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移住10年目のフリーランス。本業は何?仕事も暮らしも遊びも境界線はありません。

前回の投稿から少し間が空いてしまいました。
雪国は、春になると急にいろんなものが動き出す感じ。
そわそわと、いそいそと。
山も、私も。
日に日に濃くなっていく緑を感じながら、暖かさに心も身体も段々とほどけてきて、生気を取り戻すような。

個人的には寒いのが苦手で(じゃあなんでわざわざ雪国に移住してきたのかというツッコミはおいといて)、しかも古い一軒家は何といっても家の中が寒い。できる断熱対策はしてるけどそれでも寒い。
だからこたつに身を縮めて、なるべくそこから動きたくない、みたいなことになってしまうのです。
そんな冬の暮らしから、だんだんと雪が解けて、緑が増えて、空気が柔らかくなってくると、冬眠から覚めるように体も気持ちも上向いてくるのです。

そして人々は(私も)行動が活発になり始め、山へ行ったり畑仕事を始めたり、外で動き回れる喜びを全身で感じるのです。

最近はイベントもかなり増えて、ここらのエリアでもあちこちで開催されています。
そんなわけで、山に行ったり出店したりでドタバタとしておりました。

4月20日のイベントは室内


5月3日気持ちの良い晴天

でね、何を売ってるかって、お菓子とパンがメインなんですが、お弁当も売ってほしいとリクエストを頂くことも時々あれば喜んで作ります。

おにぎりと山菜を使ったお弁当

で、この春はたくさん取れる山菜も販売。

あとは、
●畑や田んぼでの農作業ワークショップ。
●収穫物を利用しての、味噌づくりや納豆づくりのワークショップ。
●大豆オーナー制度。
●農産物もたくさん取れれば販売します。

農作業ワークショップ

時々、『本業は何ですか?』とか『農家ですか?』と聞かれたりもするのですが、うーん…なんですかね?って質問に質問で返すみたいな返答をしてしまいます(笑)

気が付いたらこんな感じになっていて、私の今にできること、伝えたいことをいろいろやっていたらこうなっていて、でも気が付いたらそれがとても心地よいことで、私が感じる楽しさや、幸せや、美味しいものを人と共有できて、それが【なりわい】になっていったらいいなと思うのです。
忙しい時は忙しいです。
いろんなことを考えなければならないし、やらなきゃいけない。
でもそれが楽しい。
そしてストレスも少ない。
心地よい。
この10年間の道のりは本当にいろんなことがあったけど、私の人生において今の精神状態はかなりいい状態にあると感じています。

趣味と仕事と暮らしと遊び。
明確な境界線のないこんな生き方が、とても性に合っているなと感じている日々です。
イナカフリーランス万歳!です。




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