日本仏教徒協会

21世紀の仏教とは?をキーワードに「仏教」の活用と再定義を行います。お坊さんではない普通の人々が運営する『実験寺院 寳幢寺』を京都市で展開し、歴史ある日本の財産である「仏教」の社会実装に取り組みます。https://samgha.org

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    法具探訪vol.12《散杖》

    第12回目は「散杖」です。散杖(さんじょう)とは、修法の序盤「灑水(しゃすい)」の作法に用いられるもので、通常は左の脇机の上に安置されています。 一般的には梅の木で作ったものが用いられます。寸法は壇の大小によって変わりますが、普通は長さ40~50cm程度、太さ直径7~8mm程度の物が使われます。梅の木でも、木材から削り出すと言うよりは早春に伸びた瑞枝(ずわえ)と言って、いわゆる徒長枝ですね、真っ直ぐに伸びてまだ花芽の付いていないもの(東向きや南向きに伸びた物が良いとされます

      • 法具探訪vol.11《羯磨》

        第11回目は「羯磨」です。羯磨(かつま)とは、大壇の四隅に安置される十文字に交差した三鈷杵で、聖なる空間である「壇上」を結界する「結界具」のひとつです。「金剛杵」のひとつとして「羯磨杵」と言われることもあります。 「羯磨(かつま)」という言葉は、サンスクリットの“karma(カルマ)”=「おこない・作用」の音訳です。 なぜ、十字に交差した金剛杵が「おこない・作用」と言う名前なのかというと「金剛杵」は「仏の智慧」のシンボルでして、それが十文字に交差している=四方八方に広がっ

        • 道草を食って帰ろうVol.011【野生のにんにく?山蒜でアンチエイジング】

          このコラムも1年2年と経ってきますと季節に合わせた雑草ネタも尽きるな…などと思いながら庭を歩いていたら足元に救世主が! 数年前、ひと株だけ土手で見つけて掘り上げ庭に移植したノビルが数倍に増殖していました。うれしい!   ノビル(野蒜・山蒜)は史前帰化植物ではないか?との説もありますが由来のはっきりしない野草です。 ところで、この帰化植物という呼び名は慎重に扱うべきで、一般的に帰化植物というのは江戸末期以降の物流の増大に伴い「人為的に流入してきた外来種」のことを指すと思って

          • 寳幢寺のお寺ごはんvol.8 お手軽スパイス野菜炒め 《じゃがいものサブジ》

            インドのおかずの超定番「サブジ」 お好みの野菜をスパイスで炒め煮したおかずで、シンプルな材料と手順で美味しく作れます。 今回はジャガイモのレシピ。 オクラやカリフラワー、キャベツのサブジも美味しいです♡ 材料はこんな感じです。 ジャガイモは1~2cmくらいのサイコロに。 玉ねぎ、ニンニクは荒みじんに。玉ねぎ、ニンニクはお好みで多くしてもOK。 鍋は出来れば無水鍋のような厚手のものでフタがしっかり出来るものが使いやすいです。(くっつきにくくなります) ①鍋にオイルを熱

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          • 法具探訪
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          • 道草を食って帰ろう-パン長先生の養生雑記-
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            寳幢寺一門「在家修行者」について

            寳幢寺一門では、多くの人に仏教の真髄に触れて頂き、社会に活かしてもらうことを目的に、広く「在家修行者」を募集しています。 在家修行者は、全人生を仏道に捧げる「出家修行者」と違い、普通の社会人として生活しながら、仏教の学習・修行を志す人を言います。 原始仏教・上座部仏教は徹底した「出家主義」を採っていますが、これでは在家の仏教徒ができることは「布施」などごく僅かな領域に限られ、出家修行ができない人は原則的に「仏教の正しい実践」は不可能という事になっています。 大乗仏教では

            法具探訪vol.10《四橛》

            第10回目は「四橛」です。四橛(しけつ)とは、大壇の四隅に刺さっている杭のことで、聖なる空間である「壇上」を結界する「結界具」のひとつです。 大壇は「法具探訪 第七回」で取り上げましたとおり、本来は屋外で土を盛り上げてつくっていたもので、四橛もこの土壇に、実際に儀式を行いながら打ち込んでいくというのが古形のようです。 チベットでは今でも「砂曼荼羅」を作成する時に、実際に先の尖った金属製の橛を打ち込むと言うことをやっているようです。 日本では木製の壇を作って常設するように

            道草を食って帰ろうVol.010【クサイあいつに夢中】

            とうとうドクダミの季節がやってきましたね。 十薬と呼ばれているくらい効能がたくさんある薬草だと昔から言われています。 身近な利用方法はドクダミ茶として飲んだり、お風呂に入れて入浴剤にするなどでしょう。 からだの汚れを排出してくれるのでお肌がつるつるになったり髪の毛がつやつやになったりとイイことづくし。 しつこい水虫や皮膚疾患、アトピーにもオススメできる薬草の中の女王様です。 生理不順や生理痛などの婦人科トラブルには特にドクダミは作用するとされていますのでお困りの女子はドク

            寳幢寺のお寺ごはんvol.7 永遠の定番♡《キーマカレー》

            キーマカレー。 それは、ミンチ肉をスパイスと共に炒めるだけの、簡単美味しくなるしかない永遠の定番カレー。 ほんとに炒めるだけなので、材料を切っていれば小一時間もかからず出来てしまうお手軽さがなんとも有り難いレシピです。 手順としては、 肉炒めて、一旦取り出す  ↓ 玉ねぎ・ニンニク・ショウガを炒めて  ↓ トマト炒めて、スパイス入れて炒めて  ↓ 肉戻して炒めて  ↓ お好みで具入れて炒めて、完成。 炒めて書きすぎて若干ゲシュタルト崩壊な心持ち、、 いやまあ、とりあえす

