんだ!? という疑問と共にどんな状態なのか見てみたいという衝動に駆られ、連絡してみた。 既に別の頭部管に買い替えることにしたということなので、問題の頭部管を送ってもらうことにした。 吹いてみると、確かに3

          ピッコロ頭部管~不具合の顛末

          久々の修理

          という問い合わせが来た。 そのような作業は手間も掛かり修理代も高くなり、そもそもあまり行いたくないことをお伝えした。 最初から交換を前提にしていたので、どのような状態なのか画像を送ってもらうことにした。 見たところそれほどひどい状態ではなく、直せそうだったので修理することにした。 Before After 久々の銀管の修理だったがなんとか完了した。

          過去のつぶやき(7年前)

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