sakiko.

暮らしごとエンターテイナー/森に住む人

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最近の記事

夏至を前に、振り返りワーク

明日、6月21日は〈夏至〉。 一年で一番日が長くなる日です。 陰陽で言えば、陽の極み。 陽から陰に転じる、切り替わりポイントでもあります。 この、夏至という節目を前に 春分からの三か月間をどう過ごしてきたのか?の振り返りをしてみました。 この三か月、わたしにとっては個人的に、激動の時期でした。 毎年のように、揺れ動きやすい時期ではあるのですが、今年はこれまでとはひと味もふた味も違う激しい変容期だったな、と感じます。 例えていうならば、たくさんのヨロイや皮を脱ぎ捨てて、生身

    • 分かろうとしない。だから、分かること。

      昨日は、理想像や目標は、一つに絞ろうとしなくていいという話をしました。 目標が、決められない。 やりたいこと、進みたい道が分からない。 どっちへ向かうのが、正解なのか? いま自分が見えている範囲のみの情報で、何とか間違いのない一本道を探し出そうとして、足を出せずにグルグルしている。 飛行石がラピュタの位置を光で指し示すように、進むべき道筋を指し示す何かを、手に入れなくては。 もっと学べば。もっと、探せば。わたしにも、それが手に入るはずなんじゃないか。 そんなふうに、

      • 理想や抱負は、ひとつに絞らなくていい。/年の始めに思うこと

        2023年が始まり、早くも10日が過ぎようとしています。 皆さんは、「新年の抱負」を立てましたか? もう、発表したよ〜!という方もあれば まだ、決めかねている…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 かくいうわたしは、いろんな方の「新年の抱負」を目にしつつも 『な〜んか、しっくりくる目標が定まらないな〜』と、ふわふわした心持ちを抱いたまま、子どもたちの冬休み期間をのんびりと過ごしておりました。 今日は始業式。 世間はとうに平常モードなのかもしれませんが、のんびりな

        • 何ものでもない自分

          最近、「のんびり過ごす」ことができるようになりました。 田舎への移住を思い立ち、仕事をやめてからも慌ただしくする癖が抜けなくて、 何となくソワソワと落ち着かない心。 引越したら引越したで、早く住まいを整えなきゃ!と、そんな思いに駆られるまま パタパタと日々を過ごしてきました。 それでも、少しずつ 心の声に耳を傾け、 自然を味わう時間やくらしを見つめる時間、 自分の心や感情と向かい合う時間を過ごすうち 『ただ自分が自分でいる時間』を 過ごすことができるようになってきまし

        夏至を前に、振り返りワーク

          常識を疑ってみると、見えてくるもの〜ノートの使い方、それってアリ?〜

          わたしは、ノートをよく使います。 内観したり、覚えておきたいことを書いておいたり。 日記や菜園ノート、学びのノート、料理ノートなど、常に数冊のノートを使っています。 中には、モーニングページやジャーナリング瞑想(書く瞑想)のような、書いたらそれでおしまい、見返すこともしない、使い切ったらすぐに捨てる…といった使い道のものもあります。 そういうノートには、子どもが学校で使って半端に使い残したノートを再利用することも多いです。 そういう時、決まって思い出すことがあります。

          常識を疑ってみると、見えてくるもの〜ノートの使い方、それってアリ?〜

          常識を疑ってみると、見えてくるもの〜ある朝の靴下の話〜

          平日の朝は、何かしらバタバタします。 どんなに準備を整えていても、子どもがキリギリまで起きなかったり。 わが子は、自分から進んでテキパキ身支度できるタイプではなく、寒い朝が続く近頃は、なおさらのこと。 ギリギリまで布団で粘る。 やれやれ朝ごはんを食べたと思えば、これまたギリギリまでコタツで粘る。 自分のことは自分でさせるようにはしていますが、寒さに慣れていないこの時期、まあ仕方ないかと、着替え準備の手助けをすることもあります。 そんなある朝。 前日の洗濯物を取り込ん

          常識を疑ってみると、見えてくるもの〜ある朝の靴下の話〜

          息子の謎行動。解釈が変わって幸せを感じたこと。

          わが家は、山の上の方にあります。 車を停めるのは、道路のすぐ脇にある、ご近所さんにお借りしている倉庫の前。 そこから家までは、徒歩約3分半。 ずっと登り坂です。 週末は車で1時間の実家で過ごし、日曜に自宅に帰ってくるわけですが 一週間分の買い出し荷物を持って上がるのが、毎回、まあまあ大変なわけです。 今日の帰り道のこと。 4歳の次男は、車の中で寝てしまい 到着直前に起きたものの、「眠たい…」と ご機嫌ななめ。 もう、歩くつもりなどサラサラない息子。 この状態では、

          息子の謎行動。解釈が変わって幸せを感じたこと。

          ミニマリストって、何者?

          わたしは、ミニマリストという在り方を知ったことが、人生をリビルドするきっかけになりました。 ではそもそも「ミニマリスト」って、何者なんでしょうか。 もしかすると、こんなイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。 ・部屋がガラーンとしている ・同じ服ばかり着ている ・モノトーンが好き ・少ないもので暮らしている ・お気に入りのものを厳選して持っている ・トランク一つで渡り歩いている 有名なミニマリストの方たちは、ガラーンとした生活感のないお部屋の写真を公開されていますし

          ミニマリストって、何者?

