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移住11年目のフリーランス。10年間の振り返りと、大豆の自然栽培ワークショップのこと。

だいぶ投稿をサボってしまいました。
時間がないわけではない、時間は作るものだとわかっています。
脳みその容量が足りなくなるんですね。あれしなきゃこれしなきゃ、っていう状態に陥ると、頭がそれでいっぱいになってしまうのです。
まだまだ訓練が必要なのだと思う一方、そんなに頑張らなくてもいいんじゃないかと甘やかす気持ちも。。。


移住してちょうど10年経ちました

ひとまず、移住してから丸10年になりました。
10年前の7月1日に地域おこし協力隊としてこの地に着任。3年の任期を終えて定住、そこから7年ですね。
やはり感慨深いものはあります。
自分の中ではいろんなことが変わりました。
周りに翻弄され、ひたすらに突っ走ってきた協力隊時代は、結局小さな視野でしか物事見ることが出来ていなかったと思います。
ただその時期は、とにかくこの地に根付くために必死でした。だから自分でいろんなことを考えるというよりは、周り(特に受入れ団体)の要望を叶えるため、喜んでもらうため、気に入ってもらうため、どんなことも一生懸命前向きに取り組んでいました。
だからあまり地域外のことや人間関係には興味を持つこともなく、実際そんなことを考えている余裕もなかった状態です。
ある意味、井の中の蛙。
お陰様で、【役に立つ存在】にはなれていたと思います。
しかし、3年経って協力隊の任期が終わった後もその状態が続いてしまい、【都合の良い存在】となってしまっていました。

いろんなことに気づき始めて、何でも引き受けてしまっていたことで自分の行く先を阻んでいた。そこから脱するのに数年。ようやく自分らしい生活ができるようになったのはつい最近といっても過言ではありません。

でも今は、『ほぼ』自分らしい、無理のない生活になってきたなあと実感できています。

土に触れて、自然と一体になれる幸せ

一昨年から始めた大豆の自然栽培ワークショップ。
種をまき、生長を見ながら時々手入れをして、収穫。脱穀や選別を経て加工するまでの工程を体験してもらう。
これは私自身が、農作業を経験して知った贅沢さ、豊かさを共有したいという思いから始めたものです。
肥料や農薬に頼らずに育った作物は、まさに大地に恵みそのもの。

収穫物を手にしたときは、感謝しかありませんでした。
しかもそれを加工して日常の食卓に取り入れられる。
『生かされている』のだなあって、自然に感じられるようになりました。

第1回目の種まき、無事に催行

今年も先日、集まってくれた皆さんと無事に種まきを行うことが出来ました。
大人も子供も、わいわいとおしゃべりしながら楽しく和気あいあい。
とても良い空気が流れていました。
そして、参加者の皆さん通しの会話も弾み、そこで新たな出会いも生まれ、輪が広がっていく。
そんな場所づくりができることがとてもうれしいです。

ちなみに今後の2回目以降の予定は
7月 草取り&土寄せ
8月 草取り&土寄せ
9月 枝豆収穫&草取り
10月 収穫
11月~1月 脱粒、選別
2月 加工(味噌づくり、納豆づくり)

こんな感じです。
9月には、スイカが収穫できると思うので、作業の後にはみんなで冷やしたスイカを食べたいな~と考えています。
そして最終回の加工の作業まで楽しくやっていきたいと思います!


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