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【まとめ】うるまの島々との関わり

プロモーションうるまが島しょ地域と関わり始めて、2020年で9年目に入ります。ここで一度、今までの関わりをまとめておきます。

1、地域雇用創造協議会時代(2012~2014)

プロモーションうるまはうるま市地域雇用創造協議会が発展してできた会社です。地域雇用創造協議会の時から島とはこんな関わりを持っていました。

画像1伊計島の廃校を舞台に、沖縄県内の様々なジャンルの工芸作家が一同に集まるイベントを開催しました。


画像2うるま市には収穫量全国1位のもずく、ブランド化されている津堅にんじんなどの特産物と、地域のお店と専門家をつなぎ合わせ商品開発を行ないました。

実感・自治会と直接的なつながりが薄く、イベントのみのの一時的な活性化に対してお叱りをいただく
⇒スタッフとしても「イベント開催=地域活性」に疑問を抱いた時期


2、プロモーションうるま初期時代(2015~2016)

画像7地域の資源を再発見するワークショップや講演会を、延べ12回(2015:8回、2016:4回)開催。島人が改めて地域を歩き、島の宝を再発見しながら、島の未来についてユンタクする場をつくりました。


たかはなり・島あしび ~りかりか行じんだ宮城島!!~

画像6宮城島で開催したエイサーイベント。島の4自治会と実行委員会を立上げ、伝統芸能を披露しました。これをきっかけに上原区エイサーが復活しました。


画像4「暮らしにアートin伊計島」を発展させ、島にある複数の空き家を活用してクラフトイベントを開催。初めて島にある空き家を活用する


画像5N高校が伊計島の廃校を活用して学校を設置。学生が伊計島訪問した際に行なう地域体験を、伊計自治会と協働で仕組み化した。


画像6島で放置されていた空き家を活用し、移住希望者が1週間程度滞在する「お試し移住」のプロジェクトをスタート。

実感空き家課題を抱えていた自治会がお試し移住などの企画に共感し、「移住希望相談窓口」の機能を自治会以外で担ってほしいという要望が出てきた。
⇒スタッフは「地域自治会、行政などと役割分担する重要性」「空き家を活用しながら地域課題解決の取組みができる可能性」に手ごたえを感じた時期


3、プロモーションうるま展開期(2017~2019)

画像10住民主体で島の未来像を検討する「しま未来会議」の場づくりを行ないました。島人が大事にしている価値観や地域に求められる人材像を共有しました。

空き家活用勉強会の開催

画像11島しょ地域での空き家活用を進めるため、家主等に空き家活用ノウハウを伝えると共に、活用可能な空き家を掘り起こすための勉強会を開催しました。


画像12しま未来会議の内容に共感してくれる方にアプローチするため、東京で島ビジョンを発信するイベントの開催やWEBメディア「うるまで暮らす」による情報発信を積極的に行ないました。


画像13好きな場所に暮らし、学び、働ける社会の仕組を構築するLivingAnywhereの体験イベントを地域受け入れ側としてコーディネートし、琉球古民家晩餐会や伝統行事ハーリー体験、島人と一緒に料理体験など開催しました。


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現代アート、デザイン、食、工芸など30組の作家が沖縄の原風景が残るうるま市の5つの島を舞台に島人とともにつくりあげる芸術祭です。プロモーションうるまはディレクターとしてコンセプトメイク、作家選定、地域連携を担当しました。

実感・プロモーションうるまの取組みに共感してくれることが増えた一方、島しょ地域でもっと具体的に活動を展開してほしいという声も増えました。
⇒自治会を中心に島人との信頼関係を感じられる時間が増えてきました。これからも島の未来に積極的に関わるため自主事業を増やすため、島事務所を立ち上げることにしました。


4、9年間をまとめると

こうして9年間をまとめてみると、

・試行錯誤しながら地域との関係性を深めていきつつ、民間事業者や移住者といった地域外の人材との間に立ち橋渡し役になっていた

・イベントといった単発の関わりから、島しょ地域全体のエリアマネジメントに向けて、徐々に領域とできる事を拡張していった

というところが見えてきます。

では2020年からプロモーションうるまは島で何をするの?というと、まずお知らせできるのはプロモーションうるま島事務所を立ち上げます。そこから、今まで以上に島での取組みを発展させていきたいと考えています。

具体的に何をしていくかは、今度のnoteにまとめていきますね。







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