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差し伸べる手を、届く方へ。

今、自分に何ができるかを考える「YAMADAタイムス号外」です。

日に日に、混沌とした状況は終息の気配すら見せようとしない。
果たして実際、何がどうなっているのかもよくわからないくらい。

そんな中、僕も含め今の様な事態になる前からオンライン・デジタルを活用し業務をこなしたり、主なコミュニケーションの場としてデジタルツールを活用するクリエイターはいる。
その正確な数や、目的、種種雑多なコミュニティやグループの数は僕には
わからない。

それでも個人的な感覚値で、わかることはある。
僕自身も含め、この国で活動するオンライン領域を活動の場として使いこなせるクリエイターの数は決して”少なくはない”ということ。
僕も、その中の小さく非力な「1」である。
実際にも、このnoteや、SNS、Youtubeなどオンライン領域を活動の場として、幾つかの小さなコミュニティに属していたり、自ら運営したりしている。

そんな大勢のクリエイターが存在する、今のインターネットの世界は、リアルな世界の物理的距離の限界を凌駕し、言語、感情、学び、技術、エンタメ、そして知能という幅広い領域まで進化を進め、生活インフラとして欠かせない環境。

ほんの少し前まで誰も想像することができなかった世界。
多分、人類史上歴史に残るであろう急進化中の時代の一線の上に
僕らは生きている。
その線を引き進めたのは(創りあげたのは)数多くの先人クリエイター達。
その挑戦の先にある今でも、数多くのクリエイター達がまだ輪郭も見えない可能性を広げ思考を研磨し、新たな挑戦をしている最中。

そして今。
僕らが目にする世界は違う意味で誰も想像することができなかった事態で混沌としている。
世界は共通の課題を抱え、対応判断や行動についてまさに混沌としている。
それは、オフライン/オンライン問わず。
事態に関する様々な情報が飛び交う日々。
日ごとに改善・収束とは異なる状況へと向かうたび、その情報量も比例して増していく。

どう判断していいか、わからない。
どう行動していいか、わからない。
何が正しいのか、わからない。
明日がどうなるか、わからない。
世界〜僕の生活圏内という世界情勢を自分ごとに体感できるほど。
生活や仕事に影響し、自らの意思では無視などできないほどに。
自分やその周りの多くの人、組織、団体が混沌としている。
そしてそれは、正確さや数を把握できないほど増加していく。

僕らの世界は、決して身近な世界ではなかった

率直にそうおもう。
混沌とした現状で明らかになったこと。
僕らがスタンダードとしているオンライン領域の世界は
インフラになるまで成長し、可能性を広げてきたはず。
しかし、この事態で思い知らされるのは、収束に向かわない事態の恐ろしさと並行し見えてくるもの…
僕らが主に活動する世界と、そうじゃない、もしくは、距離がある
人、組織、団体の規模があらわになった。
その片鱗をみても、とても規模が大きく自分の感覚や予想をはるかに超える規模だということ。
誰もが身近に感じる世界ではなかった。ということ。

それを知り、今自分に何ができる?

あいにく科学、バイオ、医療に明るくはない。
あいにく経済や政治、金融に明るくはない。
あいにくフォロワー数も多くないし影響力もない。
あいにく、潤沢な資産はない。
あいにく、僕は何者でもない。

そんな僕が、できることは
オンラインでコミュニケーションをとる方法を知っている。
オンラインで業務を進行する方法を知ってる。
オンライン/オフラインのできること、できないことを知っている。
自宅で、モチベーションを維持する方法を知っている。
想いや感情を簡易的に表現する方法を知っている。
オンライン/オフライン両方の可能性の大きさを知っている。
その経験を、自分以外にシェアする方法を知っている。
その方法は、他で活かせる環境がまだたくさんあることを知っている。
課題に真剣に向き合い、本気で挑戦することに
オンライン/オフラインの環境の違いは、大した要因にならないことを
よく知っている。

そしてその僕が今できることは、決して僕にしかできないことではない。
ということも知っている。
だから、自分が何者でもないことも。

ただ、「今」混沌した中で、人に接触せずにきることがある。
それは、僕以外の人にもできること。
オンライン・デジタル領域をスタンダードとしている僕以外のクリエイターの皆さんに、今できることばかり。

そんな僕らが今できること。
今、混沌の中で混乱している人へ新たな「選択肢」を提供できるはず。
オンラインという、その人たちにとって新たな環境へ導くための
接することなく差し伸べることができるはず。
非力な「1」なクリエイターの僕でもできること。

ワクチンを生産することでもなく、お金で支援することでもなく、日々変化する情報を誰よりも先に発信することよりも、もっともっと先に。

自分の周りにいる迷う人を、僕らがスタンダードにしている世界へ可能な範囲で導くこと。「選択肢はあるよ。」という様に。
今、行動範囲が制限されつつある生活にオンラインで繋がれる方法や、コミュニケーションを取り、それを楽しむ方法。
オンライン上で集うことで、把握していた情報の認識や共有、優先順位、それぞれの状況を可視化し管理できるツールもあり、それを関係者同士で共有することができること。
少しでもオンライン上で実行できる手段(選択肢)を共有し、シフトする方法を一緒に考えることもできる。

決して、全てに当てはめることができないことも知っている。
それでも、少しでも人と人とのつながりや生活、ビジネス、楽しみを止めない方法を一緒に考査し、場合によっては一緒に挑戦することができます。

そして、その繋がりの規模が、とても小さな輪でも。
一つ一つがその外側にいる一番近い人、組織、団体と繋がり学びを共有し合う事で今を乗り越えていける。
その可能性に繋がることを、僕らは一番知っている。

何者でもない僕らが得意とする、オンラインを活用する手段と、今を乗り切ろうとする創造する力、そして環境を楽しむ情熱と足掻き。

その手を差し伸べることができるのであれば
あなたの今一番近くにいる方へ。


P.S
制限されることの中で、意外に”できること”の方が多いと実感できる。
そんなクリエイティブ戦士達は、このことを知っている。



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