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移住。半農半X。暮らしを楽しむ。 2014年新潟県の中山間地に移住。元地域おこし協力隊…

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移住。半農半X。暮らしを楽しむ。 2014年新潟県の中山間地に移住。元地域おこし協力隊。2017年ポレポレ工房を起業。地域の食材やオーガニック素材のお菓子や料理の提供、ワークショップ。自然農で行うポレポレ農園では常時お手伝い歓迎。

最近の記事

移住10年目のフリーランス。山の恵みに助けられる。雪国の春は田舎暮らしの醍醐味をもっとも感じられる季節かも。

田舎の春は何かとせわしない。 今回は写真多めで。(笑) 白い世界から一気に緑の息吹あふれる世界へ今シーズンは小雪で気温も高め。とはいえやはり冬は寒かったです。 特に古い戸建てを借りている身、なんといっても家の中が寒い(涙)。 (一応、断熱ブラインドとか対策はしていても)こたつに入って縮こまって過ごす日々。 真冬の透き通った空気、真っ白な美しい雪景色も大好きなのですが、やっぱり春の訪れは格別の喜びがあります。 木々の新芽、新しい命の誕生。春の息吹。 ここからはいろいろな植物

    • 移住10年目のフリーランス。限りある命。老いと死は誰にでも平等に訪れるということ。

      先日、愛猫が天国に旅立ちました。愛する家族を失って、力が入らず意気消沈していました。たかが猫です。ペットです。だけど生まれた直後からずっと育ててきたのです。 今までの人生、祖父母、父親、知人の死にも直面してきましたが、動物だからと言ってその悲しみが小さいということもないのですよね。 死というものに直面しながら感じることを、思い出とともに書き綴ってみたいと思います。 大事な家族の死移住する際、私は2匹の猫と共にここに来ました。その猫たち、1匹は一昨年、もう1匹が先日亡くなりま

      • 移住10年目のフリーランス。友達はいる方が良いのか。

        春ですね。新年度ですね。 仕事では、あまり年度の切り替えのようなものはないので、さほどどうってわけでもないのですが、やはり周りの雰囲気とか、ニュースとかからなんとなく気が引き締まる感じはあります。 春ってやっぱりいいですね。 そんな私は、今日は映画を見に行きました。 というのも、誘われたのです。4歳の女の子に。 ああーなんてうれしいことでしょう。 正確には、そのお母さんから『娘がうひさんと一緒に見に行きたいと言っているのです 』と連絡を頂いて。親子と私と3人で行ってきまし

        • 移住10年目のフリーランス。移住あるあるを改めて考えてみる。

          あっという間に時間が過ぎていきますね。私の住む新潟県は、少し前は春のような温かさが続いていたかと思えば、ここ最近はまた雪が降ったり風が吹いたり真冬のような気候に逆戻りです。 明日は町内の総会です。移住年目にして町内の【会計】という役につくことになってしまい、やっと任期が終わると思ったのもつかの間、結局もう1年引き受けることになってしまいました。 町内会という組織の運営もそうですが、移住してきてそれまでの暮らしでは経験したこともないような『田舎の常識』についてまとめてみたいと思

        移住10年目のフリーランス。山の恵みに助けられる。雪国の春は田舎暮らしの醍醐味をもっとも感じられる季節かも。

        • 移住10年目のフリーランス。限りある命。老いと死は誰にでも平等に訪れるということ。

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          移住10年目のフリーランス。自然農のセミナーを聞きに東京へ。

          学び多き日帰りセミナー参加ずっとずっとお会いしたかった、自然栽培の農家さん。 やっとタイミング合い、セミナーを聞きに新幹線に乗って東京に行ってきました。 土壌微生物学で博士号を取りアメリカの大学で研究員を経て千葉県にて就農、無施肥で野菜を育てて販売してる農家さん。 何も入れない栽培。 土中の微生物の働きや、野菜との共生関係のこと。すごくいろんな研究と勉強をされてきた方から聞いてみたい各論はいろいろあったけれど、お話から伝わってきたことは、土と植物に寄り添い、理解しようとする

