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2024年1月の記事一覧

死にたいと思ったことはありますか?

 過去に「報われる」について記事を書いた。  この記事にも書いたが、十八歳の頃、よく周囲の人に 「今まで生きてきて報われたことってありますか?」と質問していた。  同じ頃にもう一つ、問いかけていたことがあったのを、ふと思い出した。  それは、「死にたいと思ったことはありますか?」である。  この質問をすると、多くの人からこう言われた。 「死にたいって簡単に口にするな」 「生きたくても生きられない人のことを考えろ」 「神は乗り越えられる試練しか与えない」  言いたいこと

「ポテトの約束」 #20字小説

食べます、ポテトを食べるとお約束します! 【完】(20字) #20字小説 【あとがき】 本稿は、「#20字小説」の作品です。 「20文字で小説を書く」というルールに沿って仕上げました。 娘の語った実際の言葉に基づいて創った作品になります。 我が家はみんな、とにかくお芋が大好きです。 下の妹は特にポテト好き。 マクドナルドのフライドポテトが大好きで、マックの看板の前を通ろうものならすぐに、「ポテトー!」というラブコール。 ある時、あまりにもポテトを食べたがるの

題名 「感情を越えて」

無限に広がる心の思い この身体が 生きてゆく限り続いていく 深き忘れぬ出来事。 思い出す胸の内は 鮮明に映りながら 時と言う流れに馴染んでいく。 その場に浸るよりも 歩き出そうとする選択は 淋しさを取り巻く 自分の背を押す。 失うことの恐れは 克服せずとも このまま連れて行き 赴くままに 揺らいだままでいよう。 遠ざけることは 今の自分を消滅させる。 大いなる感情は 人である大切な証。 最後まで付き合う自分を 活かすも殺すも 自身の心にある。 水面下で蠢き 形成される人格を追

♪放課後のチャイム

すでに公開している曲ではありますが、聴きやすいようにこちらに変えました。音は再録音していません。 思い出とともに大切な人へ感謝を込めた曲です。 よければ歌詞と一緒にぜひ。 *セルフライナーノーツ* https://note.com/skylala28mmm10/n/n8b2785a7d411?magazine_key=m314840127dbb 「放課後のチャイム」 君が話してくれたこと覚えているよ 泣きそうなくらいに夕日が綺麗だった あの角を曲がった先 シュトーレンのおいしいお店 ショーウィンドウから覗く アンティークのランプ 今でもあるはずさ  街は変わっていくけど 進めない足を前に  僕は今向かっている いつかは離れる場所で  また君に会える気がするんだ 沈む夕日が僕を急かしている いつかは忘れる場所で  手を振れる二人でいるように 滲む記憶と歩く三日月の空の下    君と黙ったまま帰ったこと覚えているよ 吸い込んだ空気がやけに冷たかった また明日も会えるのに もう話せない気がした そんな一つ一つが この道に落ちている いつかは笑えた場所から  ランプの淡い光 懐かしくて僕は泣いているわけじゃない いつかは話せた場所から  聞こえてくるのはカノン 無くせない 無くならない時間の場所 一人で夕暮れの中帰ったこと覚えているよ 次に会う日までに話すこと決めながら いつかは変わる場所で  僕は君を待っているんだ 少し大人になった僕の目に何映る? いつでも会えるよ  あの場所が無くなったとしても 心繋いだ歌を歌いながら歩く 君がいてくれて本当にありがとう

愛という力

排斥しあう力は、お互いに弱めあい、 結びつける力は、お互いに強めあう。 愛は結びつける力。 家族の結びつきは強い。 大きな災害が起これば、まず家族の安否を心配するほどに。 家族には大小様々ある。 でも、さかのぼると必ず一組の男女に行きつく。 一組の男女は、家族の最小単位となる。 その男女の愛が、家族への愛へと広がっていく。 恋愛は、男女の結びつきのはじまりであり「愛の入口」とも言われる。 映画、ドラマ、マンガやアニメ、ゲームに至るまで、恋愛を扱ったものが多いのも、

𝐩𝐨𝐞𝐦 ♯𝟒𝟑 スイートスポット

⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ 「仕事、おわったー」 「お疲れさまー おかえりなさい」 「疲れたー」 「うん、ほんとうにお疲れさまー」 「ねぇ、ちゃんと寝てた? 仕事明けでしょ?」 「寝てたよー」 「ふーん…」 「うそ。笑 持ち帰りの仕事してた」 「嘘つきは泥棒の始まりだ(笑)」 「えー」 「嘘だよ(笑)」 「じゃあ、あなたも泥棒だね 笑」 (笑) 「2人とも(笑)」 「うん 笑笑」 「愛してる」 「愛してる」 「愛してる」 「愛してる」

