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僕が障害者福祉の仕事をするのは、楽にお金を稼げるからだ。

フルオープンで語ります。

私、20-30代の頃に障害のある方の入浴や食事や排泄や移動の支援をする仕事をしておりました。

きっかけは超シンプルで、なんか楽にお金を稼げる方法ないかなーと考えていた時に、たまたま見つけたタウンワークの求人情報に「障害のある方と楽しくお出かけする仕事です」みたいなことが書いてあるものを見つけたんだ。

速攻問い合わせたよね。すぐ面接行ったよね。無事に採用されたよね。

フタを開けてみたら、、、本当に楽にお金を稼げる仕事だったんだよね(笑)

何が楽だったかを書いておくね。

①事務所に出勤するという概念がなくて楽
今では出勤しないのってコロナの状況的にもかなり増えていると思うんだけど、当時はあんまなかったよね。僕が勤めたのは居宅介護とか移動支援とか重度訪問介護の事業所だったので基本的に自宅から利用者さんの家に直行して直帰するという感じだった。朝礼も終礼もないし、通勤ラッシュにもまきこまれないし、マジで楽だった。週末の移動支援の仕事の時とかはその利用者さんが社会参加として行きたい場所に同行するんだけど、それがマジで最高に楽しいんだよね。毎回デートに誘い出す感じ(笑)

②クライアントに遠慮する必要がなくて楽
自分が提案したことが直球でクライアントの人生に影響を及ぼすのが福祉の仕事。居宅介護や重度訪問介護の現場では上司もいなければ同僚もいない。利用者さんと自分の一対一だ。なんかそれが楽だったんだよなぁ。自分が訪問ヘルパーとして利用者さんに何を提案するかによってその人の1日の過ごし方が変わる。もちろん選ぶのは本人だが、僕が意識していたのは、「その人が人生でやったことないことを提案し、行ったことない場所に共に行く」ということ。まったくもって遠慮せずにがんがん提案してた。相性が良かったってのもあるだろうけど、とても楽しかったし楽だった。

③無理に目標立てて数字追いかけなくていいから楽
僕は福祉の仕事の前は企業で営業マンとして全国飛び回っていたんだけど、その頃はたぶんほぼ鬱状態でひたすら無限に働いていたという感覚。営業目標の達成をひたすら追いかけ、上司に怒られ、泣きながら資料作って、アポイントを入れる。そんな毎日だった。他業種の仕事を比較するのってむずかしいけど、少なくとも営業マン時代よりは遥かに爽やかな精神状態で福祉の仕事をしていたと思う。福祉の仕事は目標や数字を追いかけるというより、相手がどうしたいかをヒアリングして一緒に考えて一緒に実行していく仕事なんだよね。だからクライアントなんだけど、仲間でありパートナーになる。目指すのは月間100件以上のアポイント!ではなく、、、「快適な生活」とか「日常生活動作の維持や向上」だったりする。これはもちろん福祉の事業形態によって違うんだけど、僕が意識していたのはそういうこと。精神がとにかく楽だったなぁ。


他にもいっぱい楽なことあるけど、眠くなってきたからこのへんにしとく。

いや、もちろん入浴介助・食事介助・着脱介助・就寝介助・移動介助などなど、やるべきことはたくさんあるんだけどね。腰もいたくなるし、うんこに触ったりもするけどね。人によってはそういうのがとにかく嫌だって思う人もいると思う。いや俺も全然好きではないよ(笑)

けどやっぱ僕にとっては人生で経験してきたあらゆる仕事の中で、最も精神状態が楽な状態でお金を稼げる仕事だなということは自信を持って言える。

で、そんな仕事をこの世の中にもっともっと増やしていくために僕は自分自身で福祉事業所をオープンさせることに決めたのだ。目標は11月オープン。遅れても12月オープンを目指している。場所はずっと事務所を置いている世田谷区を中心に、居宅介護・重度訪問介護・移動支援を展開する。

その事業所で働く際のルールも作ってみた。三つ。

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そんな感じ。

日本全国の福祉職のみなさま、うちで働きませんか!

詳細は下記リンクに書いてあります!

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では!楽で楽しい人生を!

Have a nice Chillout Life !


2021年9月1日
NPO法人Ubdobe 代表理事 岡勇樹

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