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言葉という現象

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タイトルのまんまです。
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記事一覧

言葉と悲劇

朝、予定より早く起きたので、

何となくテレビをつけてみたら、「星座占い」をやっていた。

占いなんて、信じてないが、

「占い」が、「当たるかどうか」は、ともかく、「占い」には、ある種の「力」は、備わっていると、思う。

「プラシーポ効果」と呼ばれている不思議な現象がある。

決して効果が無い薬でも、「効き目が有る」と信じて、飲み続けると効果が現れる事が有るらしい。「占い」においても,同様の事が

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イブの王国

先日、ハリウッド映画のDVDを見た、映画館の雰囲気で楽しもうと、

吹き替えではなく字幕で見た。

すると、驚いた事に、全てのセリフが見事に、日本語に訳されていた。

これは、実はとても不思議な事だと思う。

言葉が翻訳可能だという事は、日米の二つの言語が、文法・単語等で共通性が高い、という事なのだろう。

全ての単語に対応する単語があり、微細なニュアンスまで、伝達出来るのは、不思議だ。

太平洋

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言葉の壁

夕べ、あるハリウッド映画を見た。英語は分からないから、吹き替え版で見たが、あいにく、僕は、翻訳という文化を、あまり信用してないから、吹き替えだろうが、字幕で見ようが、セリフの一つ一つに。「本当に、そんな事、そんな風に言っているのだろうか?」と疑念を抱きつつ、真に受けず聞き流しながら、画面を追った。

英語と日本語という、違う民族の育んだ言語を正しく翻訳するなんて、出来る訳がない。英語と日本語で、大

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不思議の起源

最近、僕の記事は「不思議」という言葉の使用頻度が高い。

しかし、僕は、この「不思議」という言葉自体が、一番不思議だ。

「不思議」は、「感情」だろうか?

喜・怒・哀・楽のどれにも属さないように見えるが、

不思議だと「思う」・「感じる」のだから感情なのだろう。我々に、この「不思議」という不思議な感情が、芽生えたのはいつ、どのような経緯によるものだろう?

人は、説明が付かない事や、理由が分から

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言葉と僕

人には、それぞれ適性というものが有り、自分の「適性」や「行為対象との相性」には、充分に留意して、行動を起こさないと、「とんだ時間の無駄」になる。

以前、僕は「英会話」に挑戦してみた事が有る。英会話を学ぶ上で最初に直面した困難は、「一人称単数」つまり、自分自身を、どう表現するか?という問題だった。

英語では、I「アイ」と呼ぶだけだが、この表現に対応する日本語が、「俺・私・僕」等と、多すぎるのには

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「一か八か」の一って、どっち?

僕は、慣用句の「一か八か」って言葉が昔から、気になっていた。
「一がどっちで、八がどうなの?」って引っかかっていたんです。多分、博打由来の表現だろうが、
 一か八かの賭けに出て、勝ったら、一なの?あるいは、負けが一? 
こんな些細な疑問を解明したけりゃ、ネットで調べりゃ即、判明するだろうが、

そんな安直な解決策じゃ、つまらないので、僕は、実証検証し、自ら判断しようと思う。ちなみに僕は、先日、或

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