          移住10年目のフリーランス。自然農のセミナーを聞きに東京へ。

          移住10年目のフリーランス。日々の感動を伝えるワークショップ、今回は【わらづと納豆作り

          先週末は、納豆づくりワークショップと行いました。 大豆と稲わらを使って、昔ながらの納豆を作りましょうというものです。 納豆づくり、ワークショップ自体の詳しい内容についてはこちらのコラムでご紹介しておりますのでよかったらご覧ください☆ 頼まれ仕事ではなく自主開催半農生活をしているので、雪に閉ざされる冬場は畑や田んぼでの農作業はなくなり、その分時間に余裕ができます。 また、雪国の冬は、やはり人も動き回らないためか、お菓子の注文やイベントもだいぶ少なくなります。そんなわけで、昨シ

          移住10年目のフリーランス。日々の感動を伝えるワークショップ、今回は【わらづと納豆作り

          移住10年目のフリーランス。逃れられない町内役員。町内会計に使えるソフト見つけました!

          移住前の生活では全く経験のなかったもの。それが町内会。 実家にはあったのかな。でも親もそれらしいことは何もやってなかったように思います。 なぜ田舎には町内会があるのかそれはひとえに、人口が少ないから。 つまり税収が少ない→集落の維持に行政の手が届かない→自治組織を作って維持活動をしなければならない。 ということなんですよね。町内会費をみんなから集めて、そのお金でいろんな活動をするのです。 これは、考えていませんでしたね移住前は。 そうなんですよ。都会では行政が施行している維

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          移住10年目のフリーランス。自慢は体が丈夫なことです。基本は粗食、大地の力と人の愛情の込められた食事に支えられています。

          私が人に胸を張って自慢できることと言ったら何といっても『体が丈夫』ということでしょうか。 風邪をひくとか、頭痛がするとか、二日酔い以外で体がだるいとかいうことはほとんどありません。 前回インフルエンザに罹ったのは、もう10年くらい前でしょうか。 ああでも、一昨年に例の流行病らしきものにかかっていましたね。検査はしていないので、症状からたぶんそうだろうというものですが。 ここ数年、腸内細菌と免疫力の相関関係について時々耳にするようになりましたが、腸内環境もだいぶ良い方だと想像

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          移住10年目のフリーランス。確定申告はけっこう好きな作業。

          2月になると世間では確定申告の話題がちらほらと聞かれるようになりますよね。昨年はインボイスも始まり、課税事業者となったみなさんはさらに手間も増えて苦労されてる方も多いのかなあと想像しています。 個人事業主として開業して7年、一昨年までは免税事業者でしたが、昨年インボイス登録したもので、今回は所得税と消費税2種類の確定申告をしました。もちろん青色申告です。 毎年、確定申告の時期を今か今かと待ちわびて、公に受付開始になる前に済ませてしまうことも多いです。今年は確か2月16日が開始

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          移住10年目のフリーランス。技術の進歩の限界が見えたとき、未来に対する希望もなくなるのか。

          私はvoicyが好きで、複数のパーソナリティの方の配信をいつも聞いていますが、これによってとても有意義な時間が増えたと実感しています。 いつも深い学びと投げかけをもらえる春木先生の【知的好奇心チャンネル】、今朝の配信について思ったこと。 こちらの放送は無料で聞けますので興味のある方はぜひ聞いてみて下さい。 科学技術の発達を遂げてきたかつての時代『未来はもっとすごいよ』というCMのフレーズ。 高度経済成長を続けてきた時代には、日本全体がこういう空気にあふれていたようです。 ど

          移住10年目のフリーランス。技術の進歩の限界が見えたとき、未来に対する希望もなくなるのか。

          移住10年目のフリーランス。好きなことでマネタイズできるという幸福。自家栽培大豆で味噌づくりワークショップ。

          冬の恒例行事、味噌仕込み。今年もやりましたよ。 移住前から味噌は自分で作っていました。 新潟の中山間地に移住して、成り行きで畑を与えられたら、味噌に使う大豆も自分で作れちゃう。なんという贅沢! ってことで、こんな豊かで幸せな経験みんなと共有したくって。 一昨年から、大豆栽培~加工までのワークショップしています。その様子はこちらのコラムでもしたためていますので、良かったらご覧下さい。 自然栽培の赤大豆 皆さんの記憶にも新しいとは思いますが、昨年の猛暑と日照り、かつてないくら

