伊塚弥子

文章のリハビリ中です。よろしくおねがいします。

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自己紹介

やみくもに投稿を続けていましたが、自己紹介なるものをせずにいたなあと気づいたので軽くわたしについて書きます。 ……昔から自己紹介って好きじゃなくって、なぜなら声がコンプレックスで。わたし女なんですけども、ものすごく低いのです、声。小学生のころからずっと。声変わりを経て更に。 中でも高校の頃に最大のトラウマがあります。 学生時代ってクラス替えの度に自己紹介があったので、高校3年間で3回自己紹介したわけです。新クラスになって臨む初めてのホームルームで。 大体、席順でごあい

    • レジ袋有料化に物申す

      わたしは今とても怒っている。 毎日、買い物に出るたびに怒っている。 レジ袋の有料化に怒っている。 前々からうすうす感づいていた、世の中にレジ袋を有料にしてやろうという動きがあることは感づいていた。 制度やら方針やらは調べていないが、体感としてこの4月から本格的にレジ袋が有料化した。コロナと時を同じくしてレジ袋有料化第一波が到来した。 そしてまた、身近ないくつかの店舗の張り紙を見るに、レジ袋有料化第二波は7月にも到来するようだ。これは恐らくコロナより早い。恐ろしいスピ

      • ポリアンナは損得勘定で動かない

        「ゆたかさとはなにか」そう問われたとき、なにか捻ったことを提言したいという欲求にかられた。恐らくこの欲求が既にゆたかではない。 常に奇をてらった発想をしていきたい、その発想はなかった!やられた!と感服させたい、なんて素敵な感性を持っているんだ…!是非我が社に来てくれないか!とこれを機に大企業に引っこ抜かれたい……ゆたかさの対極にある下卑た願望が私の中でぐるぐると渦を巻いた。しかしそう願ってしまうのは結局のところ自分が平々凡々な人間であると自覚しているからこそである。 平凡

        • 閑話休題

          早々に書くことが思いつかなくなってしまったので、文章のリハビリを兼ねて気楽に参加できそうなお題を頂戴して書いてみます。だいたい読んだ順です。 ママレードボーイりぼんっこだった小学生時代を代表するマンガ。構成という点からいえば、純朴なわたしを夢見がち女子に仕立て上げてくれました。 それぞれの両親がシャッフルして二家族ごっちゃになってひとつ屋根の下で暮らす、さらには連れ子同士が同い年の男女で男の子がイケメン、というとんでも設定からのスタートだったにも関わらず、もうそれそれはそ

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        自己紹介

          中高一貫校を追い出された話③

          ①https://note.com/utacong/n/ne01445dc0351 ②https://note.com/utacong/n/nb9dac4581dd0 iMacとデジモンのせい(責任転嫁)で大きく大きく開いてしまったわたしと友人たちの学力差。どれほどまで開いたかというと…とりいそぎ、定期テスト順位が常に学年全体の下から5位以内に収まるようになってしまった。もっと言うならば3回中2回はブービーだった。とどのつまり、最下位には一度もならなかったぞ、と胸を張って

          中高一貫校を追い出された話③

          中高一貫校を追い出された話②

          ①はこちら↓ https://note.com/utacong/n/ne01445dc0351 そんなこんなであれよあれよと小学校卒業を迎え、唐突に訪れた竹馬の友との別れをほぼ一方的に惜しみ、およそ学力レベルの見合っていない、某中高一貫女子校の門を叩くことになった。 (導入部分なので誇張と脚色を存分に使わせてもらうならば)地獄の日々の幕開けである。 嵌められて担がれてノリで入学した学校だったため、下調べも何もあったものではなかった。取り急ぎ学力で大きなビハインドがある

          中高一貫校を追い出された話②

          中高一貫校を追い出された話 ①

          公務員家庭、三人兄弟の長女。 第一子マジックというかなんというか、わたしの両親は教育熱心だった。 幼稚園からお受験の場を提供されていたものの、年少・年中の2回ともクジで落ち、さらにその系列小学校もクジで落ちるという徹底ぶり。そこまでクジで落ち続ける確率は100人に1人とかそういうレベルだったらしい。そもそもクジってなんだ。人の人生弄ぶな。 今思えばそのときからどう足掻いても成功者にはなれない星の下に生まれていたのだがしかし、マジック発動中の両親はあきらめなかった。 そ

          中高一貫校を追い出された話 ①

          ひさしぶりに

          文章が書きたくなったのでリハビリを兼ねてつらつらつづっていきたいと思います。 このご時世で、時間ばっかりがありあまっていて、ぼうっとする時間が増えました。その中で記憶の底に埋もれていた出来事が突然に思い出されることがしばしばあり、中には忘れたくないなあと思えるものがチラホラあったので、それらを書き留める備忘録です。 さして面白いものではないと思いますが、せっかくなので自分で読み返したときに極力面白いと思える文章をこころがけます。 次の記事から、週3本くらいを目安に書いて

          ひさしぶりに

          あかいみはじけた

          わたしの初恋は仲本小学校3年生時。 相手は 知る人ぞ知るおおうら君です 。 転入生でした。 大浦くんが転入してきた日、 言葉を交わすこともなく迎えた放課後、 下駄箱から何気なく見たバスケットコート。 そこで1人黙々とシュート練習をする大浦君を見た瞬間、なんだか胸の奥がきゅうとしたことを覚えています 。 長い時間をかけて、わたしは少しずつ少しずつ、けれど確実に、大浦くんと仲良くなりました。 椎の実を拾いながら、他愛ない会話を交わしながら、肩を並べ下校することもありまし

          あかいみはじけた

          みかんがくさった

          昔、1Kの木造アパートに住んでいた時期がありました。 そのアパートはぎりぎり風呂トイレ別ではありますが、日当たりは悪く、一口コンロの使い勝手も悪い。 彼(以下、貝塚さん)が一人暮らしをしていたアパートなので、およそ二人暮らしには不向きな間取りです。 そんなボロアパートで体験した、不思議な話です。 貝塚さんの実家からは定期的に荷物が届けられます。 お正月にはお餅が、夏にはメロンや桃が、秋には新米が、冬にはみかんが、それはもう十二分な量の旬の味覚が送られてくるため、隣近所

          みかんがくさった