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ヒッチハイクでブルサへ


2023/12/22


相変わらず行き当たりばったりの毎日だ。

行き先も決まらないままチェックアウトの日が訪れ、とりあえず延泊して再びチェックアウト。そしてまた延泊と続けているうちに10日間も経ってしまった。

『そろそろ何処か行かないと』と思っていた昨夜、ハウスメイトのフーゴから提案が。



一緒にブルサへ行かない?




ヒッチハイクで




イスタンブール近郊、ブルサ。
約700年前、オスマン帝国の首都でもあった歴史ある街だ。

ここから約150Km、不可能な距離ではない。
いざとなれば公共交通機関もある。



行こう




ヒッチハイク場所までは地下鉄で

乗車中にチェスをして遊ぶ


イスタンブール郊外にて

スタート!


開始10分で止まってくれた…!

しかし
直接ブルサまでは至らず
中間の街ゲブゼまで

ドライバーさん、ありがとうございます!



ゲブゼ〜ブルサまでは約100Km


再びヒッチハイク

しかし
なかなか止まってもらえない

どうやらポイントがズレていたようだ
この道路沿いではブルサ行きの車は少ない

近くのスタンド店員からも不可能だと言われる




待つこと約2時間

「ブルサ行きの道路沿いまで乗せるよ」
と言ってくれる方が…!
車内に飾っていた小さな靴下
お婆ちゃんの手編みだとか

「これ持っていってよ」

チャレンジは時に人の心を動かすようだ

ありがとうございます…!



まだ90Kmあるが
目的地までは一本で行ける位置取り

小雨が降ってきた

本降りになる前に何とか乗りたい…!








3台目ヒッチハイク成功…!

彼女はシンガー
これからブルサでLIVEをするらしい

ありがとうございました♪


ヒッチハイク開始から約9時間を要し、何とか到着。

ブルサ中心地


バスなら3時間で着く道のりだ。
しかし、この行動には単なる金の節約だけではない“刺激”がある。
それはドライバーの方にとっても同様なのだろう。

フランス人のフーゴは自国から此処までヒッチハイクで来ている。
その理由を聞くと「経済的、自然環境の保全、そして挑戦の為」と言っていた。

なるほど、自然環境の保全か。
気配りができる彼らしい返答だ。



そして、ブルサに来たということは……



アオゾラ君!
昨日別れたばかりの彼と
あっという間に再会

当然“久し振り感”はないのだが
あの時、確かに私達は解散したのだ

如何に私の旅が
行き当たりばったりか…

しかし
これも醍醐味の一つ


私とフーゴもこの街にいつ辿り着けるか、いや途中で断念する可能性もあったので、宿を予約したのはブルサ到着の直後。

結局、その宿はダブルブッキングで泊まれず、慌てて変更した頃には既に夜遅くだった。

それにも関わらず、駆けつけて食事に付き合ってくれたアオゾラ君に感謝したい。
次回は彼の勤務地、バンコクでの再会を楽しみにしながら。



その後、私とフーゴはパブへ。
既に24:00を過ぎていたが、お互いどうしても乾杯したかったのだ。

今日の成功を祝って
野良猫も来てくれた



ゲストハウスで出会って

別れて

ゲストハウスの仲間とヒッチハイクして

辿り着いた先で再会して

笑って

乾杯して…







楽しいなぁ










2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。