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【NASDAQ】有人ドローン・イーハンvs.ウルフ 知りたいこと
2021年2月16日、米調査会社ウルフパックによるイーハン・ホールディングス【NASDAQ:EH】のショートレポートには驚かされました。内容はすでに広く知られているところです。2月20 日までにイーハンは、これに対し4回にわたる反論と複数の動画を公表しています。しかし、これまでの材料だとどうしても疑問が残ってしまいます。
イーハンの反論論点となっている点で、イーハンにより反証されたのは、
・Y
【NASDAQ】人口皮膚、オーガノの財務転換点
傷口に貼り付けて治癒を早める皮膚代替膜などを開発するオーガノジェネシス・ホールディングス【NASDAQ:ORGO】の財務が転換点に来ています。2020年7月~9月には1株当たり利益(EPS)が黒字に転換。2020年10月~12月にはフリーキャッシュフロー(FCF)の黒字転換の可能性も高まっています。スポーツ医療品も手掛けていて、コロナワクチン普及後のスポーツ再開というポジティブストーリーに期待が持
もっとみる【NASDAQ】有人ドローン・イーハンの上値余地(下)
イーハン・ホールディングスのTAM(潜在市場)はどれほどあるのでしょうか。
まず、計算しやすい消防用ドローンから。イーハンのIR資料によると、中国には7032の都市消防署と9755の準都市消防署があるそうです。高層ビル火災が想定されるのは主に都市消防署でしょうから、マーケットとなるのはこの7032の消防署になりそうです。
仮にこの5%の消防署が導入すれば、市場規模は約160億円となります。中国
【NASDAQ】有人ドローン・イーハンの上値余地(上)
2021年の年明け、有人飛行ドローンのイーハン・ホールディングス(NASDAQ:EH)の株価が急上昇しました。執筆時点で77ドル台と、20年末に比べわずか20日余りで3.65倍にもなっています。これ以上の上値はあるのか、財務などの観点から見てみたいと思います。
パイロット不要まず、イーハンのドローンとはどんなものなのか、動画を観るのが早いと思います。
https://youtu.be/d66M
【NYSE】ルビコン、Googleの未来のライバル※現マグナイト(MGNI)
ルビコン・プロジェクト【RUBI:NYSE】は、インターネット広告枠の世界的な「取引所」と言える企業です。メディアやアプリ運営者が持つ広告枠を高く買う広告主を探してくる役割を担い、独立系の広告枠取引所としては世界最大手です。Googleの未来のライバルになるかもしれない企業です。
広告枠の新しい「取引所」インターネットやアプリ、動画コンテンツなど様々なメディアの広告枠は、オークションによって売買