            『視点という教養』 a scope書籍化決定

            昨年僧院長が出演し、ジャパン・ポッドキャストアワード・ベストナレッジ賞を受賞しました大人気ポッドキャスト番組、 【 a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~】の書籍化が決定しました。  「a scope」は今最も注目されているポッドキャスト「コテンラジオ」の深井龍之介さんと、音声プロデューサーの野村高文さんをホストに、 物理学・文化人類学・仏教学・歴史学・宗教学・教育学・脳科学、各学問のトップランナーとの対話から、様々な視点を知り学びを深めていく教養番組でし

            ホロス宇宙塾 第4期 【ホロス十牛図】 

            世界のパラダイムシフトを予見し、観察し続けてきた知の巨人“谷崎テトラ”と、弘法大師空海の系譜に連なる新進気鋭の密教僧“松波龍源”が紡ぎ出す「新しい世界=ホロス宇宙」を考えるホロス宇宙塾。 第4期シリーズとなる今期は、ホロス十牛図と題しての全十回。 谷崎テトラと松波龍源による、霊的目覚めと魔境の旅、語り下ろし企画です。 第四期シリーズは、神道・密教・神智学・シャーマニズムなど、これまでの学びを振り返り、捨て去るための対話編。 谷崎テトラと 松波龍源 が「自分にとっての原点」

            一洛叉修行成満いたしました

            去る5月16日満月の日、毎年の恒例となっております僧院長による「真言念誦一洛叉」の修行が無魔成満いたしました。 真言念誦一洛叉の修行は「親近行」とも呼ばれるもので、お堂に籠もり、世俗との接触を断ってひたすらに本尊の真言を唱え続けることによって、本尊の三昧に入り、行者を生身の仏として立ち上げる為の修行です。  寳幢寺では毎年、国際的な仏教の祭日である「ヴェーサカー祭」の日(仏教暦2月の満月)に結願を迎えるように行っています。  期間中、一座2~3時間のお行を一日に基本的に

            5月7~16日 仏誕会参籠祈念法会を行います

            実験寺院寳幢寺では毎年5月頃、僧院長による参籠修行が行われています。 中国を経由した「東アジア仏教」のみは少し異なりますが、東南アジアやヒマラヤの仏教国では、それぞれの「仏教暦」の2月の満月の日に、釈迦牟尼仏陀の誕生と成道、そして涅槃を記念した大祭「ヴェーサーカ-」が執り行われています。 これは仏伝で「第二の月の満月の日」に、釈迦牟尼仏が生まれ、さとりを開き、そしてお亡くなりになった、とされていることからで、東アジア仏教はこれと異なり、4月8日が誕生日、2月8日がさとりの

            【AFLAd 2022】大根300本プロジェクト、ご参加・ご支援誠にありがとうございました!

            日本仏教徒協会とラトナファームが共催で行う恒例行事、 「Anti Food Loss Addons (AFLAd=アフラーダ)」 2022年の今年は第3回目となる大根300本プロジェクトを行いました。 フードロス問題を考える取り組みのひとつとして行っている当プロジェクト。 農家さんから託された300本の春大根を、お寺で祈願しお守りにして、皆さんにお配りしています。 プロジェクトに必要な費用は全てご寄付のみで運営することを目指し、遠方の方には送料もこちら負担でお送りしています

            【AFLAd 2022】大根300本プロジェクト収支報告

            収入ご寄付:¥73,666 (オンライン決済 Syncable ¥23,641 + 現金・振込¥50,025) 支出チラシ印刷:¥1,850 レンタカー費用 軽バン:¥6,779 レンタカー費用 軽バン:¥6,835 レンタカー費用 ハイエース:¥19,393 駐車場代:¥1,600 その他交通費:¥2,000 昼食代:¥9,000 大根送料 (14件):¥14,498 オンライン決済手数料:¥2,790 合計:¥64,745 差引合計¥8,921 余剰分はフードロス問

            【AFLAd 2022】 第3回 大根300本!!プロジェクト

            日本仏教徒協会とラトナファームが共催で行う恒例行事、 「Anti Food Loss Addons (AFLAd=アフラーダ)」今年もやります! 真剣に「愛のある農業」を実践しているラトナファームの大根を300本、仏教徒協会、寳幢寺のみんなで抜きに行って、欲しい方に配ります! 今年は4月3日(日)にラトナファームさんへ行き、春大根を収穫。 その数なんと、300本!! その日のうちに全ての大根に梵字を書いて寳幢寺にて祈願法要を行い、 「食べられるお守り」となった大根を欲しい

            道草を食って帰ろうVol.09【苦みが君を美しくする】

            春節や節分が過ぎると新年がやってきた感じがしませんか?僕はします。 まだまだ寒いですけど暦では立春から春が始まります。 そんな春のキーワードはデトックス! 冬の間に溜め込んだ毒を排出するのが1年で1番最初のテーマなんです。 排毒の食材も豊富に出揃うのがこの2月3月。 漢方薬膳の考え方では春の苦味がデトックスに効果的だと考えています。 まぁ雑草は大体が苦いか渋いかですから何かしらその辺りの草を食べてたらデトックスになるのかもしれません。 とは言え雑草には本気の毒草もあ