          移住10年目のフリーランス。好きなことでマネタイズできるという幸福。自家栽培大豆で味噌づくりワークショップ。

          移住10年目のフリーランス。ジブン株式会社の設立趣意書を書いてみた。

          ジブン株式会社を経営するということもはや毎朝の日課となっている木下さんの配信。 ジブン株式会社の経営者として、まずは設立趣意書、定款を作りましょうというお話でした。 社会、経済には疎くて、文章を書くこともさほど得意ではない私にとってはなかなかハードルが上がってきました。ですが、ほかの木下ファミリーの方たちもこのnoteで公開されていたりして、とても参考にさせていただいています。 というわけで、考えてみたいと思います。 そもそもフリーランスの個人事業主で、生活すべてが仕事に通

          移住10年目のフリーランス。ジブン株式会社の設立趣意書を書いてみた。

          移住10年目のフリーランス。帰省&同窓会で思うこと。

          思えば自分で運転して帰省したのは初めてだ。 天気も良くて、東京はもう梅の花が咲いているのか、と驚きました。 新潟での移住生活の一部をコラムに連載しています。よかったらこちらもご覧下さい☆ 基本的にはあまり実家は居心地のよい場所とは思っておらず、地元にも友だちはほとんどおらず、なので頻繁に帰省する方ではありません。 何年か前、SNSで私を見つけてくれた中学の同級生がメッセージをくれて、彼女ともさほど仲が良かったわけでもないけど、お互いに投稿は見ていて、時々やり取りもあったの

          移住10年目のフリーランス。帰省&同窓会で思うこと。

          移住10年目のフリーランス。よく聞かれること。どうして移住してきたのか?

          前回の投稿から1週間経ってしまいました。 時間って、あっという間に過ぎていきますね。 あらためて、自分はアウトプットが苦手なんだなと思います。 心の内ではいろんなこと思って考えて、言いたいことはいつも山ほどあるはずなのですが、きちんと言葉にして伝えるって、なかなかすぐにはできない。こうして投稿する記事を書き始めるけどなかなか進まない。 でもこれもトレーニング。伝えたいこと言いたいことをため込んでおくのもまたストレスなわけで、吐き出す術を身に着けられたら、自分自身ももっと身軽に

          移住10年目のフリーランス。よく聞かれること。どうして移住してきたのか?

          移住10年目のフリーランス。地域を盛り上げる小学生の試みと成功体験のお手伝い。

          若いうちの苦労は買ってでもしろ(?)毎朝楽しみにしている木下さんの放送、本日のお話。 『若いうちの苦労は買ってでもしろ』とは、確かに子供のころからよく聞いたフレーズです。 そして10年前、私がここに移住してきたときも、周りの人からそんなことをよく言われていた記憶があります(若くないですが。笑)。 大切なのは成功体験 確かに、つらい思いばかりしていたらやる気はなくなりますよね。 『楽しい』と思うからもっとやりたいと思い、うまくいくと『嬉しい』と感じ、さらなるやる気につなが

          移住10年目のフリーランス。地域を盛り上げる小学生の試みと成功体験のお手伝い。

          移住10年目。自宅で菓子製造業の許可を取るための改修工事と費用について細かく紹介します。

          菓子製造業を始めた当初の工房は、移住当初【地域おこし協力隊】としての受入れ団体の建物(農家レストランの2階)を借りて営業しておりました。 が、それから7年目となった昨年、家賃や光熱費などの契約の見直しから移転をすることにしました。移転先は、自宅です。 今回はその工事についてお話します。 自宅の台所を菓子工房に開業した当初、県の補助金100万円を費やして工房を整えたり、備品を購入したりしたわけですが、結局また工事を行うことになりました。なんともったいない、とも思われますが。。

          移住10年目。自宅で菓子製造業の許可を取るための改修工事と費用について細かく紹介します。