
人付き合いでとても大事な「 信頼 」 と 「 信用 」のお話。
〇はじめに
今回もUni.Newsをご覧いただきありがとうございます。
学生生活で困ったら、「Uni.News」を見れば迷わない
そんなメディアをお届けしていこうと考えておりますので、楽しみにご覧ください。どんな人が書いているのか気になる方はこちらも参考にしてください!
■今回の記事の対象
・友達をたくさん作りたい大学生
・一生関わっていく友達が欲しい大学生
■この記事を読み終わったら分かること
・「信頼」と「信用」の違い
・大学生活の友達作りで大事なこと
◯「 信頼 」 と 「 信用 」 は何が違うの?
「僕のことを信頼してほしい」「私のことを信用してよね」
このような言葉を日常生活で直接使うことはそこまで多くはないかもしれませんが、たまに耳にすることがあると思います。さて、この2つどう違うのでしょうか。
結論から言うと、
「信頼する」とは、「無条件に人を信じること」
「信用する」とは、「条件付きで人を信じること」
です。
この2つ全く意味が違いますよね。でも、日常生活でこの2つの違いを知らずに多用している人は多くいると思います。英語にしてみると、この2つはものすごく違いがはっきりします。
「信頼する」=trust
「信用する」=believe
でしょうか。
つまり、「信頼して」と言った人の責任はものすごく重くなります。なぜなら、無条件に信じることを要求しているわけですからね。しっかり「信頼」と「信用」は使い分ける必要がありますね。
実際の社会でも「信用金庫」はあっても「信頼金庫」はありませんよね。このことを考えてみると、わかりやすいです。
また、こんなことも過去にはありました。
日本の時の首相が外交時にアメリカの大統領に対して、ある外交上のトピックに対して、" You trust me " と言ったそうです。trustなので、信頼して、つまり、無条件に信じて、ということですね。しかしながら、そのことについて、日本の首相は実行することができず、首脳の仲がよくなくなるということもあったそうです。それだけ、この2つの使い分けは重要ということですね。
◯ 「 信頼 」 をすると人間関係は深くなる
さて、人間関係において、「 信頼 」は非常に重要だと思います。
ましてや、大学生活において、誰を信頼し、誰を信用するのかは、大変重要な問題です。なぜなら、高校生活までと異なり、決められたコミュニティ(学級)は存在せず、自分で誰と関わり、誰と関わらないのかを決める必要があるからです。
その時にどの人を信頼し、どの人を信用するのかはしっかり考えて関わりましょう。自分がどの人であれば、無条件で、つまり、リターンなしで関わっていきたいのか、それとも、リターンがある状況で関わっていくのか、ということです。
そうでなければ、悪く言えば、「単に利用されて終わる」関係になりかねません。
大学の授業に対し、多くの人は、「どのように単位を簡単に取ることができるか」ということしか考えていないことが多いです。だから、もしあなたが授業を頑張っていた場合、それを利用されてしまうことが起きるかもしれません。
一方で、信頼すると決めた人は、その人に対してもそのことを伝えましょう。そして、しっかりと深い関係を築く価値のある人なのかを見極めましょう。そうすることで、本当の意味で深い関係を築くことができ、一生の友達を作っていけることでしょう。
ここでのポイントはとにかく、しっかり伝えるということです。この記事に書かれた「信頼」と「信用」の違いを説明し、「自分が信頼している」ということを明確に言いましょう。
「無条件に信じられ」て悪い気のする人はほとんどいません。最初は怖いかもしれませんが、そうしていくことが重要です。
◯まとめ
いかがでしたでしょうか。
「信頼」と「信用」の違いについて理解することはできたでしょうか。そして、「信頼する」ということの重み、その重要性はわかりましたでしょうか。普段このようなことを考えて生活していなかった人も多いかもしれません。
しかしながら、このことを意識して人間関係を構築するだけで、驚くほど深い関係を築くことのできる友達がたくさんできるようになります。皆さんが本当に信頼できる人と楽しい大学生活を送ることができることを願っています。
☆その他
大学生活のお役立ち情報を毎日Twitterで配信中!気になることがある人はこちらへのDM、この記事へのコメントで教えてください!