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創作(短い小説、ポエム等)

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主に文章による創作
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#物書き

スカイブルーの居候

君は僕の顔を覚えていなかったし 僕の大切な宝物も捨ててしまったし 僕の声だけに耳を塞いだこ…

うさパイ
3年前
3

25枚目の前に

君はもう忘れてしまったかもしれない そもそも君の記憶の中に最初からそれは居場所を作らなか…

うさパイ
3年前
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ミッション迷子案内④

「意外と距離があったね…」 車社会で生きているらしい神崎が音を上げそうになったが、ふたり…

うさパイ
3年前
2

ミッション迷子案内③

水上バスが桟橋に近付いていく。東京を象徴する赤と白の塔に、地方出身のふたりは歓声を上げる…

うさパイ
3年前
1

ミッション迷子案内②

「神崎…さん?」 思わず、半疑問形で尋ねていた。 研修期間中ずっと見せていたクールな雰囲…

うさパイ
3年前
1

ミッション迷子案内①

揺れる水面を足元に感じると、子供のように心が弾む。 研修最終日の移動手段は、水上バスだと…

うさパイ
3年前
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両面の花

A面 とても綺麗だと思ったの。 純白の花びらにこぼれる朝露がまるで宝石。 もう決して、これ以上花を綺麗だと思う感情にとらわれることはないと思った。 たくさんの人にこの花を見て欲しい。 あんまり綺麗だから、見て欲しいと思った。 その代わり、この花は私が守る。 温室だけで育った花は、温室だけを世界の全部だと思い込んでいる。 砂漠でしか咲けなかった花のことを世界の一部だなんて思っていない。 その花が純白の花に毒の花粉を飛ばしてきたり、 純白の花の美しさを求めて蔓を伸ばしてきた

リサイクルされる夢幻

「__さん」 彼の名を呟く。切なさが、どうしようもなくて。 枕に頭を預けて、いつものよう…

うさパイ
4年前
2

魔法の兵隊の足音

大都会の駅は広過ぎて、小さな街の片隅に息を潜めて暮らす自分には、英雄の脱出を拒むダンジョ…

うさパイ
4年前
3

硝子のif

君はその道を行くんだね 誰も待っていないその道を 君は少しだけ開いた未来の地図に気が付かず…

うさパイ
4年前
3

星の音色、シャボンの泡

月が綺麗ですね、も素敵な言葉だけど、私は月よりも星が好き。私にとって貴方は大切な星。けど…

うさパイ
4年前
3

星の音色、寂しさの果て

僕の両の手のひらに、突然飛び込んできた星の欠片。 僕の大切な、星の欠片。 ガラスの箱の底に…

うさパイ
4年前
9

翡翠の羽、星の音色

夜の闇の黒がどんな黒だったか、赤く輝く星の色がどんな赤だったか、思い出せなくなっていた。…

うさパイ
4年前
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うそつきファントム

貴方の言葉に頷いたなら あたしは幸せになれたかな 貴方の言葉に頷かなかったのは 巻き込みたくなかったから あの人のことなんて全然知らない あの日初めて会ったし、きっともうこの世の終わりまで会うこともない その人があたしに叫ぶ 心を引き裂く、錆びた刃物 あたしは生まれた時からこうだった このゴムマスクはあたしにべっとり貼りついて、 剥がそうとしても剥がそうとしても離れてくれないの あたしだってこのいびつなゴムマスクは大嫌い こんなもの欲しくなかった 絶対に絶対に、これっ