地図

まるで地図のようだ 木の枝は 生きぬいた証 きみが歩いてきた道は きみしか知らない きみが歩いてゆく道も きみしか知らない きみが手書きするのだ きみの地図を きみが歩いてゆく道ならばすべてきみが決められる 沿道に咲く花なら きみが求めると必ず咲く きみを応援するように必ず咲く すべてはきみが決めるのだ その手で地図を描け 生きぬいた木が その手で書いた地図のようだ

【短編小説】結婚しなくていいと思ってるのは、貴方だけかもしれません。

彼と一緒に住み始めた当初、私達には結婚願望というものがなかった。 共に仕事が順調で、大きな仕事を任せられるようになっていた。結婚するとなると、その準備に時間もお金も取られる。それに子どもを持つことだって考えなくてはならない。 不安なことは、たくさんあるのに、それ以上のメリットってあるんだろうか。 今が楽しければ、それでいいじゃない。 そんな気持ちで、私達はもう5年も付き合っている。 定期的に会っている大学院時代の先輩から、結婚することを聞かされたのは、やはりそんな集

note有料記事に挑戦してみない?

やぁ、いらっしゃい。今週ももう日曜日が終わりだね。 寂しいもんさ、私は日曜日が大好きだからね。 個人的には土曜日の方が好きだけど。 1月ももう後半戦さ、明日になれば新しい一週間。 まずは日曜日の夜を楽しんでいこうよ。 メンバーシップの日。 さぁ、日曜日はメンバーシップの日だよ。 記事の中盤に、メンバーさんの活動経過も共有中! ◆◇◆◇◆ 「楽しく、続ける」をテーマに運営しています。 月間10~20記事ほどのペースでメンバー記事を発信。 内容が気になっていたという方

心の鏡でにらめっこ

貴女の中にいる僕は どんな存在だろうか… 1ミリでも 理想の存在に近づきたくて 心の中の鏡と にらめっこしている 想いは 貴女に近づく 小さなおまじない 格好悪い格好つけと 素直さの二つが重なる正直さ 貴女の中にいる僕が 僕の中の貴女を大切にしている 僕だとわかってくれていたら 嬉しい…

#1,011『買う時は捨ててから』

古いものを捨てて 新しいものを買おう 買う時は 捨ててから 買う時は 捨ててから ゴミ屋敷に ならぬように

時間制限が逆に効果的な話。

やぁ、いらっしゃい。今日も寒いね。風邪ひいてない? いやほんとにね。寒い。 寒いと言っても解決しないんだけど、これ辛いよ。 足がね、冷える。全身厚着で防寒完備。 でも指とか顔とか露出部分がね、超えられない壁だよ。 暖かくなってほしいなぁ。 小規模飲食店。 飲食店って何だかんだよくオープンしてるね。 もちろん、その分よく閉店もしてる。 こればっかりはまぢ難しいんだろね。 元々地域密着で頑張ってるお店とか。 常連さんに支えてもらってる運営。 物価高とか、光熱費の高騰

「どうぶつの森」を愛する母に

私の母は「どうぶつの森」をかれこれ15年以上プレイしている。 始めたきっかけは、弟が小学生の頃に誕生日プレゼントで買ってあげたDS版「おいでよ どうぶつの森(以下略:おいでよ〜)」だった。 それをプレイしている弟の姿を見て、じきに母も興味津々になっては自分もやりたいと思うようになったのである。  以降はほぼ毎日、それも一日の家事を済ませた後から寝る前までに、必ずやるという習慣がついている。   だが「どうぶつの森」に触れるまでの間、母にはゲームをする習慣がなかった。

美嘉「君空」読書感想文

“ ケータイ小説 ” というジャンルが誕生したのは2000年代。 女子中高生が携帯に打ち込んだ文章を、ネット上にアップしたものが元となっている。 特徴としては、横書きの文章。 読みやすくはある。 内容は難しくはない。 “ ケータイ小説 ” はブームとなる。 人気の作品は、本として出版された。 薄っぺらい本ともいわれた。 ブームから10年を経たが“ ケータイ小説 ” は進化している。 ケータイという枠を超えて、作品として確立している。 本だって、もはや薄くはない。 最