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移住10年目のフリーランス。自慢は体が丈夫なことです。基本は粗食、大地の力と人の愛情の込められた食事に支えられています。

私が人に胸を張って自慢できることと言ったら何といっても『体が丈夫』ということでしょうか。
風邪をひくとか、頭痛がするとか、二日酔い以外で体がだるいとかいうことはほとんどありません。
前回インフルエンザに罹ったのは、もう10年くらい前でしょうか。
ああでも、一昨年に例の流行病らしきものにかかっていましたね。検査はしていないので、症状からたぶんそうだろうというものですが。

ここ数年、腸内細菌と免疫力の相関関係について時々耳にするようになりましたが、腸内環境もだいぶ良い方だと想像しています。
その理由は、化学物質(農薬化学肥料、添加物など)極力避ける食生活、薬は基本飲まないことが大きいのかなとは思っています。

栄養学を学んでいた私は、以前は人の理想の食生活をカロリーとかたんぱく質とかビタミンミネラルなどの数字にとらわれて、数字のバランスで良しあしを判断する癖のようなものが身についていました。
しかし数年前から、そんなのはほとんど無意味、は言い過ぎですが、さほど重要でないような気がしています。

農のある生活をするようになって、私の暮らしはとても豊かなものとなりました。そんな様子をコラムに記しています。

食べ物を作る仕事をしていながらこんなこと言うのもなんですが、ひとり暮らしだと料理をするのがめんどくさいです。というか、そこまで手間をかけてまで食べたいものもなくなってきたとも言えます。
基本、一汁一菜です。
ご飯は基本、玄米です。寝かせ玄米が好きでよく食べます。
あとは具沢山の味噌汁。
それに豆腐や納豆や梅干し、みたいな。粗食ですね。
ご飯が美味しいんです。味噌汁が美味しいんです。梅干しも納豆も美味しいんです。
一口一口かみしめるごとに『ああ、美味しい~』って思いながら食べてます。

あとは、仕事ですからお菓子やパンを作って味見のために食べます。

どれもこれも、それがどうやって作られたものかを知り、感じながら食べるからとてもありがたい。
体が喜ぶ。
心が喜ぶ。

玄米に含まれるいろいろな栄養素。
味噌に含まれるたくさんの微生物。
なによりも、
自分が育てたお米、あの人が手間暇かけて作ったお米。
自分が育てた大豆で作った味噌。
あの人が世話した梅で作って梅干し。
自分が育てた大豆と稲で作った納豆。
大地の力と、人の愛情がたくさん詰まった食べ物をいただく。

体が共鳴する感じ。

本当は、シンプルで良いんだな~。
と感じる今日この頃です。






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