          自然から学ぶ。現代人に、不可欠な視点とは?

          わが家は、まちなかから田舎へ移住して約半年。山の中の古民家を、セルフリノベしながら住んでいます。 まだまだ修理途中の家は、壁も床も下地の状態で、断熱材など全く入っていないので、とにかく外気温がダイレクトに伝わります。 ここ最近は、朝ぐっと冷え込む日が増えてきました。 わたしが起きる時間帯は、部屋の中でも11℃とか12℃。 起き上がると、「寒っっ!」となります。 ついこの間まで、あぢ〜!とか言っていたのが懐かしい。 起きたら薪ストーブに火を入れて、家を暖めておくのがわた

          自然から学ぶ。現代人に、不可欠な視点とは?

          【知的好奇心を満たす旅】数秘の不思議を覗いてみる

          数秘とは何ぞや。 ここ最近、個人的に目にすることが多かった 「数秘」について。 まるで知らなかったのですが、だんだん気になってきて、少し調べてみることにしました。 「数秘」とは、誕生日や名前から、個人が持つ数字を割り出し、その人の本質、テーマ、運命などを読み解く、古代からの叡智。いわば占いの一種です。 占ってみました ちょっとググってみただけでも、たくさんのサイトがヒット。 おぉ〜。わたしが知らなかっただけで、かなり有名なものなんだ。 早速、気になる「自分のナンバー

          【知的好奇心を満たす旅】数秘の不思議を覗いてみる

          無ければ作る。ごみ袋ホルダーをDIY

          わが家には、屋内のごみ箱は2つあります。 キッチンに置いている、【燃えるごみ用】と 【プラごみ用】。 以前は、よくあるプラスチック製の小ぶりなくずかごを使っていました。 原則、燃えるごみは週一回、プラごみは二週に一回、ごみ出しするようにしています。 室内のくずかごにごみが溜まってきたら、屋外の軒下に置いている、大きめの蓋付きのごみ箱に移すようにしています。 ただ一つ問題が。 台所が土間のため、リビングと台所には30cmくらいの段差があります。 今まで使っていた小ぶ

          無ければ作る。ごみ袋ホルダーをDIY

          入浴前。4歳の息子は、風呂フタをくるくる巻いて開けては、勢いよくゴロゴローッと閉めるのが面白いらしい。ニヤニヤしながら都合10回ほど繰り返すさまを見ながら詠んだ歌です。 同じこと何度も何度も繰り返す息子の顔は研究者なり   sakiko

          入浴前。4歳の息子は、風呂フタをくるくる巻いて開けては、勢いよくゴロゴローッと閉めるのが面白いらしい。ニヤニヤしながら都合10回ほど繰り返すさまを見ながら詠んだ歌です。 同じこと何度も何度も繰り返す息子の顔は研究者なり   sakiko

          薪箱を作ってみた

          薪ストーブ生活も、はや半年を超えました。 部屋の中に薪をストックしておくのに、 もともと移住先の家に残されていた木箱やら 木樽を使っています。 もうちょっと数が欲しいな、と前々から思っていたのですが、ちょうどいい廃材があったので作ってみました。 古い桐箪笥を分解した材料を使い、つくりは元々あった木箱に似せました。 やってみると、これが意外と難しい。 板の厚みが薄いので、くぎ打ちが下手くそなのがバレバレです。何本も無駄打ち。 どうにかこうにか、形にはなったものの 先

          薪箱を作ってみた

          短歌ノートより。イヤイヤ期のうた

          短歌を作り始めた頃、 現在4歳の次男が、魔の2歳児のころ。 イヤイヤ期や、いたずらのことをよく歌に詠み込んでいました。 まともに向き合ってると、イライラしちゃうけど 歌に詠むと、ちょっと、「なんだかわいいじゃん。」と思えちゃう。 そんな“短歌マジック”に何度助けられたか。 2年経った今読み返すと、とても、愛おしい。 『準備した かばんの中身 全部出し   またやり直し かわいいいたずら』 『あれもいや これも嫌だと 身いっぱい    主張する吾子 これも成長』 『

          短歌ノートより。イヤイヤ期のうた

          わたしと短歌のお話。

          二年前に始めた短歌づくり。 題材は、主に子育てのこと。他には夫や自然のこと。 短歌は、今や、わたしの生活に欠かせないもの。 特に、子育ての一場面を歌に詠むことは、自分や子どもを楽しく肯定的に受け止めさせてくれる。 たとえば、子どもが言うこと聞かなくて、しんどいとき。 いたずらばかりして腹立ったとき。 泣いてる子を前に、自分も泣きたくなったとき。 「あ、これを歌にしよう」と思った瞬間、心のフォーカスが切り替わる。 良いように詠もうとしないで、イライラや腹立ちも、その

          わたしと短歌のお話。

          漫画読むのやめられなくて、気付いたら朝。読書で徹夜なんて10代以来かな、まだまだ若いやん。それにしても愉しかった。

          漫画読むのやめられなくて、気付いたら朝。読書で徹夜なんて10代以来かな、まだまだ若いやん。それにしても愉しかった。