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#生き方「意見の違いを伝え合う」

「いつまで寝てるのっ!」

朝、遅くまでベットで寝ていると、

母によく言われたと、妻が言う。

「私はメリハリをつけていて、

 早く起きる日と、ゆっくり眠る日を

 分けているの」。


子供の頃は、

母の言うことは絶対で、

俗に言う「ダラダラすること」

は自分でもよくないことだと思っていて、

ずっと言えずにいたが、

大学生になった頃に、

母(私にとっては義母)に、

思い切って伝えたらしい。

伝えた当初は、

母は機嫌を悪くしていたらしいが、

しばらくして、

その後は何も言わなくなったらしい。

だからといって、

関係が悪くなったわけではない。

すぐに機嫌も戻り、

その後も普通に会話ができ、

共に、

思うように生活していた。

その時、妻は、

「怒られると思い込んでいた」

「理解されないと思っても、

 自分の意見は伝えてみるものだ」

と思ったらしい。

妻と母とは、

今でも2人で買い物に出かける仲だ。


自分の意見と自分以外の人の意見。

家族でも同じではない。

他人だと尚更だ。

相手と違う意見でも、

まずは相手に伝えてみることだ。

心理的負担は大きくとも、

ずっと我慢するよりも、

違った結果が生まれることもある。

伝えることが、

のちに、

心理的負担を軽くする道を作っていく。

伝え方には気をつけないといけないし、

時には交渉不成立の状態になる場合もあるが、

我慢する癖は、

精神衛生上、つけない方がいいし、

意見を伝え合うお相手と、

一緒に乗り越えた経験が、

今後の関係性をより良く変えていくのだ。

たとえお相手と交渉不成立になっても、

話し合った内容についてだけ、

部分的に意見が分かれただけだと理解しよう。


伝えることで、

変わっていく。


私も妻に言ってみた。


「来年は、

 お小遣いをあげてほしいな〜♡」


もう少し、

仕事を頑張ってみようと思う。



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