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うさぎはバナナが好きって本当?量は?皮は?バナナに関する疑問を一挙解決!

うさぎの主食は牧草ですが、うさぎは果物や野菜も大好物.…!モグモグむしゃむしゃと可愛らしく食べる姿が、近年は多くのメディアにも取り上げられるようになりました。

 

しかし、可愛いからといって主食ではない食べ物を与えすぎてしまうと、うさぎの健康を脅かす危険性もあるため注意が必要です。

 

そこで今回は、うさぎとバナナに関わる情報を詳しくご紹介します。食べてはいけないバナナの部分についてはもちろん、与えていい適正量などについても説明していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

 

うさぎはバナナを食べても大丈夫?

 

まずはじめに、バナナは与えても大丈夫な食べ物なのかについてご説明します。

 

バナナは、ビタミンをはじめとするさまざまな栄養素がたっぷり含まれた美味しい食べ物です。また、濃厚な甘みもバナナの大きな特徴なので、バナナ好きのうさぎはとても多いといわれています。

 

しかし、うさぎにとっての許容範囲となる水分・糖質をごく少量で超過してしまう点がバナナの難点。欲しがる分だけ食べさせてしまうと、腸内バランスがあっという間に乱れてしまうので、下痢をしたり病気をしたりする可能性が高まってしまうのです。

 

 

どのくらいの量なら食べても大丈夫?

 

では、具体的にどのくらいの量なら与えても平気なのでしょうか。

目分量でいうならば、薄く輪切りにカットしたバナナを1切分といったところでしょう。

 

また、g数で表現するならば、(1kgに対して)5g程度が目安となります。この数値は、野菜やお菓子を含めての量となっていますので、バナナをはじめとする“おやつ”は主食をメインにバランスよく嗜む程度にとどめるといいでしょう。

 

 

バナナの皮も食べるって本当?

 

カットせずに、そのままモグモグと食べさせている飼い主さんの中に「皮も食べてしまったけれど大丈夫なのかな?」と心配している方がいるようです。

 

これに関しての結論をいうならば、バナナの皮自体は問題なし。しかし、バナナの皮にはたっぷりの農薬が塗布されているため、その薬品に大きな問題があるといえるのです。

 

本来であれば、カットしたバナナを適切な量のみ与えるのが基本。愛情や思いやりのつもりで行なっている行為が、飼い主という役割の怠慢とならないように注意しましょう。

 

 

おすすめの果物

 

うさぎの好きな果物は、バナナだけではありません。毛球症予防に効果的な、パイナップルやパパイヤもうさぎ達から人気の高い果物となっています。

また、リンゴやブドウなどを好むうさぎ達も多いようです。

 

しかし、好きだからといって与えていい食べ物であるとは限らない点が難しいポイント。さっそく、与えてはいけない果物についても学んでいきましょう!

 

 

食べてはいけない果物

 

まず、うさぎに限らず人間以外の生き物に与えてはいけないといわれている食べ物が【アボカド】です。

とてもおいしい食べ物なのに、それほどの危険性が潜んでいるなんて信じられませんよね。うさぎがアボカドと接点を持たないように、細心の注意をはらいましょう。

 

また、うさぎの大好物のリンゴの種も毒物であるため注意が必要です。比較的 種は有害である場合が多いので、原則種は与えてはいけないと覚えておくと安心でしょう。

 

また、柑橘類の皮(薄皮)は、窒息の原因になることも…。上手に咀嚼できない場合を考慮し、皮を剥いて少量与える程度にとどめましょう。

 

 

正しい食生活をサポートしよう!

 

うさぎに限らず私たち人間も、健康であるから嗜好品が美味しいと感じるのではないでしょうか。そのため、“全ての幸せは健康があってこそのもの”と頭に入れるようにして、愛うさぎの食生活が理想的な形になるようにサポートをしていくといいでしょう。

 

そうすることで、愛うさぎの可愛らしいモグモグタイムを末永く見つめることができるはず…。ぜひ癒したっぷりの幸せなバニーライフを、より長くお過ごしくださいね。

 

講師:ほしほしこ

 

息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。

 

しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。

 

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