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質の高い「怒り」を出す方法

怒りとは

怒りは生理的反応

ストレスを感じるとノルアドレナリン(神経伝達物質)が過剰に分泌されて大脳皮質に反応して怒りや不安、恐怖が生じる
神経伝達物質が分泌されていることは。外敵に対する行動で、防衛機能が働いている。怒りとは誰でも起こることである。

怒りの発生過程

怒りは「出来事」 「意味づけ」「感情」という順番で発生していると考えれている。
この中で「意味づけ」をどの様に考えられることで次の「感情」が決まる。「意味づけ」を自身の偏見や思い込みで考えてしまうと、怒りに繋がってくることが多くなる。

怒りの仕組み

怒りは第二次感情と呼ばれている。第一次感情(不平不満、辛い、痛みなど)の積み重ねで生じている。
怒りの背景には、多くの第一次感情が潜んでいるため、自身が何の第一感情があるのかを知る必要がある。

衝動のコントール

怒りのピークは6秒。

怒りのピーク時にやっては行けないのが反射的に反応しないこと。6秒やり過ごせば、冷静さを保つことができると言われている。

6秒やり過ごす方法

・怒りの点数化
・何かを観察する
・一旦距離を置く
・思考を停止する

思考のコントール

「べき」思考をやめる

自分自身の内側にある「〜するべき」が達成されない、できていないことで怒りに繋がっている。この思考を他者に求めることでさらなる怒りに繋がっている。
また「一般的には」や「普通は」、「〜のはず」などの思考は他者とのギャップが大きくなりやすい。

「べき」は人それぞれ

自分の「べき」と相手の「べき」を知り、そのギャップを認知することが必要である。

「べき」の境界線を決める

自分自身の「べき」の境界線を知り相手に伝えることが、他者との交流を円滑にする手段である。自分が怒りを感じる部分を知ってもらうことも大切である。

最後に

怒りは起こりうることで、うまく付き合っていく必要がある。理不尽に怒り、不満を言う人達が多い中で自分はどの様に変われるかを考えて行動していく必要である。
今回の記事で怒りの質を上げて、意味ある怒りを他者に伝えることが今必要だと思う。

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