【統一感の出し方】インテリア初心者向けの基本!新生活、模様替え、これをマネるだけでオシャレな部屋に変わります
こんにちは、崇島です。
多くの部屋を見ていて、いまいちパッとしないなと思うインテリアの大きな原因の一つがバラバラな印象、つまり統一感がないというのがあると思います。
今回は統一感の出し方のコツについて、事例を交えながらご紹介したいと思います。
さらに、カフェレストラン「100本のスプーン」というお店のインテリアが面白かったので、こちらも例として分析しながら解説してみたいと思います。
・どういう原理なのか
統一感があるってどういうことでしょうか?
まず大事なのは今の自分の部屋はどういうインテリアか、現状を知ることだと思います。
バラバラした状態=感覚的
統一感のある状態=論理的
もちろん、どっちが良いわけでも悪いわけでもないのです。
言い換えると感覚的=センスや個性の部分になります。
逆に論理的というと賢そうな感じがしますが、コツさえ知っていれば再現ができてしまうもので、論理だけで考えると個性のないつまらない印象になってしまう可能性もあります。
要するに両方大事で、感覚と論理のバランスが取れているのが良い状態というわけです。
自宅がなんかパッとしないインテリアだなと感じている人は、自分のセンスだけでコーディネートしてしまっている可能性が高いのかなと思います。
・事例を交えて解説
統一感があるインテリアはどこがポイントでしょうか?
今回は分かりやすくマネしやすい4つのポイントで解説してみたいと思います。
「配色」「素材」「連続」「整列」この4つで考えると分かりやすいし効果が高いので、事例を交えながら解説してみたいと思います。
①配色
インテリア内に共通の色を使って統一感を出す
一番分かりやすく変わる方法
②素材
同じ素材を使って統一感を出す
色の統一感がなくてもある程度の統一感が出せる方法
③連続
同じものをリピートして統一感を出す
同じ照明やオブジェトを使うとリズムと統一感が生まれる
④整列
縦と横の配置や直線と曲線の
額縁の縦横を揃えて統一感出す
直線的なものなど同じ形状を多用して統一感を出す
・カフェレストラン「100本のスプーン」を分析
①配色による統一感
アースカラー(緑、茶)で優しいナチュラルで印象的な空間になっています。カラーで統一感を出す場合は2色を使うことで必然感が出ています。
さらに、他の色とケンカしない白や黒などのモノトーンカラーを多く使っています。面積が多いのはモノトーンだけど印象に残るのはグリーンとブラウン。ここはうまくバランスをとっています。
②素材による統一感
たくさんの素材を使ってバラバラです。ここでは統一感を出していません。あえて素材感をバラけさせるところで、単調になりすぎない=個性の部分を出しています。
③連続による統一感
照明の連続が印象的で、タイルや壁面にも連続するものをふんだんに使っています。
意識的に連続性のあるインテリアにしているのです。ぱっと見で計算された綺麗な空間だと感じます。
④整列による統一感
連続性が横線を作っているとしたら、ライトや柱、ソファを効果的に使い縦のラインで整列を作っています。縦と横の線が散りばめられていることによって、バランスがキレイに意識され、統一感をより感じます。
すごく論理的でルールや縛りを作って統一感を意識して構築されているインテリアではあるけど、所々表情の異なるバラバラな素材で個性が出ています。
例えば、天然素材を編んだ照明、金属の質感がわかる照明、アクセントにところどころ少しだけ入れているウッド、複雑性が出る床のコンクリート、木目を残したペイント、清潔感が出る真っ白なタイル、レザーやウッドや有孔ボードの茶色。
などなど、ぱっと見は論理的でかっちり統一感を重視したようなインテリアだけど、見れば見るほど個性的なインテリアに見えてくるのが、こちらのお店の面白いところです。
今回の内容はどんなインテリアでも応用が効く基本なので、これから部屋を良くしたいと思っている方や、独自で作ったインテリアに納得がいっていない方は、ぜひこちらの内容を実践してみてくださいね。
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