伊集院光「のはなし」宝島社〜エッセイの手本に出してきた本の話。
noteをはじめてから1カ月強たっているわけだけれども、私の記事ってなんていうか、ものすごく低血糖だと思うのですよ。ちょっと変えるのであればどんなテイストが良いか?ということを考えた時にぱっと思い浮かんだのは、伊集院光だった。
最近でこそ、テレビもラジオも視聴しない生活になって長いのだけれども、「伊集院光の深夜の馬鹿力」というTBSラジオの深夜放送はものすごくおもしろかったわけで。
ちなみになのだけれども、夢の中で伊集院光とデートをした夢をみてしまったこともあれば、水嶋ヒロの顔をしているけれど中身は伊集院光という夢を見て混ぜるな危険だったなんて思ってしまったなんてことがある程度には好きなので、この記事は話半分くらいで読んでもらえればいいと思う。
さて、今回ご紹介したいのは、こちらの本。
新品もないけれども、1円というのが残念だなぁと思いつつ。まぁ感動の名作ではないので、そんなもんなのかもしれないけれども。アマチュアが書く日記系エッセイの手本としてはものすごく良いのでは無いかと思う。エッセイであれば、井上ひさしだとか外山滋比古だとかは本当に上手いななんて思うけれどもあのレベルで書くには少なくとも私には敷居が高すぎる。
伊集院光の文章がものすごく上手かというと、おそらく小説などをたくさん読んでいる人からしたらそうでも無いのだろうけれども、話の運びがうまく、ちゃんとオチも付いている。そして、一つ一つの話の長さも2ページ半程度とnoteやブログサイトの長さからいったらぴったりだと思うし、日記的な話をするならばこれくらいおもしろく話せたら良いのにななんて思ったりするのだ。
下ネタもぼちぼち多いし、彼のラジオリスナーにとっては聴いたことのある話多めだけれども。伊集院光自体は若いころ古典落語家の門下にいたこともあり、どんな話でもきっちりだいたいは綺麗に、そうじゃなくても無理矢理にでも落とすのは職人芸だと思っている。
ちなみに、私がエッセイ的な話を書くときのタイトルが「〜の話」になっているのは完全にこの本のリスペクトだったりする。面白さは全然至っていないのだけれども。
読み返してみればラジオで聴くよりも淡々としてるのは文章だから仕方ないけれどもそれでもおもしろいわけで、お堅い「文章の書き方」なんて本を読むのもいいかもしれないし、はたまたnoteで「noteの書き方」を読むのも良いかもしれないけれども、こんなのもいいよねという手本で参考にしてみてはいかがだろうか。
というわけで、実践としてちょこっと伊集院光風に書いてみる。
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つい先日からVC(ヴォイスチャット/アプリを使って通話すること)をしながらの麻雀をはじめたわけなのだけれども。
PCでもスマホでも良いのだけれども、コンピュータでやる麻雀の良さは、テンパイをしたら教えてくれて「リーチ(立直)」ボタンを押したら良いし、なんとなく上がれる手さえ覚えておけば、特に役も計算方法も覚えておかなくてもシステム側で勝手にやってくれる親切設計だったりする。
ということで、回数的にはある程度以上にはやっていたのでそういったアプリでなんとなくの「上がり方」だけは知っているものの、役の名前も覚えていなければ、実は牌の名前すら言えなかったりする。そして、リアルでの経験はおろか、いままでテキストチャットでしかやったことなかったこともあり、細かい相手の反応もみれないまま誰からもアドバイスをもらったことなかったから相手の反応がつぶさに声だけでも聞こえるVCを使って、やっと私の捨て方が変だということに気づいたわけなのだけれども。
とはいえ、やっている相手は初対面なわけではなく日頃某一狩りするゲームの「いつものメンバー」だったので、誰かの風切るたびに「くらえ!」なんていいつつ和気藹々とやっていた。(私自身昨日知ったのだけれども、プレイヤーには東西南北の方角が振られてその方角のことを風というそうなのだ)
そんな中で、ワタクシ東風、北風、西風、が3万点代でその差1000〜2000で拮抗、対して南風は2400…
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ここまで書いて気づいた、普段とあまり変わんない上に落ちないわ、この話。というかどこで落とすか考えないままに書き始めてしまったら、オチをどこをもってくるか迷いすぎて3日間下書き保存のまま放置していた。
ちなみに、話のうまい友人なんかに聞くと、オチがはじめにあってその前の説明をしていくもんでしょ?みたいなことを言っていたわけだが。
ナンバーをふって途中まで書いて放置してる語学に関する記事で、外国語での世間話が難しいってやっぱそのあたりなんだよなぁとか。
だって日本語ですらこんなに悩むのだから。
結局さっきのゲームの勝敗はどうなったかって?
ジリ貧の南風から倍満(24000点)奪って私が勝ちましたよ。
通常やっているゲームからの転用で
「睡眠タル爆超高出力ぶっぱからのタヒ体蹴り奴」
の称号いただきました。たぶん麻雀用語以上に意味不明だと思うけれども。
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