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広告よさらば(社会系コラム集)

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– A Farewell to Ads – グラフィックデザイナーやコピーライターとして広告や商業デザインに携わり20年程で引退した元アートディレクターのつぶやき。 商業主義社会…
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#デザイナー

「儲かリストの純真」 商業主義社会の常識

「さよなら商業デザイナー」として約1年余りにわたり、私個人のグラフィックデザイン委託制作…

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循環 〜 ものを大切にするということ 《さよなら商業デザイナー(28)》

以前の「綺麗にして土に還す。」という内容の文末で、長年望み続けて来た委託デザイン制作業か…

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社会から引き退き自然の儘に還る 《さよなら商業デザイナー(27)》

前回の「商業主義社会からの引退」という表題について、この表現「引退」ではなくて『商業主義…

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さよなら商業主義社会 《さよなら商業デザイナー(26)》

さよなら商業デザイナー本当であれば「商業主義社会」ではなく『(現代)資本主義世界』という…

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商業社会のおける肩書きの罠(後日談) 《さよなら商業デザイナー(25)》

「ブランディング」という名の罠先月末日で商業デザイナーを辞め、無理矢理にでも期日通りに形…

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理解と同意は別物 《さよなら商業デザイナー(24)》

前回の内容にあったように、しばらくは気分次第に、徒然と思い浮かんだものを吐き出すように書…

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最終日 《さよなら商業デザイナー(23)》

そもそもこの文章としては一年前から書き始めたようなものですね。これまでつべこべ書いてきました。そして結果、一年後の今日まで期間は延長してしまいましたが、晴れて本日で終えることがかないました。今日をもって退きます。 現在2018年3月31日の午前4時です。先ほど、最後の作業を終えました。深夜なのでとても静かです。サーバーデータ等の処理もあったので、この深夜の作業を選んだのです。そしてこれから眠ろうと思います。 朝にはまた農作業がありますから、この最後の一年は特に作業をして座

「不自然な癖を自然の中で浄化させる」 《さよなら商業デザイナー(22)》

商業デザイナー(委託制作グラフィックデザイナー)としての自分もあと約3日に迫った本日です…

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最後の時間たち 《さよなら商業デザイナー(21)》

「1年間もかかってしまいました。」2017年の1月に「さよなら商業デザイナー」という文章を書き…

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すべては感謝に変わるまで 《さよなら商業デザイナー(20)》

人の喜びこそが「品質」であり、人を生かす「まごころ」の品質こそが「豊かさ」の価値である。…

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なにがいいんだかわからなくなるんです 《さよなら商業デザイナー(19)》

さよならをする前に、一人の人として「こぼれ話」を。「さよなら商業デザイナー」この主題にて…

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題名のない人生のペインティング 《さよなら商業デザイナー(18)》

── これまでずっと「さよなら」ばかりを追い求めてきた私がいます。──このままでは今回も…

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めぐり逢いのスケッチとさよならのドローイング 《さよなら商業デザイナー(17)》

──「さよなら」をするということは、どういうことなのか。私はなにをさよならするのか。どう…

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本当に必要なもの 《さよなら商業デザイナー(16)》

本当に必要なものとはなんだろうか。この世界がいま求めているのはなんだろうか。なぜいまこの世界はあるのだろうか。どうしていま自分はここにいるのだろうか。 もちろん平穏な心で、しあわせに暮らして生きて、綺麗にいつか死んでいきたい。それはもっともではあります。 私は創作を生業としていて、その中でデザイナーでもあり、三次元でも二次元的な媒体でも、あるいは文章などのライティングなどでも、いわゆる「ものづくり」をしています。 その中でこの度、商業に関わるデザイン業務を廃止することに