見出し画像

背番号変更検討会議 2023|読売ジャイアンツ

戦力外通告が増えてきた。巨人は、戦力外を行い育成契約にするなど毎年批判されるがもう風物詩である。プロテクト逃れとしてじゃないかと今年は選手会からも苦言が出たのが大きい、対策がなされる可能性もある。そんな中、今回は読売巨人軍の背番号予想である。

この記事では、2023年の背番号変更を予想し、今買うべきユニフォームを検討していくことを考えることを主題としている。背番号予想を楽しみにしている方も是非読んでいただきたい。
なぜこんな記事を書いているのかはヤクルトの記事に概要を載せているのでお時間がある時に読んでいただければ幸いである。

【これまでのバックナンバー】
背番号変更検討会議 2023|ヤクルトスワローズ
背番号変更検討会議 2023|中日ドラゴンズ
背番号変更検討会議 2023|オリックスバファローズ
背番号変更検討会議 2023|広島東洋カープ
背番号変更検討会議 2023|埼玉西武ライオンズ

ジャイアンツの背番号の特徴

ジャイアンツは永久欠番が12球団のうち一番多い。6つの永久欠番がある。
そのうち1~19の間に5つの背番号が詰まっている。若い番号がこんなにも埋まってしまっているとなかなか一桁台の背番号を変更しづらいのがこの球団の特徴である。しかし、後述するが細かな背番号変更はめちゃくちゃに多い球団だ。

【巨人の永久欠番】
・1(王貞治)
・3(長嶋茂雄)
・4(黒沢俊夫)
・14(沢村栄治)
・16(川上哲治)
・34(金田正一)

使えない背番号が多い巨人軍において背番号1桁・投手の10番台を付けるのは栄誉でもあると言える。ちなみに、現在の背番号一桁選手を見てみよう。

・背番号2  吉川尚輝
・背番号5  中島宏之
・背番号6  坂本勇人
・背番号7  空き
・背番号8  丸佳浩
・背番号9  松原聖弥
※背番号00 湯浅大 / 背番号0 増田大輝

入団から背番号を1桁台を付け続けている選手はいないのである(吉川尚輝は入団時「背番号0」を着用)。入団当初から背番号一桁を付けたのは現在広島東洋カープに所属する長野久義の背番号7だろう。
「巨人の背番号6」の代表としての立ち位置を確立している坂本勇人も入団当初は背番号61だった。一方でFA移籍など他球団で活躍してきた選手には若い番号を与える。中島・丸などはわかりやすい例である。
FA戦線に昨年は参戦しなかったが、若い番号は空けておく傾向にある。

最近の背番号変更は?過去には支配下13選手の変更も

巨人は細かな背番号変更が多いと述べたが、正直驚きではあったが、2019年に13選手の背番号変更という大シャッフルが起きた。そして2020年オフに3選手、2021年シーズンオフに4選手の背番号変更があった。2021年の変更は秋広が68→55、吉川が29→2、松原31→9、岸田38→27である。
もはや、巨人ファンでも支配下選手の背番号を覚えられていないのではないだろうか。松原のように毎年背番号を変えている選手もいる。

今現在の空き番号を確認しよう

大量の戦力外を行った今シーズン、2019年のような大シャッフルは起きるのだろうか。空き番号を確認していきたい。

【現在の空き番号】
●背番号7   空き
●背番号11 平内龍太  戦力外
●背番号13 梶谷隆幸  戦力外
●背番号17 山口俊   戦力外
●背番号21 井納翔一  戦力外
●背番号33 太田龍   戦力外
●背番号35 桜井俊貴  戦力外
●背番号39 立岡宗一郎 戦力外
●背番号41 中川皓太  戦力外
●背番号47 高橋優貴  戦力外
●背番号51 八百板卓丸 戦力外
●背番号57 高木京介  戦力外
●背番号58 山本一輝  戦力外
●背番号59 空き
●背番号62 横川凱   戦力外
●背番号63 花田侑樹  戦力外
●背番号69 萩原哲   戦力外
●背番号90 戸田懐生  戦力外
●背番号92 勝俣翔貴  戦力外
●背番号93 空き
●背番号95 空き
●背番号98 空き

空き番号が多く、背番号変更が多くなりそうな予感がプンプンする。上記の背番号が空いており、まだこの後外国人助っ人の去就もあるだろう。特にウィーラーの去就は注目されている。また先日のドラフトでの支配下は5名である。支配下がスカスカな状態であり、背番号予想はかなり難しくなってくる。

注目の背番号は?

