見出し画像

閑話休題

早々に書くことが思いつかなくなってしまったので、文章のリハビリを兼ねて気楽に参加できそうなお題を頂戴して書いてみます。だいたい読んだ順です。

ママレードボーイ

りぼんっこだった小学生時代を代表するマンガ。構成という点からいえば、純朴なわたしを夢見がち女子に仕立て上げてくれました。

それぞれの両親がシャッフルして二家族ごっちゃになってひとつ屋根の下で暮らす、さらには連れ子同士が同い年の男女で男の子がイケメン、というとんでも設定からのスタートだったにも関わらず、もうそれそれはその状況に憧れ両親の離婚を願うところまでのめり込みました。

遊と書いてユウという名前もすてき!子供が生まれたら遊と名付けたい!とおもっていましたが、20年経った今全然違う名前をつけました。いつまでも夢見てられないくらいには大人になりました。そもそも女の子だったし。

ママレードボーイのタイトル回収が序盤も序盤で行われるのも今思えば好きです。遊のファッションは今読み返すと結構しびれます。


こどものおもちゃ

これもりぼんっこ時代の名作。個人的にはママレードボーイと二大巨頭です。

夢見がち女子かつ勘違い女子に仕立て上げてくれたのがこどちゃです。本気でサナちゃんみたいな芸能人になろうと思っていました。縄文人に似ているともっぱらの評判になるくらいにはクソブスだったのに。

羽山がまたカッコ良くて。羽山に憧れた結果、一匹狼を目指すという痛い女子にもなってしまいました。芸能人を目指す一匹狼の縄文人とはこれいかに。

あれ、全然良い影響与えられていない。。好きだったのに。


烈火の炎

わたしを一気に厨二側に引きづりこんでくれたのが烈火の炎です。

ちょうど多感な思春期にリアルタイムで読んでいたので、随所にちりばめられたエロ要素に赤面し、単行本で購入するも、親に見られたらどうしようと戦々恐々としていました。何巻だったか失念しましたが、表紙の折り返しの部分がザ・エロなイラストだったのでその部分だけ切り取って捨てたり、場合によっては表紙ごと捨てたり色々創意工夫しながら全巻集めました。

厨二だエロだと書きましたが、泣ける要素も散りばめられていて、特にラスト3巻くらいは常に泣きながら読んでいた記憶があります。

私は割と好きなマンガでも要所要所を忘れてしまう傾向があるのですが、烈火の炎は一番細かに記憶している、記憶に残っているマンガです。


ROOKIES

高校時代にピークで読んでいました。

この頃にはジャンプっこになっていたのですが、当初誌面では飛ばしてしまっていて…恐らく絵柄がおとこくさすぎて食わず嫌いしていました。

クラスメイトに野球部がいて、彼がクラス内でROOKIESを布教しており、回ってきたコミックスを話題についていくために読んだが最後、ドはまりしました。

当時ソフトボール部に所属していたため、部活内でも流行し、みんなで回し読みしては胸を熱くし、盛り上がった勢いでトスバッティングに励む、という……今思い返せばあれが青春ですね、青春謳歌していました。

わたしの青春=ROOKIESです。


進撃の巨人

これはもう言わずもがななんですが。

衝撃を受けました。

設定も、展開も、もはやいっそのこと作画までもすべてが突き抜けていると感じました。

さらに作者さんが同い年で、今でこそいい歳になっているのでアレですが、当時はハタチそこそこで燻っていたところに同じハタチそこそこの男の子がここまで大きなものを表現している、という事実がもう末恐ろしかったです。同じだけの時間を生きて来て、どうしてこうも違う今を生きているんだ!ともはやマンガとは関係のないところでワナワナしました。


こうやって改めて振り返るのも、面白かったです。

音楽もそうですが、マンガもその時その時の思い出というか光景が鮮明に思い出されて、、なんだか感慨深いです。何度でも読みたいと思えるマンガに出会えてよかったし、これからも出会っていきたいです。

#私を構成する5つのマンガ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?