そして今回注目の背番号は「7」である。ドラフト会議で浅野がドラフトの抽選で原監督が引き当てた際、Twitterのトレンドは #背番号7 で埋まった。巨人ファンの期待の表れ(久々の抽選成功)だろう。一方見ての通りスカスカな支配下登録である。すぐに7を埋める必要もないという見方もできる。また、11/13/17/21と若い番号も空いたため、このあたりにどういったピッチャーが飛び込んでくるのかも見ものである。一方で、育成に落とした選手を”待つ”というパターンもあるため空けておくということも考えられる。

背番号変更がありそうな選手は?

後半の背番号はあまり考えないようにするが、細かな背番号変更はいるのではないだろうか。また、果たして浅野は背番号7を付けるのだろうか。原監督の抽選後の震えるほどの喜びようはYESともいいたくなるが、高卒ドライチ野手である。冷静に見ていきたいと思う。

【背番号7候補は?】
●吉川尚輝 背番号2 →背番号7?
二岡が付けた背番号7を吉川がつけるということもあるだろう。こういった一桁での背番号変更などはお家芸である。
●増田陸 背番号61 →背番号7?33?
増田陸も背番号変更の候補である。今シーズンは60試合程度であるが、今シーズンの野手の中では上位の活躍を見せた。野手としていい番号があまり残っていないのが気になるところだろう。
●浅野翔吾 新人 →背番号7?51?
これまでの数字を見てみたが、やはり7があるかもしれない。他に与える番号がないのである。今やNPBの出世番号になりつつある51をつけるなどのプランもあるだろうか。
●FA選手(仮想 森友哉) 背番号10→背番号2?27?
FA選手に7を残しておくことも考えられる。しかし、某球団のキャッチャーを想定した場合、背番号7番のキャッチャーはあまり印象が湧かない。背番号2を与えて吉川尚輝が7をつけるプランは意外とありなのではと思ってしまう。

【変更のありそうな選手は?】
●高梨雄平 背番号53 →背番号35?13?21?
今シーズンも中継ぎとして活躍した高梨。背番号53は、楽天時代からつけている番号であり、長年変わっていないこともあり愛着があるかもしれない。中継ぎで59試合出場も防御率2.14の活躍を見ると変更はありうるだろう。番号をひっくり返して桜井がつけていた35をつけるなどは可能性ないだろうか。

【育成→支配下組の背番号変更はある】
●堀田賢慎 背番号91 →背番号41?57?62?
支配下登録され、来シーズンは若い背番号に変わる可能性はある。先発を期待されるため30-40番台の可能性もあるだろう。
●喜多隆介 背番号94 →背番号69?
支配下から上がってきたが打率.111と好成績は残せなかった。同じく打率.184の山瀬(67)も番号が据え置きと考えると荻原が付けていた69を引き継ぐのが妥当だろう。
●菊地大稀 背番号96 →背番号57?62?53(高梨が空けば)?
育成から支配下に登録され、90番台の背番号になった菊池は、背番号が若返ることはあるだろう。しかし、思った以上の活躍とは言えないため、中盤ぐらいの背番号になるとみることができる。

【ドラフト新人たちの背番号は?】
●萩尾匠也 新人 →背番号39?
●田中千晴 新人 →背番号21?13?17?
●門脇誠  新人 →背番号63?
●船迫大雅 新人 →背番号47?13?17?
空いている番号だけで観るとなんとなくこのあたりになるのではないだろうか。巨人は育成落ちの背番号を特別に取っておくことはないと考えたときにこのような番号変動になると思われる。また、投手陣でも10番台を付けるべきと思われる選手がいないことも考えると新人から10番台を渡すことも考えられる。

予想難しすぎるジャイアンツ

ジャイアンツの今シーズンは背番号が大きい若手選手が思ったほどの活躍を見せなかったため、誰もが満場一致で背番号を若くする選手が少ない。しかし”詰める”という理由であれば畠世周や中山礼都、香月一也あたりも番号を若くする可能性まである。個人的には活躍して背番号を若くしてもらいたいところなので、このあたりは予想として入れないようにしている。今シーズンの巨人は、背番号変更は3-6選手程度が背番号変更がありそうだが、決してポジティブな背番号変更ではない。シーズンオフに購入よりもシーズンを明けてから新しい選手を購入するのがいいだろう。

この記事が参加している募集

#野球が好き

11,232件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?